アングラー:小野 信昭


BLOG TOP 小野 信昭の記事一覧
小野 信昭さんの記事
2018.9.21

館山沖の中深場~深場五目

アングラーとしては釣りたい魚を本命と据えて挑むことになりますが、実際に釣れ上がる魚は本命以外であることも多いのが現実です。特に中深場や深場の釣りでは多彩なゲストが登場し、かえって喜ばしいことも多々あります。

180915-c

今回の釣行では「中深場&深場の美味しい魚を釣ろう!!」と呼びかけ集まったメンバーとYAMAHAシースタイルのクラブ艇を使って南房総・館山の海に浮かびます。

180915-b

一応、中深場での本命はオニカサゴ、深場での本命はアカムツと据え、期待満々での出航となりました。

小雨交じりの曇天の中、まずは水深100メートル前後の中深場から実釣スタートです。

この中深場ではテンビン+吹き流しの2本バリ仕掛けを使い、底物を狙っていきます。

180915-l

ボートはシーアンカー(パラシュート状のアンカー)を使ってゆっくり流し、広範囲を探っていく作戦です。

180915-h

アヤメカサゴやユメカサゴ、ヒメコダイなど、多彩なゲストがポツリポツリと釣れ上がる中で、時折、本命のオニカサゴ(標準和名イズカサゴ)が登場します。

ボートが等深線に沿って流れれば水深変化が少なく済みますが、等深線を横切るように流れると水深変化が大きくなるので、こまめなそこまでダチの取り直しが必要になります。

シーアンカーでの流し釣りは風と潮の影響を受けながらボートを流すことになるので、流れる方向をコントロールできませんが、アンカーを打てないような深場の釣りにおいては流れる速さにブレーキがかかる効果があるので、釣りを行なう上では好都合となります。

180915-g

水深が150メートルを超えたところではクロムツがヒットしました。

それならば・・・と、皆でテンビン仕掛けから胴付き仕掛けへ変更しました。

180915-f

胴付き仕掛けに変更してからは、主に水深200~250メートルを流すようにボートを何度も流し変えしました。

シロムツ(標準和名オオメハタ)も釣れ上がり、残すは本命アカムツと期待が高まります。

180915-e

しかしながらアカムツはなかなかヒットしません。それでも、いい群れの上を流せるとクロムツを一荷で釣り上げる一幕もありました。

180915-a

終盤、大オニを求めて再び水深100メートル付近を流しました。特大サイズこそ出ませんでしたが、レギュラーサイズのオニカサゴを追釣して、16時まえには沖上がり。

180915-d

オニカサゴやクロムツをはじめ、美味しい魚が揃いました(^o^)/

180915-j

左からギンメダイ、ユメカサゴ、クロムツ、オニカサゴ(イズカサゴ)、シロムツ(オオメハタ)、そして更に翌日に釣ったマアジ、カサゴを追加して7魚種となり、これらの魚にて寿司を握りました。

180915-i

バット上に並べてある魚の順番に合せて寿司も並べました。魚ごとの食感、旨味が異なるのが大変興味深いです。

こうして多くの魚種が揃うのも中深場&深場の釣りならではの魅力であり、水深が深い分、リールでの巻き上げ時間が長くなるのでその間の「何がヒットしたのだろうか?」と予想したり、ワクワク感が高くなるので大好きな釣りの1つです。

◆今回、使用したタックル&仕掛け類は以下のとおりです。

【中深場】
ロッド: 極鋭ゲーム MH-195AGS
リール: シーボーグ300MJ
バッテリー: コードレス・スーパーリチウム BM2600
ライン: 棚センサーブライト+Si 3号 400メートル
テンビン: 快適天秤 マルチ Φ1.4-250
オモリ:  80号
仕掛け: 市販のオニカサゴ仕掛け 幹糸・ハリス6号 2本バリ 全長2メートル
エサ: サバの切り身

【深場】
ロッド: メタリア 中深場 82MH-185
リール: シーボーグ500J
バッテリー: スーパーリチウム 11000WP-C
ライン: メガセンサー 12ブレイド 4号 500メートル
仕掛け: 市販の胴付8本バリ仕掛け
オモリ: 120号
エサ: サバの切り身

 

◆ボートフィッシングにおけるクロムツのポイント探しについては
以下のサイトにて紹介しています。
魚探メーカー・古野電気 Furuno Style 「魚に逢いたくて」

「クロムツを追う」

宜しかったらご覧ください。

 

◆今回利用したレンタルボートにつきましてはYamaha マリンクラブ「Sea-Style」のサイトをご覧下さい。
Yamahaマリンクラブ「Sea-Style」

全国140箇所のホームマリーナにてクラブ艇をレンタルできるので各地の様々なボートフィッシングにチャレンジできます。
出動!マリンクラブ 釣査隊

—————————————————————————————-

ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを (^o^)/

—————————————————————————————-

2018年09月 館山中深場~深場五目 
2018年08月 城ヶ島キハダ・マダイ  八景LTアジ  浦賀アカムツ  磯子LTアジ
2018年07月 観音崎タチ&タイ
2018年06月 木更津キス  南房イサキ  八景マアジ
2018年05月 勝浦タイラバ  館山オニ&アカムツ
2018年03月 城ヶ島アマダイ五目  三浦沖ヤリ&五目
2018年02月 城ヶ島ヤリイカ  東京湾タイラバ  城ヶ島アマダイ
2018年01月 東京湾タイラバ  江の島アマ・オニ  葉山アマダイ  ヒラメ初釣り不発
2017年12月 東京湾マダイ  駿河湾アマダイ 相模湾アマオニ 平塚マダイアマダイ
2017年11月 ハギマスター2017 紅牙タイラバカップin東京湾
2017年10月 岩井アオリイカ 三浦カワハギ
2017年09月 外房・南房カンパチ 館山ライト深場
2017年08月 佐渡島シロギス
2017年07月 三浦アジ 葉山ライトコマセ 富津タチウオ 三浦欲張り釣行 平塚中深場五目
2017年06月 三浦沖のヒラメ
2017年05月 館山キス・マゴチ
2017年04月 三浦沖のムギイカ 西伊豆タイラバ
2017年03月 西伊豆コマセダイ 葉山タイラバ 外房ヒラメ 大磯キンメ 南房総五目 金谷金アジ 女子会 葉山沖
2017年02月 平塚中深場五目 芦名アマ・オニ 剣崎アジ 館山中深場五目
2017年01月 佐島アマ・オニ 館山オニカサゴ 平塚シロギス・アマダイ
2016年12月 駿河湾アマダイ 外房マダイ 東京湾マダイ 平塚沖のアマダイ 葉山アマダイ
2016年11月 外房ヒラマサ 三浦アラ 三浦アオリ ハギマスター 東京湾マダイ 剣崎カワハギ 駿河湾シロアマ
2016年10月 東京湾マダイ  剣崎カワハギ  外房ヤリ・スルメ・鯛
2016年09月 南房・館山の五目 南房総のイサキ 城ヶ島アジ 東京湾マダイ 外房泳がせ釣り 富浦・水中カワハギ
2016年08月 秋田男鹿マダイ 剣崎・水中カワハギ
2016年07月 城ヶ島夏スルメ 東京湾タチウオ 茅ヶ崎沖深場五目
2016年06月 南房イサキ 城ヶ島サビキ釣り 外房マダイ 北陸五目釣り
2016年05月 木更津シロギス 外房ヒラマサ 大磯深場五目 館山キス&ヒラメ 大磯深場五目
2016年04月 南房クロムツ・ヒラメ 平塚~茅ヶ崎シロギス 西伊豆桜鯛
2016年03月 葉山シロギス 西伊豆マダイ
2016年02月 館山クロムツ 外房タイラバ 西伊豆マダイ→イサキ 南房イサキ
2016年01月 外房(小)アラ 平塚アカムツ 外房マダイ→ヒラメ 館山クロムツ 久里浜マダイ
2015年12月 駿河湾白アマ 外房ヒラメ 葉山アマダイ・マダイ 平塚アマダイ 平塚アマダイ 勝浦マダイ→ブリ
2015年11月 富山湾五目 ハギマスター 富津イイダコ 城ヶ島マダイ 茅ヶ崎アマダイ 小名浜アイナメ
2015年10月 外房ヒラメ 平塚アマダイ 外房カマス
2015年09月 北海道 室蘭 根魚  館山カワハギ 館山オニカサゴ 南房総イサキ 北海道(カレイ&ブリ)
2015年08月 青森ワラサ 十三湖ワラサ&マダイ  平舘沖マダイ
2015年07月 城ヶ島スルメ 茅ヶ崎スルメ 四国マダイ
2015年06月 剣崎アジ 外房イサキ 茅ヶ崎シロギス 明石タイ&タコ
2015年05月 館山マゴチ 剣崎カタクチイワシ 西伊豆コマセ五目 平塚キス&ギス
2015年04月 剣崎アジ 西伊豆マダイ 外房ヤリイカ Boat Show 西伊豆マダイ 西伊豆タイラバ 平塚シロギス
2015年03月 桜鯛を求めて 城ヶ島メバル 初めまして