ベストシーズン到来・・・館山湾のマダイ

アングラー：小野信昭

小野信昭さんの記事

2023.4.19

ベストシーズン到来・・・館山湾のマダイ

コマセマダイの楽しい時期となりました。
今回はマイボート(愛艇・友恵丸)を車に積んで、南房総館山湾へマダイ釣りに出掛けました。

今回使用したのはロッド: リーディングLG 64 MH-195 リール: シーボーグ 200J の組み合わせ

毎度のことですが、車から降ろしたボートを組み立て、長い砂浜を運搬するのは本当に苦痛です・・・
何故、こんな苦労をしてまで・・・と思いつつも、”そこに海があるから、そしてマダイが居るから・・・”と自分に言い聞かせています。
『希望の轍』(サザンオールスターズの人気曲)を口ずさみながら波打ち際まで運搬します。

砂浜にできたボート運搬によりできたタイヤの轍(ワダチ)。まさに『希望の轍』です

魚群探知機を使ってマダイらしき反応が見つけ、スバンカーを張ったエンジン流しにてマダイにアプローチしていきます。
しかしながら、前半はエサ取りの猛攻に大苦戦。
ハリスの長さを6メートルから10メートルへ変更しても猛攻が収まらず、それ避けようと大移動を決意。
この移動が功を奏し、早々に大物ヒット。

釣れ上がったのは1.5キロのクロダイでした

さらに次の投入でも1.8キロのクロダイがヒットし、強烈な引きを楽しむことができました。
しかしながら、やっぱり釣りたいのは黒ではなく赤い鯛。
再び、エサ取り地獄のポイントへ戻って、本命マダイのヒットを期待します。

粘り続けることでようやく本命マダイ登場。500グラム級ですが、嬉しい1枚目です

その後もエサ取りの猛攻に悩まされつつも、ポツリポツリと本命がヒットし、少しずつサイズアップ。

1キロ級も釣れ始め、更なるサイズアップを狙います

しかしながら、次第に南西寄りの風が吹き始め、海面が波立ち始めました。
もうこうなってしまうと、リーディングLG 64 MH-195では長さ的にも波を吸収するのが少々厳しく、ここでタックル変更。

リーオマスター真鯛AIR SS-270AGS　&　シーボーグG200J

長めで、軟調なロッドでボートの揺れを吸収する作戦です。

その効果は顕著で、さらにマダイを追加できました

ただ、これからという時に一段と風が強まったので、後ろ髪を引かれる思いで涙の早揚がり。

この画像では凪の様に見えるのですが・・・沖は白波が立っていました

短時間の割にはよく釣れました。

マダイは0.3～1kgの4枚をキープ。チャリコはリリースしました

以下、釣果料理になります。

マダイとクロダイ。このツーショットは久しぶりです

海鮮丼・・・と言っても2魚種の刺身を乗せただけですが・・・

でも、素材の良さに助けられ、美味しいです＼(^o^)/

刺身ばかりでは飽きてしまうので・・・そんな時はお決まりの唐揚げに

これならバクバク食べることができます(^_^;;)

■所感
小さく狭いボート上ではロッドは全長1.95mのリーディングLG 64 MH-195が取り回しがよく、竿先にラインが絡んだような時でもちょっと手を伸ばせば届くのでGood!! 終始手持ちで誘うことも苦にならない軽さであり、釣れたではなく、釣ったを実感できました。また穏やかな海であれば、置き竿でアタリを待つ釣りも可能。しかしながら、海面が波立ち始め、ボートの揺れが大きくなり始めるとその揺れを吸収するにも限界があり、リーオマスター真鯛AIR SS-270AGSの2.7メートルという長さと軟調に分がありました。いずれにしても、シーボーグ200J、G200Jという小型電動リールとの相性もバッチリで、ライトなタックルで挑むマダイ釣りを堪能することができました。

◆今回使用したタックル&仕掛け類は以下のとおりです。
ロッド: リーディングLG 64 MH-195
リール: シーボーグ 200J
バッテリー: スーパーリチウム 11000WP
ライン: UVF PEデュラセンサー×4+Si²　2号 300メートル
テンビン: 快適天秤アーチ　2.0mm-50cm
ビシカゴ: シャベルビシ速攻III　L 80号
クッションゴム: Φ1.5mm 50cm
仕掛け: 快適マダイテーパー仕掛SS+S 2本 10-4/7 12m
エサ: コマセ、付けエサ共にオキアミ