アングラー:小野 信昭


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小野 信昭さんの記事
2017.1.19

佐島沖のアマ・オニ狙い

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レンタルボートを使った「 アマダイ & オニカサゴ のリレー釣り 」を企画し、
SNS(Facebook)にて参加者を募ったところ思いのほか反響が大きく、急遽、”2艇出し”
とするために友人がもう1艇の船長を買って出てくれ開催が実現しました。

この冬一番となる厳しい寒さの中、美味しい魚に目がない11名が湘南サニーサイドマリーナ
(横須賀市芦名)に集まりました。

前日に荒天だったこともあり、朝方は風波が残っていたので集合直後は一旦、出航を
見合わせる状況となりましたが、天候、海況ともに回復の予報があったために陸上にて
タックルセッティング等、済ませられる準備を整え、さらに参加者同士の自己紹介も含め、
コミュニケーションをはかりながらのまったりタイムとなりました。

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9時過ぎ、マリーナスタッフから出航OKの連絡があり、待ってました!!とばかりに2艇に
分乗し大海原へと出航。

当初は前半3時間をアマダイ、後半3時間をオニカサゴというリレー釣りの予定でしたが、
時間的なことと、海況がイマイチなことを考慮し、ポイント移動に時間を取られるのは
得策ではないと考え、両魚種を同時に狙えるポイントへ向かうことにしました。
アマダイ狙いにしてみればやや深く、オニカサゴ狙いにしてはやや浅い水深となるポイントで
今回の海域でいえば水深90メートル付近が該当します。

ポイント到着後、スパンカーにて舳先を風上に向け、エンジンにて推進力を調整することで
皆のツリイトが立つように努力しますが、風向きがコロコロ変わることでボートの流れ方が変わり、
ツリイトが船下に入り込んだり、あるいは船から遠ざかる方へ入ったりで皆さん釣り辛そう・・・。

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そんな状況で苦労する中、左舷トモで大アマダイが上がりました。
船中最初の1尾目が47センチの特大サイズだったので皆さんのヤル気も一気にヒートアップし、
この冬一番の寒さを吹き飛ばすことになりました。

元々、数よりも型が出る釣り場なので、次から次へとアマダイがヒットするという訳には
いきませんが、本命以外にもキダイやヒメコダイがポツポツ釣れ、退屈することなく楽しめます。

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昼前には風がやや弱まり釣りやすい状況となったので、ポツリポツリとアマダイが顔を
出すようになってきました。
さらにアマダイ仕掛けのままでもオニカサゴが釣れ上がり、それを機にオニ狙いの
専用仕掛けに切り替える人もチラホラ。

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アマダイとオニカサゴの仕掛けを気の向くままの変更して狙えるのもボートフィッシングの
良いところで、皆さん、思い思いの考えで仕掛けを変更していました。
両魚種を同時に狙える釣り場を選んで大正解でした。

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やはり本命が釣れると皆さん自然と笑みがこぼれます。今回は私も釣らせて頂きました。

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1尾が上がると、立て続けに上がることが多いのがアマダイやオニカサゴの特徴の一つです。

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皆さん、着々と本命であるアマダイあるいはオニカサゴを釣り上げていきます。

そんな中、欲張りな私は両魚種を同時に狙える”ハイブリッド仕掛け”に切り替えました。
竿先に届くアタリや、ヒット後の引きからアマダイなのか? オニカサゴなのか? を
推測しながらヤリトリするのはとても楽しく、大好きな釣り方のひとつです。
ここで言うハイブリッド仕掛けとはオニカサゴの一般的な2本バリ仕掛けにアマダイ用の
ハリスを1本追加するもので、両魚種を狙える釣り場ではとても有効なものなので、
オススメです(^_^)

楽しい時間はあっという間に過ぎ去るものでボート返却時刻が近づいてきました。
最後にもう1尾釣りたい・・・と、皆が集中する中、最後の最後で当日最大となる
オニカサゴが釣れ上がりました。

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釣ったのは朝一で船中最大のアマダイを釣り上げた御方でした・・・羨ましい~

その1尾を機に納竿、ボート返却時間の15時に間に合うように帰港しました。

釣果を並べるとなかなか壮観です。アカアマダイ、キダイ、ヒメコダイ・・・

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オニカサゴは標準和名イズカサゴがメインで、標準和名フサカサゴが少々。

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最後は全員そろって記念撮影。

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以下は今回の釣果料理です。

本命ではない ヒメコダイ と キダイ は炙りや酢〆を織り交ぜたら2魚種でも
バリエーション豊かな握り寿司に。

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ヒメコダイも’キダイ’もお味は’期待’どおり・・・v(^o^)/
キダイの干物も最高に美味しいですよ~

アマダイはウロコをすき引きし、焼きました。
本当は串焼きにしたかったのですが、鉄串がなかったのでグリルで焼きました。

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味付けは塩のみですが、すごく旨かったです(^^)v

コチラは”アマダイの昆布〆”と”オニカサゴのヒレ酒”です。

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これらを最初に作った人はまさに天才だ~と感じるほどの旨さでした~(^o^)/

 

◆今回、使用したタックル&仕掛け類は以下のとおりです。

【アマダイ釣り】

ロッド: リーディング 73 MH-200・W

リール: シーボーグ200J -DH

バッテリー: コードレス・スーパーリチウム BM2600

ライン: 棚センサーブライト+Si 2号 300メートル

テンビン: 快適天秤 スピード Φ1.4-250

オモリ: 快適船シンカーS 50号

仕掛け: 自作のアマダイ仕掛け 幹糸3号、ハリス3号、2本バリ、全長2メートル

エサ: オキアミ

【オニカサゴ釣り】

ロッド: 極鋭ゲーム MH-195AGS

リール: シーボーグ200J

バッテリー: コードレス・スーパーリチウム BM2600

ライン: 棚センサーブライト+Si 2号 300メートル

テンビン: 快適天秤 マルチ Φ1.4-250

オモリ:  60号

仕掛け: 市販のオニカサゴ仕掛け 幹糸・ハリス6号 2本バリ 全長2メートル

エサ: サバの切り身 (私はヒラマサの切り身を使用)

 

◆ボートフィッシングにおけるオニカサゴのポイント探しについては以下のサイトにて紹介しています。

魚探メーカー・古野電気 Furuno Style 「魚に逢いたくて」

「アマダイを追う vol;.3」  「同左 vol;.2」  「同左 vol;.1」

「オニカサゴを追う」 宜しかったらご覧ください。

 

◆今回利用したレンタルボートにつきましてはYamaha マリンクラブ「Sea-Style」の
サイトをご覧下さい。
Yamahaマリンクラブ「Sea-Style」

全国140箇所のホームマリーナにてクラブ艇をレンタルできるので
各地の様々なボートフィッシングにチャレンジできます。
出動!マリンクラブ 釣査隊

 

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ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを (^o^)/

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2017年01月 佐島アマ・オニ 館山オニカサゴ 平塚シロギス・アマダイ
2016年12月 駿河湾アマダイ 外房マダイ 東京湾マダイ 平塚沖のアマダイ 葉山アマダイ
2016年11月 外房ヒラマサ 三浦アラ 三浦アオリ ハギマスター 東京湾マダイ 剣崎カワハギ 駿河湾シロアマ
2016年10月 東京湾マダイ  剣崎カワハギ  外房ヤリ・スルメ・鯛
2016年09月 南房・館山の五目 南房総のイサキ 城ヶ島アジ 東京湾マダイ 外房泳がせ釣り 富浦・水中カワハギ
2016年08月 秋田男鹿マダイ 剣崎・水中カワハギ
2016年07月 城ヶ島夏スルメ 東京湾タチウオ 茅ヶ崎沖深場五目
2016年06月 南房イサキ 城ヶ島サビキ釣り 外房マダイ 北陸五目釣り
2016年05月 木更津シロギス 外房ヒラマサ 大磯深場五目 館山キス&ヒラメ 大磯深場五目
2016年04月 南房クロムツ・ヒラメ 平塚~茅ヶ崎シロギス 西伊豆桜鯛
2016年03月 葉山シロギス 西伊豆マダイ
2016年02月 館山クロムツ 外房タイラバ 西伊豆マダイ→イサキ 南房イサキ
2016年01月 外房(小)アラ 平塚アカムツ 外房マダイ→ヒラメ 館山クロムツ 久里浜マダイ
2015年12月 駿河湾白アマ 外房ヒラメ 葉山アマダイ・マダイ 平塚アマダイ 平塚アマダイ 勝浦マダイ→ブリ
2015年11月 富山湾五目 ハギマスター 富津イイダコ 城ヶ島マダイ 茅ヶ崎アマダイ 小名浜アイナメ
2015年10月 外房ヒラメ 平塚アマダイ 外房カマス
2015年09月 北海道 室蘭 根魚  館山カワハギ 館山オニカサゴ 南房総イサキ 北海道(カレイ&ブリ)
2015年08月 青森ワラサ 十三湖ワラサ&マダイ  平舘沖マダイ
2015年07月 城ヶ島スルメ 茅ヶ崎スルメ 四国マダイ
2015年06月 剣崎アジ 外房イサキ 茅ヶ崎シロギス 明石タイ&タコ
2015年05月 館山マゴチ 剣崎カタクチイワシ 西伊豆コマセ五目 平塚キス&ギス
2015年04月 剣崎アジ 西伊豆マダイ 外房ヤリイカ Boat Show 西伊豆マダイ 西伊豆タイラバ 平塚シロギス
2015年03月 桜鯛を求めて 城ヶ島メバル 初めまして