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小野 信昭さんの記事
2016.04.07

西伊豆沖の桜鯛(タイラバ)

1月下旬から始まった私のマダイ釣りの長~いトンネル・・・

途中、別ターゲットの釣行もあったので、マダイだけを狙い続けていたわけ
ではありませんが、とにかくこの2ヶ月半もの間、マダイにフラれっぱなし・・・

「おかしいなぁ~? 昨シーズンはコンスタントに釣っていたのに・・・」と、
自分の腕前を棚上げして、あたかも「今年は海がおかしい」と言わんばかりに
釣れない原因を「自然相手の遊びだから!」と、結論づけてみたり。

でも、春が近づくにつれ、言い訳が通用しない状況になってきました。
FaceBook等のSNSにてマダイの好釣果を目にする機会が増えてきたためです。

他人は他人、自分は自分・・・釣りの楽しみは釣果の追求だけではないはずだ!
もっとプロセス全体を楽しまなくちゃね!なんて自分に言い聞かせてみても
やはり気になってしまうのは他人の釣果・・・釣り師の性(サガ)なのでしょうか?

とにかくトンネルを抜け出すためには、走り続けるしかない・・・
今度こそマダイに逢いたい・・・いや、今度こそマダイを仕留めてやる!
そんな想いを胸に、マイボートを積んだ車で西伊豆(静岡県)を目指しました。

朝8時半、出航準備が整い、人気のない砂浜からボートをゆっくり漕ぎ出し、出航。160403-b
沿岸部の山々で白っぽく見えるのは満開の桜で、この時季ならではの光景です

真っ先に向かったのは過去に良い思いを味わったことのある実績ポイントです。
釣り場は水深60メートル程、砂地に根が点在し、マダイの格好の寄り場と
なっている一級ポイントです。

既に先着のボートが数艇、コマセ釣法にてマダイを狙っていたので邪魔に
ならないよう距離を確保するとともに、潮下とならない位置にて停船しました。
スバンカーを張って舳先を風上に向け、潮に乗せてボートを流します。

早速、仕掛けを降下させますが、私は今回コマセ釣法ではなく、ラバージグを
使ったいわゆるタイラバ釣法にてマダイに挑みます。

タイラバ釣法は道具立てがシンプルなうえ、コマセや付けエサの管理が必要ないため、
マイボートフィッシングにおいては手軽にマダイが狙える釣法だからです。
でも、釣れるかどうかは別問題です。

気になるのはコマセに誘惑されている同海域のマダイ達をラバージグにて攻略できるのか?
という不安、そして、もしかしたらタイラバだからこそ大当たりするかもという期待・・・

開始から1時間が経った頃、近くに浮かんでいたボートがマダイ(1キロ級)を釣り上げ、
その一部始終を目撃した私はテンションがあがりまくり・・・。
「次は自分の番だ」と心の中でつぶやくも、まったくアタリが届かず思い通りにならない
のはいつものこと。以降3時間もアタリがないまま、沈黙の海が続きました。

あっという間に正午を過ぎ、次第に南風が強くなってきたので、安全面を考慮し、
帰航を決意。後ろ髪を引かれる思いで釣り場をあとにし、陸地を目指しました。

浜辺に戻ったところでボートはそのままで、昼食タイムとしました。
うーん、桜が咲く山々が美しい~あの山々を背後に入れて桜鯛を持った写真を撮って
みたいものだ・・・としみじみ思いました。
食後、心なしか風が弱まってきたようにも感じられ、もう少し弱まれば再出航できるかもと、
再びヤル気モードのスイッチが入りました。
その願いが叶い、1時間ほどで風が止んだので夕マヅメの活性アップを期待し再出航しました。

幸いにも海はベタ凪となりましたが、マダイの活性は午前中と同様に低いままです。

16時過ぎ、近くに浮かんでいたボートが2kg級のマダイを釣り上げました。
驚いたことにその後、その御方は投入毎に1枚ずつマダイを掛け、私が目撃したかぎりでは
3投入で3枚連続マダイを掛け、そのどれもがキロオーバーのサイズに見えました。

うーむ、今日はタイラバ釣法ではなく、コマセ釣法を行うべきだったのかなぁ~?
いいや、タイラバ釣法でも必ず釣れる、過去にこの場所にてタイラバで実績を
上げてきたではないか!
不安が大きくなりつつある状況の中、一生懸命自分に言い聞かせ、モチベーションの
維持を心掛け、基本アクションのリトリーブ&フォールを繰り返した。

16時半頃、待望のアタリが届きましたが、釣れ上がったのはマダイではなく、アヤメカサゴ。
160403-e
本命ではないものの、完全オデコを脱出できたことと、とりあえずお土産が確保できた
ことにホッと胸を撫で下ろしました。

時計の針が17時を回り、日没(18:07)まで1時間を切った頃、本日2回目となるアタリが
届きました。セオリー通りに前アタリが届いても、リールを巻く手を止めず、
一定のペースで巻き続けていると竿先がスドーン!と竿先が海面へ突き刺さりました。
ロッドを大きく起こし、合わせるとどっしりした重量感とともに縦に長いストロークの
引きが届きました。
マダイだ! この引きはマダイの引きに間違いない!

ようやく掛けたこのマダイらしき魚を絶対にバラすわけにはいかない・・・と、
緩めに設定したドラグをサミングしながら、ラインを出したり、巻き上げたりの
一進一退の攻防を続けました。
「あのボート、魚とヤリトリを始めたよ!」と近くにいたボートの会話が耳に
聞こえてきたので、なおさらバラすわけにはいかない状況です。

そのヤリトリが自分としては長く感じわれましたが、実際には2分間くらいでしょうか?
ようやく水面下に白っぽい魚体見えてきて、ハリスを手繰るにつれ、白から美しい桜色
に変わったゆきました。そしてタモ網にネットイン。

160403-c
「ヨッシャー!」とか「ヤッターッ!」という雄叫びを上げたかったのですが、
近くに他のボートもいるので、心の中で小さくガッツポーズを決めるに留めました。

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本当に美しいプロポーションのマダイです。メスの2kgでした

この1枚に出逢えたのは、心が折れずに夕暮れ時まで粘ったからに他ならず、
諦めずに挑み続けて本当に良かった~と感じました。

160403-f
桜鯛を手に、念願だった桜の木の前にて海上記念撮影を実施しました

トンネルは長ければ長いほど、喜びが大きくなるということを再認識する釣行となりました。

あぁ~マダイ最高、桜鯛バンザ~イ\(^o^)/

160403-g
12リットルのクーラーしかなかったので、マダイを折り曲げて入れることに・・・

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♀鯛だったので、大きな真子も取り出せました。自然の恵みに感謝し、頂きます

160403-j
マダイの真子は煮付ました。ふわっとした食感と滑らかな舌触り・・・旨過ぎで、
刺身はマダイとアカムツの共演で、どちらも脂が乗っていて最高に美味しかったです!!

見て良し、釣って良し、食べて良し・・・の3拍子揃った、この時期のマダイ。

皆さんも挑戦しませんか?(^o^)/

 

◆今回、使用したタックル&仕掛け類は以下のとおりです。

ロッド: 極鋭ゲーム MH-195AGS

リール: スパルタン TW  150H

ライン: メガセンサー 12ブレイド 1号 300メートル

リーダー: ディーフロン船ハリス 3号 4メートル

ルアー: 紅牙 ベイラバーフリー 紅牙レッド 60g

 

なお、ボートフィッシングにおけるマダイのポイント探しについては以下のサイトにて紹介しています。

魚探メーカー・古野電気 Furuno Style
「マダイを追う vol;.6」  「同 vol;.5」 宜しかったらご覧ください。

 

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ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを (^o^)/

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西伊豆沖の桜鯛
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2015年03月————————————————————————————————————