アングラー:小野 信昭


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2015.4.13

平塚沖のシロギス

相模湾平塚沖(神奈川県)へシロギスを求めて浮かびました。

今シーズン、初となるシロギスねらいに胸ときめかせ、各種仕掛けやエサを買い揃えて、いざ出陣。

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朝8時半すぎに平塚フィッシャリーナを出航し、まずは西の方角へ針路をとります。
というのも、ここ数日の寒さと雨により相模川から大量の冷水と濁りが海に流出していると考え、それを避けようと思ったからです。

潮位観測塔(平塚沖総合実験タワー)の西側、水深20メートル付近にて実釣スタート。
スパンカーを使ったエンジン流しにてボートを少しずつ流しながら、広範囲をさぐります。
しかしながら、アタリがないままあっという間に30分が経過します。

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魚群探知機の水深表示を見ながら5メートル刻みで流すポイントを変えてみました。深い方は水深35メートルまで、そして浅い方は5メートルの超浅場にまで探り、丹念にキャストを繰り返しましたが一向にアタリなし。

冷たい濁り水が大量に流れ込む相模川河口からもっと離れるべき・・・と考え、大磯沖まで足を伸ばしましたが、状況は変わりません。

竿をシェイクして海底のオモリで砂煙を上げたり、何もしないで放っておいたり、エサの長さを変えたり、船外機のエンジンを切ったり・・・考えられることをすべてやりましたが全然ダメ。沈黙の海のままで、時間だけが過ぎていきます。

11時を過ぎた頃、小さなアタリをキャッチし、釣れ上がったのはメゴチ。本命ではなかったものの、嬉しかったぁ~。

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そして11時半過ぎ、水深30メートル付近にてようやく本日初となる記念すべきシロギスが釣れ上がった\(^o^)/ヤッター!

シロギスを釣って、こんなにも嬉しかったのは、初めて釣った小学生の時以来かも。

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今日は13時に沖上がりを予定していたので、残された時間は90分。

数を伸ばしたいと思い、竿を2本出すことに。1本はキャストして広範囲を探るためのテンビン仕掛けのスピニングタックル、そしてもう1本は胴突き仕掛けによる置き竿での船下狙いの両軸リールタックルです。

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1尾釣れ上がった付近を丹念に攻めますが、ポツリ、ポツリと釣れるだけで、なかなか数が伸びません。

それでも、繊細な穂先を持つ軽量ロッドにてシロギスを掛けると小気味いい引きを堪能でき、1尾、1尾とのヤリトリが楽しめました。

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釣果は、リリースしたピンギスを除くと、これだけ・・・それも2名分です(^_^;;;)

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こういう厳しい日を経験すると、自然相手の遊びだということを再認識できるし、自分なりにいろいろ攻略を考えるので、何も考えずに入れ食いを経験すよりも良かったのかな~なんて強がってみたり・・・

魚影の濃さでは定評のある平塚~大磯界隈なので、水温が上昇して安定するゴールデンウイーク以降ならば数、型ともに満足のいく釣果が得られるはずです。

今回使用したタックル&エサは以下のとおりです。

キャスティング
ロッド: ライトゲームXV S-150
スピニングリール: フリームス 2500
ライン: 棚センサーブライト+Si 0.8号 200メートル

船下狙い
ロッド: ライトゲームXV S-180
両軸リール: スパルタン TW
ライン: 棚センサーブライト+Si 1号 200メートル

エサ:  ジャリメ  アミノX リアルベイトイソメ

 

なお、相模湾には「遊漁に関する申し合わせ事項」として以下の取り決めが存在します。

「相模湾(葉山町地先から湯河原町地先)では、9から12月の間はキス釣りをしないようにしましょう」

 

なお、平塚フィッシャリーナの利用方法につきましては、当方のホームページ内のコンテンツ「平塚フィッシャリーナ」に記載してありますのでご覧ください。

 

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ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを  (^o^)/