アングラー:小野 信昭


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小野 信昭さんの記事
2018.5.8

館山沖のオニ&アカムツ

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中深場の釣りでは本命以外にも様々なゲストがヒットするので楽しみな釣りのひとつです。

今回はオニカサゴをメインターゲットに据え、片テンビンの吹き流し仕掛けにサバの切り身をセットする釣りにて終日粘ってみました・・・といっても朝寝坊したので実釣時間としては5時間程度となってしまいましたが・・・

5月2日、10時頃に南房総・館山の浜辺に到着。
大急ぎでボートを組立て、長い砂浜を一生懸命運搬します。

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11時過ぎ、波打ち際にて膝まで水に浸かってボートに乗り込みました。

まだ水が冷たく、短パン姿だったことを後悔・・・

さっそく、目星を付けておいた水深80メートル付近へ向け、ボートを走らせます。

GPS魚群探知機の海図で等深線が密集している傾斜地にてスローダウン。

スパンカーを張り、船首を風上方向へ向け、実釣スタート。

今回は釣りそのものも楽しみだったのですが、新たなロッド(リーディング82 H-185MT)を使用することがとても楽しみでした。

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とにかく重量が軽く、メタルトップを採用した穂先で高感度設計となっているので、中深場から届く弱いアタリもしっかりキャッチしてくれるのでは?と期待が膨らみます。

片テンビンの吹き流し仕掛けでしたが、オモリが海底を叩く感触で海底底質を判別でき、また小魚によるエサへのちょっかいもバッチリ感じ取れ、実際の使用感は想像以上でした。

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80号のオモリを使用しましたが、ワンハンドでも誘い上げがラクに行なえます。

小型電動リール(シーボーグLTD 200J)にPE2号を巻いたことで潮流の影響が少なくすみ、前述した軽量化との相乗効果により、感度抜群です。

ロッドアクションを加えた直後にアタリが出たりすると、”釣れたではなく、釣った”を実感でき、歓びも倍増します。

今さらながら、ラインやタックル類の進化に感心しました。

小さなアタリをキャッチして釣れ上がったのはやはり小さなオニカサゴ(フサカサゴ)。

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軽量タックルでの中深場釣りの楽しさに夢中になっていると、やや強いアタリが訪れました。

「結構引くなぁ~もしや良型オニカサゴがヒットしたのか?」と慎重にヤリトリしながらタモに収まったのは想定外のアカムツ。

決して良型とはいえない30センチ級ながら、やはりアカムツはよく引く魚だと再認識するとともに嬉しいゲストの登場にほくそ笑む私。

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巻き上げ途中、宙層にてマサバもヒットしました。

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楽しい時間はあっという間に過ぎ去るもので、16時になったので沖上がり。

全体的に小ぶりの魚が多かったのですが、我が家の食卓には十分な量となりました。

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釣果のイズカサゴ、フサカサゴ、ウッカリカサゴ、アカムツ、ワニゴチの5種でさっそく寿司を握りました。

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続きまして、同じ魚種にてさつま揚げ、そして、マサバは〆サバにしました。

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自分でいうのもなんですが・・・いずれも激ウマで、釣りという趣味を持っていて良かった~と感じる瞬間でした。

こんな感じで、少量の釣果でも手間を惜しまず料理してみると、至福のひと時が味わえるので最高です。

朝寝坊してでも、出掛けて良かった~と実感しました。

 

なお、当日の実釣シーンを1分間に編集した動画がありますので、宜しかったらご覧ください。

 

◆今回のタックル&仕掛け類は以下のとおりです。

ロッド: リーディング 82 H-185 MT

リール: シーボーグ LTD 200J

バッテリー: コードレス・スーパーリチウム BM2600

ライン: 棚センサーブライト+Si 2号 300メートル

テンビン: 快適天秤 スピード Φ1.4-250

オモリ: 快適船シンカーS 80号

仕掛け: 市販オニカサゴ仕掛け 幹糸6号、ハリス6号、2本バリ、全長2メートル

エサ: サバの切り身

 

◆ボートフィッシングにおけるオニカサゴのポイント探しについては以下のサイトにて紹介しています。

魚探メーカー・古野電気 Furuno Style 「魚に逢いたくて」

「オニカサゴを追う vol.2」  「オニカサゴを追う vol.1」 宜しかったらご覧ください。

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ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを (^o^)/

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2018年05月 館山オニ&アカムツ
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2015年03月 桜鯛を求めて 城ヶ島メバル 初めまして