アングラー:小野 信昭


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小野 信昭さんの記事
2017.8.20

三浦沖の欲張り釣行

釣りという趣味を持っていなかったら、ワクワクする機会はあるでしょうか?

少なくとも釣りをやっているおかげで、ワクワクする機会はずーっと増えて
いると思っています。

例えば、今回の釣行でのワクワクはまずこの景色から・・・

170715-b

三浦半島の佐原インターから野比海岸へ向かう途中の、海が見え始める瞬間の光景です。
何度も観る景色ですが、毎回この景色が見るたびにワクワクします。

そしてこの日、2回目となるワクワク感・・・それはボートの出航準備が整い、
波打ち際にてボートに飛び乗った瞬間に実感しました。

170715-a

今回は午後に用事があったので、実釣は正午までの3時間、勝負。

そんな短時間なのにキハダマグロとスルメイカの両方を狙うつもりの欲張りな私。

出航後、キハダマグロの存在を知らせるようなトリヤマは発生していないか?
イワシらしき魚群反応は存在しないか?  そんなことを気にしながら、
遥か沖合へ向けボートを進めました。

スルメイカが棲息する大陸棚付近に到着し、魚群探知機にてそれらしき反応を探します。
なかなか反応が見つからないので、水深110メートル付近にて一旦、ダメ元で仕掛けを
投入してみます。
投入器から勢いよくプラヅノが発射されていくのは何とも言えない快感です。

170715-c

案の定、スルメイカが着乗りするはずもなく、巻き落としやタナを広く探ってみても
一向に乗る気配なし。
水深を10メートル単位で深い方へボートを移動させ、スルメらしき反応を探って
行きますが、全然見つかりません。
スルメの反応を探しつつも、周囲にトリヤマが発生しないかキョロキョロします。

あっという間に1時間半が経過し、残り時間も1時間チョット・・・
頭の中を巡るのは” 二兎を追うものは一兎も得ず “という諺。

でも後半の1時間で、スルメの良い反応に出あうことができました。

仕掛けが着底する前に降下が止まり、スルメが乗ったような感触が竿先から手元に
届きました。この瞬間が本日3回目のワクワクです。
そして、待望の1パイ目をキャッチ。嬉し~!!

170715-d

スルメの移動が速いからか?  多点掛けが難しく、なかなか数を伸ばすことができません。
それでも夢中で反応を探し、疑わしい反応には仕掛けを投入しました。

よく乗った水深130メートルのポイントでは仕掛けの降下にそれなりの時間が
掛かるので、釣れたてのスルメをナイフで開き、船上干しにします。

結局、5ハイGETしたところでタイムリミットとなったので涙の沖揚がり。

170715-e

着岸後もボートを後片づけしている間、スルメを干し続け、片付けが終わる頃には
いい感じに干し上がりました。

170715-f

結局、キハダマグロはトリヤマすら見つけることができず、一度もキャスティング
することなく終わりましたが、また別の機会にチャレンジしたいと思います。

それにしても、スルメも1パイ目を釣るまでに時間が掛かり過ぎ、危うくキハダ
とともに共倒れするところでした・・・(^_^;)ヒヤヒヤ

ワクワクする機会も、ヒヤヒヤする機会も、釣りという趣味を持っていたから
味わえる刺激なのでしょうねぇ~(^_^;)

 

◆今回、使用したタックル&仕掛け類は以下のとおりです。

スルメイカ用タックル

ロッド: アナリスター ヤリイカ 175

リール: シーボーグ300MJ

バッテリー: スーパーリチウム 11000WP

ライン: メガセンサー 12ブレイド 3号 380メートル

仕掛け: MDスティック ミラー 14(シングル)6本 直結

オモリ: 120号

投入器: ダイワ イカヅノ投入器 6本 ピンク

 

なお、ボートフィッシングにおけるスルメのポイント探しについては以下のサイトにて紹介しています。

魚探メーカー・古野電気 Furuno Style 「スルメイカを追う vol.1」
Furuno Style 「  同    vol.2」 宜しかったらご覧ください。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを (^o^)/

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2017年06月 三浦沖のヒラメ
2017年05月 館山キス・マゴチ
2017年04月 三浦沖のムギイカ 西伊豆タイラバ
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