アングラー:小野 信昭


BLOG TOP 小野 信昭の記事一覧
小野 信昭さんの記事
2017.1.9

平塚沖のシロギス・アマダイ

2017年 明けましておめでとうございます。
本年もボートフィッシングを中心とした簡単な釣行レポートを書いていきますので宜しくお願い致します。

初釣りは今年1年の釣りを占う意味でも大切な釣行・・・なんて大袈裟なことを考えていたのは数年前まで。
ここ数年、 初釣りは ” 基本に立ち返る ” をテーマに取り組み続けています。カッコイイー!!

本当のことを言うと、ここ数年なぜか? 毎年年末に向け” 釣り運 “が下がってしまう傾向があり、
そのスランプから脱却するため、初釣りは基本に立ち返らざるを得ない・・・というのが事実なのです・・・(^_^;)

私のボートフィッシングの原点はシロギス狙いなので、2017年の初釣りのターゲットはシロギスに決定!!

170102-d
シロギスが1尾釣れるたびに感動していたあの当時のことを思い出せれば・・・という期待もありました

初釣りは1月2日に解禁直後の相模湾のシロギスを求めて湘南・平塚へ向かうことにしました。

170102-f
相模川沿いにある釣船街には大漁旗が飾られ、正月らしい光景だったので思わず停車し、マイボートとともに記念撮影

170102-a
出航場所はいつもの ” 平塚フィッシャリーナ ” ですが、到着が遅かったので既に多くのボートが出航した後でした

そそくさと準備を済ませ、8時半過ぎに桟橋を離岸しました。
まずは南西方向にボートを進め、水深10メートルに達した所にて実釣スタート。

170102-e
軽くキャストし、オモリが着底したらイトフケを取り去り、アタリを待ちます。
アタリが無いので竿先を揺さぶったり、リールを少し巻いてエサに動きを与えたり・・・
それでも一向にアタリがありません。さらに四方八方へ仕掛けをキャストしても音沙汰なし・・・

やむなく水深20メートル付近へ移動し、再び四方八方へ仕掛けを投げ入れますがそれでもダメ。

さらに水深30メートル付近へ移動しました。
もうこの水深になると、キャストして仕掛けを手前に引いて来るというより、
ボートを流しながら広範囲を探る方が効果的。
幸いにもスパンカーを使った流し釣りに適した風(一定方向からの一定の強さの風)が吹いていたので、
少しずつ水深が深くなる方へ流しながら探っていきました。しかしながら全然ダメ。

「神奈川県の遊漁に関する申し合せ事項」では葉山町から湯河原町までは9月~12月がシロギスの禁漁期間。
つまり、1月1日から解禁となる訳ですが、解禁直後だというのに全然釣れないこの状況はいったい・・・
そういえば、ここ数年、1月から3月まではシロギス狙いの遊漁船もすっかり姿を消し、別の釣り物を狙うように
なっていたっけなぁ~そんなことを考えながらも、シロギスは何処かに居るはず・・・と根気よく探りました。

初めてアタリが届いたのはナント、水深42メートル!!
リールの巻き上げはがとても軽く、小物がヒットしたことは容易に想像できましたが、弱い引きながらも
シロギスっぽいその引きに期待しリールをゆっくり巻くと、水面下に小さなシロギスが見えてきました。

170102-b
「お前、こんなに深いところにいたのか!!」なんて独り言をいいつつ、シロギスをマジマジ見ました

時計を見たら既に実釣開始から2時間が経っていました。
大急ぎでエサを付け直して仕掛けを再投入するも、後がまったく続きません。

ボートは水深50メートルまで流れたところで、ついにシロギスを断念。アマダイ狙いに切り替えることにしました。

幸いにも、小型のアカアマダイがすぐ釣れ、「シロギスよりもアマダイの方が簡単なの?」と自問自答することに。

その後も同サイズのアカアマダイを1尾追釣しましたが、南西からの風が吹き始め、一気に強まったので一目散に
陸地を目指しました。

着岸後、海上にて食べ損なった紅白の大福と釣果を並べて記念撮影。

170102-c
貧果ですが”赤”アマダイ、”白”ギスが釣れたので、大福の色と揃えることができたことで自分自身を納得させました

2017年の初釣りは約3時間という短い時間になってしまいました。
その3時間の中で、シロギス1尾を釣るのに2時間もかかってしまうなんて・・・

東京湾ではシロギスが釣れ盛っているというのに相模湾はどうなっているの~
まぁ、来る時が来れば釣れ始めるとは思うのですが、大好きな相模湾なので少々気になりますが・・・

 

◆今回、使用したタックル&仕掛け類は以下のとおりです。

【シロギス釣り】

ロッド: ライトゲームXV S-180

スピニングリール: フリームス 2500

ライン: 棚センサーブライト+Si 0.8号 200メートル

テンビン: 片テンビン(腕長10cm)

オモリ: 10号~20号

仕掛け:市販の シロギス用仕掛け

エサ: ジャリメ

 

【アマダイ釣り】

ロッド: リーディング 73 MH-200・W

リール: シーボーグ200J -DH

バッテリー: コードレス・スーパーリチウム BM2600

ライン: 棚センサーブライト+Si 2号 300メートル

テンビン: 快適天秤 スピード Φ1.4-250

オモリ: 快適船シンカーS 50号

仕掛け: 自作のアマダイ仕掛け 幹糸3号、ハリス3号、2本バリ、全長2メートル

エサ: オキアミ

 

◆ボートフィッシングにおけるシロギス、アマダイのポイント探しについては以下のサイトにて紹介しています。

魚探メーカー・古野電気 Furuno Style 「魚に逢いたくて」

「シロギスを追うVOL.2」

「アマダイを追う vol;.3」  「同左 vol;.2」  「同左 vol;.1」 宜しかったらご覧ください。

◆平塚フィッシャリーナの利用方法につきましては、当方のホームページ内の
コンテンツ「平塚フィッシャリーナ」に記載してありますので宜しかったらご覧ください。

 

—————————————————————————————-

ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを (^o^)/

—————————————————————————————-

2017年01月 平塚シロギス・アマダイ
2016年12月 駿河湾アマダイ 外房マダイ 東京湾マダイ 平塚沖のアマダイ 葉山アマダイ
2016年11月 外房ヒラマサ 三浦アラ 三浦アオリ ハギマスター 東京湾マダイ 剣崎カワハギ 駿河湾シロアマ
2016年10月 東京湾マダイ  剣崎カワハギ  外房ヤリ・スルメ・鯛
2016年09月 南房・館山の五目 南房総のイサキ 城ヶ島アジ 東京湾マダイ 外房泳がせ釣り 富浦・水中カワハギ
2016年08月 秋田男鹿マダイ 剣崎・水中カワハギ
2016年07月 城ヶ島夏スルメ 東京湾タチウオ 茅ヶ崎沖深場五目
2016年06月 南房イサキ 城ヶ島サビキ釣り 外房マダイ 北陸五目釣り
2016年05月 木更津シロギス 外房ヒラマサ 大磯深場五目 館山キス&ヒラメ 大磯深場五目
2016年04月 南房クロムツ・ヒラメ 平塚~茅ヶ崎シロギス 西伊豆桜鯛
2016年03月 葉山シロギス 西伊豆マダイ
2016年02月 館山クロムツ 外房タイラバ 西伊豆マダイ→イサキ 南房イサキ
2016年01月 外房(小)アラ 平塚アカムツ 外房マダイ→ヒラメ 館山クロムツ 久里浜マダイ
2015年12月 駿河湾白アマ 外房ヒラメ 葉山アマダイ・マダイ 平塚アマダイ 平塚アマダイ 勝浦マダイ→ブリ
2015年11月 富山湾五目 ハギマスター 富津イイダコ 城ヶ島マダイ 茅ヶ崎アマダイ 小名浜アイナメ
2015年10月 外房ヒラメ 平塚アマダイ 外房カマス
2015年09月 北海道 室蘭 根魚  館山カワハギ 館山オニカサゴ 南房総イサキ 北海道(カレイ&ブリ)
2015年08月 青森ワラサ 十三湖ワラサ&マダイ  平舘沖マダイ
2015年07月 城ヶ島スルメ 茅ヶ崎スルメ 四国マダイ
2015年06月 剣崎アジ 外房イサキ 茅ヶ崎シロギス 明石タイ&タコ
2015年05月 館山マゴチ 剣崎カタクチイワシ 西伊豆コマセ五目 平塚キス&ギス
2015年04月 剣崎アジ 西伊豆マダイ 外房ヤリイカ Boat Show 西伊豆マダイ 西伊豆タイラバ 平塚シロギス
2015年03月 桜鯛を求めて 城ヶ島メバル 初めまして