後半にようやく・・・走水沖のアジ

アングラー：小野信昭

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2022.3.10

後半にようやく・・・走水沖のアジ

「コマセ五目釣り、ご一緒にいかがですか?」と募って集まった面々とシースタイル艇で東京湾に浮かびました。
今回は横須賀・浦賀のサニーサイドマリーナ浦賀にてYAMAHAマリンクラブ・シースタイルのレンタルボートを借りました。

手前船頭のボート釣りでは魚が釣れるポイントを見つけられるかどうかが最重要課題であり、それが釣果の分かれ目となるのはいうまでもありません。
とにかく、魚の居場所を見つけなくては・・・と浦賀のマリーナを出航。

まずは本線航路を横断して金谷沖へ向かいました。というのも、付近一帯で釣れるブランドの金アジを釣りたかったからであり、魚群探知機を使って海中を探索するも良い反応をなかなか見つけることができません。

とりあえず、実績ポイントにてアンカーリングし、せっせとコマセを撒くことで魚を寄せる作戦にて実釣スタート。
しかしながら、アジが寄る気配がなく、カサゴが1尾釣れたのみ・・・。
続いて、竹岡沖の実績ポイントへ移動しましたが、ここでも不発。
再び本線航路を横断して観音崎沖へ移動しましたが、ここでも不発。
さらに猿島沖の実績ある浅場のポイントへ向かいましたが、ここでも不発・・・
皆さんの顔に諦めの表情が出始めました。さぁ困った・・・

ボート返却時間まで2時間を割ってしまいました。
最後の望みをかけて走水沖の実績ポイントへ向かいました。

ここでようやくサバがヒット、コマセ釣りらしい魚の登場に皆のモチベーションが一気にヒートアップしましたが、残念ながら後が続かずふたたび沈黙の海へ。

その後、やや深いポイントにてようやくアジの群れに遭遇。

25センチほどの中アジが入れ食いとなりました。
水深が深いこともあり、巻き上げ途中でアジの口元にハリが刺さったハリ穴が広がってしまいがちで、ボートへ抜き上げる際に口切れによってバラシが発生しやすいので要注意です。

残された時間は僅か…ということで皆さん懸命に数を伸ばそうと必死です

そしてボートのイケス内がどんどん中アジで満たされていきました。

約90分間の怒涛の入れ食いを堪能し、ボート返却時間の15時に間に合うようにマリーナへ向かいました。

帰港途中では皆、ニコニコ顔で会話が弾んでいます。

終わってみればザルには乗り切れないほどの中アジが揃いました

度重なるアンカーの上げ下げに苦労した面々の苦労が報われ、ホッとしました。

◆今回の使用したタックル&仕掛け類は以下のとおりです。
ロッド: リーオマスター真鯛AIR SS-270AGS
リール: シーボーグ200J
バッテリー: スーパーリチウム 11000WP
ライン: UVF PEデュラセンサー×4+Si²　2号 300メートル
テンビン: 快適天秤アーチ　1.8mm-40cm
ビシカゴ: シャベルビシ速攻III　L 60号
クッションゴム: Φ1.2mm 3cm
仕掛け: 市販仕掛け3本バリハリス2.5号　全長2.5m
エサ: コマセ、付けエサ共にオキアミ