アングラー:小野 信昭


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小野 信昭さんの記事
2017.7.27

平塚沖の中深場五目

中深場の釣りではさまざまな魚がヒットします。

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アタリやヒキからヒットした魚種を推測するのも楽しみの一つであり、
魚が水面下に姿を見せるまでの間、ワクワク感が持続することが
この釣りの醍醐味かもしれません。
そんな釣りをやりたくて久しぶりに平塚フィッシャリーナを訪問しました。

出航準備が整ったのは9時過ぎ。ご覧のとおり、港内の海水の色は真っ茶色。
一抹の不安を感じつつも、久々の中深場釣りにワクワク感MAXで出航しました。

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沖合へ向けてボートを走らせ10分ほど経つと、海は茶色から青へと変わり、
ホッと胸を撫で下ろすとともに”夏らしい海”の光景に気分もウキウキです。

魚群探知機にて水深をチェックしながらボートを進め、150メートルに達した
付近で、海底に変化のある場所を探します。
ようやく見つけた急傾斜地の途中にある踊り場のような場所にて実釣スタート。

ハリに付けたサバの切り身が海底付近を漂うように演出したいのですが、
底潮が流れているかはわからないので、ロッドをあおって一旦、付けエサを
浮き上がられ、自然落下するようにゆっくり降下させるように演出します。

やがてアタリが届き、軽くロッドを起こして合わせを入れつつ巻き上げを
スタートするとそれなりの重量感と引きが手元に届いてきました。

アタリ、重量感、引き・・・など、様々な情報から何がヒットしたのか?を
推測するのがとても楽しく、水深が深く巻き上げ時間が掛かる釣りほどその
正体が判るまでに時間が掛かるので、その分、長く楽しめます。

残り50メートル位まで巻き上げたところで、細かなバイブレーションのような
引きに変わりました。

もしや、と思って水中を覗き込みながら巻き上げ続けると水面近くにてラインが
横方向に走り出し、その正体がサバだと判明。そして無事にランディング。

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サバの切り身を使っての中深場での底物狙いだったのに・・・サバかぁ~と
微妙な気分だったが、用意した切り身を使い切った際にはこのサバが使えるので
ラッキー!と前向きに考えることにして、エサを付け直して再投入。

次にヒットしたのは、同海域での定番のゲスト、ユメカサゴ。
この魚、美味しいのですが、小型のものが多くヒットします。
幸いにも浮き袋がない魚なのでリリースすると潜って行ってくれるのであまりに
小さなものはリリースを心掛けました。
それにしても、ユメカサゴばかりが釣れ上がり、なかなか他の魚がヒットしません。

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近くに浮かんでいた仲間のボートに釣況を聞いても、「サバやユメカサゴばかり」
とのこと。

そこで水深170メートルへ移動すると、ようやくドンコ(標準和名チゴダラ)がヒット。

さらに、ウッカリカサゴも釣れ上がり、イケス内が賑やかになり始めました。
こんな感じでいろいろ釣れるのが中深場の釣りの面白さですが、残り時間が短くなる中、
1尾くらいは俗にいう高級魚を釣りたいなぁ~と、竿先を見つめていたら、
少し良いアタリが届きました。
ワクワク感MAXにてリールを巻いて、釣れ上がったのがコチラの魚!!

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わかりますか~? ” アラ ” という名の魚で、一部では幻の魚とも言われている高級魚です。
でも、釣れ上がったのは25センチほどのミニミニサイズで、俗にいう小アラです。

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なので、お決まりのお菓子、” コアラのマーチ ” と小アラを並べて記念撮影。

「えっ、なんで ” コアラのマーチ ” をボートに積んでいるの?」という疑問を
お持ちになられたかもしれませんが、実は今日の本命は小アラだったのです。

小アラが釣れた時のことを考え、あらかじめこのお菓子を買っておいたのです。

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なので、大きなアラを釣ってしまわないよう、小アラ狙いで頑張りました・・・v(^_^;)

という訳で、この1尾に満足して沖上がり。

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釣果はアラ、ユメカサゴ、ウッカリカサゴ、チゴダラ、マサバの五目を達成しました。

 

 

■ 今回の中深場釣りの動画です。(映像は約2分間です)
宜しかったらご覧ください。
(画面右下の設定ボタンにて高画質にてご覧頂けます)

 

 

◆今回、使用したタックル&仕掛け類は以下のとおりです。

ロッド: メタリア 中深場 82MH-185

リール: シーボーグ300MJ

バッテリー: コードレス・スーパーリチウム BM2600

ライン: メガセンサー 12ブレイド 3号 380メートル

テンビン: 快適天秤 スピード Φ1.4-250

仕掛け: オニカサゴ用市販仕掛け

オモリ: 120号

エサ: サバの切り身

 

◆ボートフィッシングにおける中深場のポイント探しについては
以下のサイトにて紹介しています。
魚探メーカー・古野電気 Furuno Style 「魚に逢いたくて」「深場 vol.1」

宜しかったらご覧ください。

 

◆平塚フィッシャリーナの利用方法につきましては、当方のホームページ内の
コンテンツ「平塚フィッシャリーナ」に記載してありますので宜しかったらご覧ください。

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ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを (^o^)/

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2017年07月 平塚沖の中深場五目
2017年06月 三浦沖のヒラメ
2017年05月 館山キス・マゴチ
2017年04月 三浦沖のムギイカ 西伊豆タイラバ
2017年03月 西伊豆コマセダイ 葉山タイラバ 外房ヒラメ 大磯キンメ 南房総五目 金谷金アジ 女子会 葉山沖
2017年02月 平塚中深場五目 芦名アマ・オニ 剣崎アジ 館山中深場五目
2017年01月 佐島アマ・オニ 館山オニカサゴ 平塚シロギス・アマダイ
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2016年10月 東京湾マダイ  剣崎カワハギ  外房ヤリ・スルメ・鯛
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2016年08月 秋田男鹿マダイ 剣崎・水中カワハギ
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2016年06月 南房イサキ 城ヶ島サビキ釣り 外房マダイ 北陸五目釣り
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2015年03月 桜鯛を求めて 城ヶ島メバル 初めまして