アングラー:小野 信昭


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小野 信昭さんの記事
2017.12.15

紅牙タイラバカップ in 東京湾

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マダイは日本人の文化と最も深い関わりがある魚ではないでしょうか?
姿形も美しく、お祝い事に用いられ、当然のごとく釣り人からも人気が高いターゲットとなっています。

ビシマ、シャクリ、コマセ釣り、完全フカセ、サビキ釣り、泳がせ釣り、タイラバ、一つテンヤ・・・など各地で様々な釣法が確立されていますが、今回はこの中からラバージグを用いる釣法、通称”タイラバ”での釣り大会参戦レポートとなります。

西日本では古くから盛んに行なわれているタイラバも関東ではまだ歴史が浅いのですが、今回、DAIWA主催で東京湾では初となるタイラバ大会が開催されると知り、大喜びして出場申し込みを行ないました。というのも、私、このタイラバという釣りが大好きだからです。

大会は金沢八景の弁天屋と野毛屋がそれぞれ1隻ずつ船を出して行なわれますが、私の乗船は弁天屋に割り振られました。

普段はマイボートで気ままな釣りを楽しんでいるので、この大会への出場を決めてからというもの何か落ち着かない日々が続きました。

特に大会前夜なんかは興奮してほとんど眠れずに本番を迎えることに・・・

大会なので独特の張り詰めた空気が流れているかと思いきや和やかな雰囲気で、皆さん何だかこの東京湾での初めてのタイラバ大会を待ち望んでいたかのように思えました。

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平潟湾を出たあたりで弁天屋と野毛屋の2船が合流し、同時に大会の火蓋が切って落とされ、それぞれの釣り場へ向け、船が動き出しました。

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私が乗る弁天屋の船は観音崎方面の水深40メートル前後のポイントにて実釣スタート。

今にも雨が降り始めそうな曇天で、西寄りの風も強く、マイボートだったら出航しないような状況でしたが、そこは大きな遊漁船なので安心して釣りが楽しめます。

早々に右舷後方にて何やら大物がヒット。多くの参加者の視線が注がれる中、大ダイが取り込まれ、船上のボルテージが一気に上がりました。

その数分後に私にもアタリが届いてフッキングにも成功。ストロークが長い強烈な引きにマダイを確信し、慎重なヤリトリの末、タモに収まったのは2キロ級の本命マダイ(後計量2.2kg)。先ほどの大ダイに較べれば見劣りするけど、それでも立派な本命なので思わず顔がほころびます。

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船中、ポツリポツリとマダイが取り込まれ、私もサイズアップを目指して真剣モード。

願いが通じたのか?再びアタリが届き、先ほどよりも強い引きを楽しませてくれたのはサイズアップの本命マダイ(後計量3.05kg)ヤッター!

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時合なのか? ほぼ同時に、あちこちで竿が曲がり、マダイが取り込まれていました。

しかしながら、そんなチャンスタイムも30分ほどで終わり、後半は失速状態に・・・。

気になるのはもう一つの船(野毛屋)の状況。でも近くに浮かんでいなかったので状況がぜんぜん掴めません。

マダイの食いが止まり、ホウボウやイナダなど本命以外の魚が取り込まれるものの、最後は盛り上がりのないまま定刻となりストップフィッシング。

野毛屋の桟橋に2隻が集結して表彰式が行われ、入賞者は以下のとおりとなりました。

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左から第3位・橋口さん(2kg)、優勝・下里さん(3.6kg)、準優勝・小野(3.0kg)、右端は紅牙開発者で大会発起人のDAIWA古谷さん

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入賞者へはグローブライド製の高級自転車やクーラーボックス、船バッグ等が、そして参加者全員に様々なプレゼントがありました。

タイラバはジグをフォールさせて着底するやいなや一定のスピードで巻き上げに移行するのが基本で、その「タッチ&ゴー」が肝になります。
また、前アタリがあっても合せることなく一定のスピートで巻き続けることが大切で、そういった意味でもジョグパワーレバーを有する電動リールの活用が全てのアクションを片手で行えるので大変重宝します。私は今回、シーボーグ200J-DHを使用しました。
なお、ジグヘッドはボートでのドテラ流しを想定して作られた紅牙カレントブレーカーを使用しました。他のジグヘッドに較べるとシルエットが大きくなりますが、ライバルが多い中でも目立ってくれるのとその動き方が今回の状況にマッチしてくれたものだと自分なりに分析しています。
とはいえ、まだまだ分からないことの多いタイラバ、来年の大会に向け、ますます楽しみながら精進して行きたいと思っています。

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右下のジグヘッドが今回活躍してくれた紅牙カレントブレーカーです

東京湾での初めてのタイラバ大会、なごやかな雰囲気でとても楽しめました。
大会参加の皆さん、運営スタッフの皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。

 

なお、釣ったマダイは美味しく頂きました。

まずは西京焼き。

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そして、塩麴焼き。
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頭の煮付け
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◆今回、使用したタックル&仕掛け類は以下のとおりです。

ロッド:紅牙 X 69XHB

リール: シーボーグ200J -DH

バッテリー: コードレス・スーパーリチウム BM2600

ライン: メガセンサー 12ブレイド 0.8号 200メートル

リーダー: ディーフロン船ハリス 4号 4メートル

ルアー: 紅牙 ベイラバーフリー カレントブレイカー ホロオレンジ 100g

 

◆なお、12月15日発売の隔週刊つり情報にも「東京湾で初のタイラバ大会」という記事が載っています。

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ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを (^o^)/

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2017年11月 紅牙タイラバカップin東京湾
2017年10月 岩井アオリイカ 三浦カワハギ
2017年09月 外房・南房カンパチ 館山ライト深場
2017年08月 佐渡島シロギス
2017年07月 三浦アジ 葉山ライトコマセ 富津タチウオ 三浦欲張り釣行 平塚中深場五目
2017年06月 三浦沖のヒラメ
2017年05月 館山キス・マゴチ
2017年04月 三浦沖のムギイカ 西伊豆タイラバ
2017年03月 西伊豆コマセダイ 葉山タイラバ 外房ヒラメ 大磯キンメ 南房総五目 金谷金アジ 女子会 葉山沖
2017年02月 平塚中深場五目 芦名アマ・オニ 剣崎アジ 館山中深場五目
2017年01月 佐島アマ・オニ 館山オニカサゴ 平塚シロギス・アマダイ
2016年12月 駿河湾アマダイ 外房マダイ 東京湾マダイ 平塚沖のアマダイ 葉山アマダイ
2016年11月 外房ヒラマサ 三浦アラ 三浦アオリ ハギマスター 東京湾マダイ 剣崎カワハギ 駿河湾シロアマ
2016年10月 東京湾マダイ  剣崎カワハギ  外房ヤリ・スルメ・鯛
2016年09月 南房・館山の五目 南房総のイサキ 城ヶ島アジ 東京湾マダイ 外房泳がせ釣り 富浦・水中カワハギ
2016年08月 秋田男鹿マダイ 剣崎・水中カワハギ
2016年07月 城ヶ島夏スルメ 東京湾タチウオ 茅ヶ崎沖深場五目
2016年06月 南房イサキ 城ヶ島サビキ釣り 外房マダイ 北陸五目釣り
2016年05月 木更津シロギス 外房ヒラマサ 大磯深場五目 館山キス&ヒラメ 大磯深場五目
2016年04月 南房クロムツ・ヒラメ 平塚~茅ヶ崎シロギス 西伊豆桜鯛
2016年03月 葉山シロギス 西伊豆マダイ
2016年02月 館山クロムツ 外房タイラバ 西伊豆マダイ→イサキ 南房イサキ
2016年01月 外房(小)アラ 平塚アカムツ 外房マダイ→ヒラメ 館山クロムツ 久里浜マダイ
2015年12月 駿河湾白アマ 外房ヒラメ 葉山アマダイ・マダイ 平塚アマダイ 平塚アマダイ 勝浦マダイ→ブリ
2015年11月 富山湾五目 ハギマスター 富津イイダコ 城ヶ島マダイ 茅ヶ崎アマダイ 小名浜アイナメ
2015年10月 外房ヒラメ 平塚アマダイ 外房カマス
2015年09月 北海道 室蘭 根魚  館山カワハギ 館山オニカサゴ 南房総イサキ 北海道(カレイ&ブリ)
2015年08月 青森ワラサ 十三湖ワラサ&マダイ  平舘沖マダイ
2015年07月 城ヶ島スルメ 茅ヶ崎スルメ 四国マダイ
2015年06月 剣崎アジ 外房イサキ 茅ヶ崎シロギス 明石タイ&タコ
2015年05月 館山マゴチ 剣崎カタクチイワシ 西伊豆コマセ五目 平塚キス&ギス
2015年04月 剣崎アジ 西伊豆マダイ 外房ヤリイカ Boat Show 西伊豆マダイ 西伊豆タイラバ 平塚シロギス
2015年03月 桜鯛を求めて 城ヶ島メバル 初めまして