小網代沖のアマダイ
11月になると狙いたくなるのがアマダイで、その釣りの面白さと食味の良さから寒くなる時期とはいえ毎年どっぷりハマってしまう私です。
そんなアマダイの魅力を知ってもらおうと、シースタイルフィッシングクラブ のメンバー宛に「シースタイルのクラブ艇(レンタルボート)を使って ” アマダイ釣りに行きませんか? ” 」と参加者を募りました。
募集定員が3名と少人数だったこともあり、あっという間に定員に達しましたが、その一方でアマダイの人気の高さも窺い知ることができました。
そのうちの2名はアマダイを釣ったことがないらしく、是非とも釣らせてあげたいという気持ちに拍車がかかりました。
11月24日、集まった3名とともに湘南サニーサイドマリーナから出航です。
今回は23フィートのフィッシングボートに乗ります
向かったのは過去に何度も良型アマダイを釣った小網代沖方面で、航程15分ほどでお目当てのポイント付近に到着。
航行途中では追い風だったこともあり気づかなかったのですが、釣り場に到着してみると思いのほか北風が強く、さっそくパラシュートアンカー(シーアンカー)を投入してボートが流される速さを抑制します。
アマダイの棲息場所となるポイント探しの方法や釣り方の説明を行ったところで、実釣スタート。
曇天で冷たい北風が吹く中での釣りとなりました
今回のためにタックル類を買い揃えて参加したSさんの様子を眺めていたら、竿先に早くもアタリが届いています。
「Sさん、アタッていますよ! 軽く竿を起こして、リールを巻き始めてください!」
ご本人はアタリが分からなかったので落ち着いていましたが、私の方は思わず興奮気味に叫んでしまいました。
巻き上げ最中の竿の曲がり具合と魚の引きから、大物を確信した私はタモを持ってスタンバイ。
良型アマダイ(45センチ)の登場にSさん本人はビックリするやら喜ぶやら・・・
とにかくニュータックルに魂が入り、良かったよかった。
他のメンバーも一気にボルテージがあがり、一生懸命、誘いを繰り返すとともに竿先へのアタリを注視します。
アマダイ釣りにおける定番ゲストのキダイがポツリポツリと釣れますが、本命アマダイはなかなか姿を現してくれません。
定番ゲストの中でもホウボウは特に嬉しいお土産となります
朝一のアマダイ登場から2時間くらい経った頃でしょうか?
またして竿が大きく曲がったのはSさんでした。
今度は自身でアタリをキャッチし、アワセ、ヤリトリを開始しました。
すべてのヤリトリを本人の意思に任せようと、私は黙って見守っていましたが、朝一の時と同じくらい、いやそれ以上の引きだったのでつい「もう少し、竿を寝かせて!!」とか我慢しきれず口を挟んでしまいました。
ヤリトリは2~3分続いたでしょうか? 最後は特大サイズのアマダイがポッカリ水面に浮かび上がりました。
無事、タモに収まり、取り込んだそのアマダイは驚くなかれ52.5センチ!!
その大きさに釣った本人も驚いていたけど、その価値については解っていなかったようで、「僕なんか20年以上ねらってきていても50センチ級は1本しか巡り合えていないのだから、本当になかなか釣れないサイズだよ!!」と教えてあげました。
この1尾にて再びボルテージが上がったメンバー達ですが、次第に定番ゲストからのアタリも遠のき、沈黙の海となってしまいました。
残り時間30分を切った頃、マリーナ寄りの別のポイントを攻めてみました。
口数少なく黙々と糸を垂らしていたYさんがヤリトリをを開始し、慎重なヤリトリの末に待望のアマダイが釣れ上がりました。
人生初となるアマダイゲット。おめでとうございます!!
40センチ級なので十分良型といえるのですが、その前に上がった2尾があまりにも大きかったので小さく思えてしまうから不思議なものです。
それでも1尾も釣れていない私からみたら羨ましいかぎり。
ボート返却の15時が近づいてきたので船中アマダイ3尾のままストップフィッシング。
本命にめぐり合えなかったのは私ともう一名。互いに慰めあい、リトライを誓い合いました。
それでも今回は初めての二人が人生初となるアマダイをゲットできたので、めでたし、めでたし。
船長としてホッと胸を撫で下ろし、マリーナを目指しました。
アマダイ以外にも食べて美味しい多彩なゲストが揃いました
52.5センチのアマダイにはマリーナスタッフも驚いていました
◆今回、使用したタックル&仕掛け類は以下のとおりです。
ロッド: 極鋭ゲーム MH-195AGS
リール: シーボーグ LTD 200J
バッテリー: コードレス・スーパーリチウム BM2600
ライン: 棚センサーブライト+Si 2号 300メートル
テンビン: 快適天秤 スピード Φ1.4-250
オモリ: 快適船シンカーS 80号
仕掛け: 自作アマダイ仕掛け 幹糸4号、ハリス3号、2本バリ、全長2メートル
エサ: オキアミ
◆ボートフィッシングにおけるアマダイのポイント探しについては以下のサイトにて紹介しています。
魚探メーカー・古野電気 Furuno Style 「魚に逢いたくて」
「アマダイを追う vol;.4」 「アマダイを追う vol;.3」 宜しかったらご覧ください。
◆今回利用したレンタルボートにつきましてはYamaha マリンクラブ「Sea-Style」のサイトをご覧下さい。
Yamahaマリンクラブ「Sea-Style」
全国140箇所のホームマリーナにてクラブ艇をレンタルできるので各地の様々なボートフィッシングにチャレンジできます。
出動!マリンクラブ 釣査隊
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ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを (^o^)/
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2018年11月 小網代アマダイ
2018年09月 東京湾タイラバ 新山下LTアジ 館山中深場~深場五目
2018年08月 城ヶ島キハダ・マダイ 八景LTアジ 浦賀アカムツ 磯子LTアジ
2018年07月 観音崎タチ&タイ
2018年06月 木更津キス 南房イサキ 八景マアジ
2018年05月 勝浦タイラバ 館山オニ&アカムツ
2018年03月 城ヶ島アマダイ五目 三浦沖ヤリ&五目
2018年02月 城ヶ島ヤリイカ 東京湾タイラバ 城ヶ島アマダイ
2018年01月 東京湾タイラバ 江の島アマ・オニ 葉山アマダイ ヒラメ初釣り不発
2017年12月 東京湾マダイ 駿河湾アマダイ 相模湾アマオニ 平塚マダイアマダイ
2017年11月 ハギマスター2017 紅牙タイラバカップin東京湾
2017年10月 岩井アオリイカ 三浦カワハギ
2017年09月 外房・南房カンパチ 館山ライト深場
2017年08月 佐渡島シロギス
2017年07月 三浦アジ 葉山ライトコマセ 富津タチウオ 三浦欲張り釣行 平塚中深場五目
2017年06月 三浦沖のヒラメ
2017年05月 館山キス・マゴチ
2017年04月 三浦沖のムギイカ 西伊豆タイラバ
2017年03月 西伊豆コマセダイ 葉山タイラバ 外房ヒラメ 大磯キンメ 南房総五目 金谷金アジ 女子会 葉山沖
2017年02月 平塚中深場五目 芦名アマ・オニ 剣崎アジ 館山中深場五目
2017年01月 佐島アマ・オニ 館山オニカサゴ 平塚シロギス・アマダイ
2016年12月 駿河湾アマダイ 外房マダイ 東京湾マダイ 平塚沖のアマダイ 葉山アマダイ
2016年11月 外房ヒラマサ 三浦アラ 三浦アオリ ハギマスター 東京湾マダイ 剣崎カワハギ 駿河湾シロアマ
2016年10月 東京湾マダイ 剣崎カワハギ 外房ヤリ・スルメ・鯛
2016年09月 南房・館山の五目 南房総のイサキ 城ヶ島アジ 東京湾マダイ 外房泳がせ釣り 富浦・水中カワハギ
2016年08月 秋田男鹿マダイ 剣崎・水中カワハギ
2016年07月 城ヶ島夏スルメ 東京湾タチウオ 茅ヶ崎沖深場五目
2016年06月 南房イサキ 城ヶ島サビキ釣り 外房マダイ 北陸五目釣り
2016年05月 木更津シロギス 外房ヒラマサ 大磯深場五目 館山キス&ヒラメ 大磯深場五目
2016年04月 南房クロムツ・ヒラメ 平塚~茅ヶ崎シロギス 西伊豆桜鯛
2016年03月 葉山シロギス 西伊豆マダイ
2016年02月 館山クロムツ 外房タイラバ 西伊豆マダイ→イサキ 南房イサキ
2016年01月 外房(小)アラ 平塚アカムツ 外房マダイ→ヒラメ 館山クロムツ 久里浜マダイ
2015年12月 駿河湾白アマ 外房ヒラメ 葉山アマダイ・マダイ 平塚アマダイ 平塚アマダイ 勝浦マダイ→ブリ
2015年11月 富山湾五目 ハギマスター 富津イイダコ 城ヶ島マダイ 茅ヶ崎アマダイ 小名浜アイナメ
2015年10月 外房ヒラメ 平塚アマダイ 外房カマス
2015年09月 北海道 室蘭 根魚 館山カワハギ 館山オニカサゴ 南房総イサキ 北海道(カレイ&ブリ)
2015年08月 青森ワラサ 十三湖ワラサ&マダイ 平舘沖マダイ
2015年07月 城ヶ島スルメ 茅ヶ崎スルメ 四国マダイ
2015年06月 剣崎アジ 外房イサキ 茅ヶ崎シロギス 明石タイ&タコ
2015年05月 館山マゴチ 剣崎カタクチイワシ 西伊豆コマセ五目 平塚キス&ギス
2015年04月 剣崎アジ 西伊豆マダイ 外房ヤリイカ Boat Show 西伊豆マダイ 西伊豆タイラバ 平塚シロギス
2015年03月 桜鯛を求めて 城ヶ島メバル 初めまして