アングラー:小野 信昭


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2015.12.3

ハギマスター2015

ハギマスター2015の報告です・・・といっても、大会そのものの報告というよりも
参戦記になってしまいますがご容赦下さい。
ハギマスター2015公式ホームページ

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参戦記の前に「ハギマスター」について少々説明をさせて頂きます。
このイベントは19年前にスタートし、今回で20回目を迎えますが、回を重ねるごとに規模が
どんどん大きくなり、現在では300~400名規模で、国内屈指の釣り大会となっています。
元々はプレジャーボートによるカワハギ釣り大会でしたが、昨年からは遊漁船(丸十丸)での
個人参加も可能になりました。
プレジャーボート部門のルールはカワハギ4枚の全長合計をチーム(上限4名)毎に競い合うもので、
遊漁船部門のルールはチームではなく個人個人で競い合うことになります。

なお、このイベントはリビエラリゾートおよびハギマスター有志実行グループが運営しており、
神奈川県や三浦市から後援を頂くとともに、グローブライド DAIWA にも企画協力を頂いています。

ちなみに不肖ながら私も有志実行グループの一員として活動しており、ここ数年、午前中は
愛艇・友恵丸を操船し、選手として競技に参加し、午後は表彰式パーティーの司会をやらせて
頂いております。こんな2足のワラジを履いた私の参戦記ですが、どうかお付き合いください。

当日は北東からの風が強く、とても小さな私のボートでは沖へ行けず、浅場での勝負に挑みました。

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開始早々に同乗者の小久保領子ちゃんが27センチ級をゲット。今年はもしかしたら・・・
と期待が高まりましたが・・・後がなかなか続きません。
険しい岩礁地帯を攻めていたので、根掛かりが頻発するわ、ベラやキタマクラの猛攻に遭うわ・・・
で、さんざん苦しめられました。

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それでも何度かポイントを変えたことで、私にも26センチ級が2枚釣れました。

4枚の合計全長で競うのであと1枚、同様のサイズを釣って、なんとか合計100センチを超えたい
ところですが、釣れ上がるのは15センチ級ばかりで、なかなか型に恵まれません。

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それでも、後半には日が高くなったからか? カワハギの活性も上がり、また、領子ちゃんの調子が
上向いてきたので、このまま粘っていれば良型が飛び出しそうな予感がしていたのですが、

実は私が表彰パーティーの事前打ち合わせに出席する必要があるので10時過ぎに涙の納竿・・・
後ろ髪を引かれる思いで沖上がりしました。

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検量所にて計測してもらうと、我がチーム「友恵丸」の記録は4枚の合計全長が981ミリでした。

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カメラに向かってピースサインしているものの、笑顔になりきれない私がいます・・・

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上位入賞者に手渡されるカワハギのブロンズ盾、「あぁ~今回も手に入らないのか~」と、ため息が出ました。

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気持ちを切り替え、表彰パーティー。司会進行は頼れるMC、石田江利さんにおんぶに抱っこでスタート。

今回もエントリー費の一部を神奈川県栽培漁業協会へ、そして釣果のカワハギを特別養護施設に寄付したり。
フラガールによるダンス披露やミュージシャンによる音楽、お魚芸人ハットリ君、さらに海上保安庁による安全講習・・・など盛りだくさん。

そしていよいよ、お待ちかねの順位発表。 (司会進行をやっていたので写真がぜんぜん有りません。すみません)

順位はコチラ→「ハギマスター2015 結果発表」をご覧ください。

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ちなみに我がチーム「友恵丸」の順位は16位でした。

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レディース賞では領子ちゃんが3位に入りましたが、同順位が3名いて、ジャンケンで5位に・・・(^_^;)

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プレジャーボート部門の上位3チームの皆さんです。(遊漁船部門の画像がありません。申し訳ありません。)

とにもかくにも、今回も無事イベントを終えることができたのは参加の皆様の協力があったからに他なりません。
この場を借りまして御礼申し上げます。
また、いつも裏方としてイベント運営にボランティアとして協力して下さるスタッフの皆様、本当に有難うございました。

 

ハギマスターおよびキスマスターでは漁業者(含む、遊漁船業者)とプレジャーボートが健全な関係を維持し、
この豊かな三浦の海で共存していけるように、今後もルールやマナーを守ることと安全啓発活動を持続し、
イベントを行っていきますので、何卒よろしくお願い致します。
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【最後に】
当日の三浦半島周辺海域では「ハギマスター2015」のほかに同じくカワハギ狙いの「新米杯」が開催されました。
片やプレジャーボートが主体のイベントであり、片や遊漁船によるイベントです。
同じカワハギを狙うということから釣り場がバッティングすることも考えられましたが、
「新米杯」の遊漁船船長の皆さんがハギマスター参加のプレジャーボートへの配慮を心掛けてくれたお蔭で
事故やトラブルもなく終えることができました。 この場を借りて厚く御礼申し上げます。

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