アングラー:小野 信昭


BLOG TOP 小野 信昭の記事一覧
小野 信昭さんの記事
2016.12.22

平塚沖のアマダイ

アマダイってカワイイ顔立ちだと思いませんか?

ゆるキャラにも似た、憎めない顔ですよね~。

161211-a

そんなアマダイ1尾の体長を競い合う釣り大会を私が所属する平塚フィッシャリーナミニボートクラブで開催しました。

当日はこの釣り大会と併せて「海上ごみ拾い」も実施し、大量のごみを拾ってきた人も表彰されるルールとして開催しました。

161214-d

7時半過ぎ、15艇20名の参加者が「BE EARTH-FRIENDLY」のごみ回収袋を片手に、思い思いの釣り場へ
向かって平塚フィッシャリーナを出航しました。

私のボートには当クラブの役員仲間である谷澤氏を乗せ、茅ヶ崎方面へ向かい、水深60~70メートルにて実釣スタート。

クラカケトラギスやガンゾウビラメなどの常連客がよく掛かるポイントなのですが、当日はそれらのアタリも少なく、
エサがそのまま戻ってくる状況が続きます。

本命および常連客の活性が低い場合、迷うのが仕掛けのアクションで、積極的に誘いを繰り返した方がいい場合と、
何もしない方がいい場合と判断に悩むところです。

開始から小1時間経った頃、誘いのために振り上げたロッドにググンという強いアタリが届きました。
重量感といい、引きといい、アマダイに間違いありません。

ロッドを振り上げた状態からの合わせというのは、”合わせしろ”がとれない状態なので、JOGパワーレバーによる
巻き合わせが絶大な威力を発揮します。それを片手でできてしまうことにあらためてJOGパワーレバーの優位性を
実感しました。

巻き上げの途中で、時々、グググッという鋭い突っ込みをみせた魚も、残り10メートルまで巻き上げたところで
引きも弱くなり、最後はポッカリ水面に浮かび上がりました。

161211-b

差し出したタモに収まったのは40センチ弱のアカアマダイで、検寸に持ち込める魚が釣れたことでホッと一安心。

あとは同乗の谷澤氏にも釣ってもらわなきゃ・・・と、そのポイント付近を流れるよう、潮回りを繰り返しました。

やがて谷澤氏も30センチ級の本命を釣り上げ、互いにホッと胸を撫で下ろしました。

161211-e

この大会では例年45センチオーバーを釣らないと上位入賞できないことがわかっていたので、さらなるサイズアップ
を夢見て、タイムリミットまで粘るのみ・・・と互いに奮起。

その後も谷澤氏はポツリ、ポツリと数を伸ばすものの、入賞に絡めそうな大物はなかなかヒットしてくれません。

私は大物対策として大胆にも釣法の変更を決意。
タイラバにソフトルアーをセットし、海底付近を叩きながら探る、大物狙いの奥の手です。

しかしながら、この作戦でも結果が出せないままタイムオーバーで、涙の沖揚がり。

表彰式での順位は以下のとおりでした。

1位 47.3cm
2位 44.6cm
3位 43cm
4位 40cm
5位 38.2cm ← 小野
6位 35.2cm
7位 34.5cm ← 谷澤さん



161211-c
やはり釣る人は釣ってきます。上位入賞者はもっと深い場所を攻めた人たちでした・・・

それにしても、今回はポイント移動の最中も、実釣時も海上にてまったくごみを見つけることができませんでした。
前日から吹き続けていた北風の影響で沖へ流されていったものと推測でき、今回の「海上ごみ拾い」については
企画倒れに終わってしまいました・・・(-_-;

161211-d

表彰式の後は船外機(エンジン)のメンテナンス講座が開かれ、お開きとなりました。

161212-a

釣果のアカアマダイはまず尾頭付きの刺身にしました。身が少し柔らかいので捌くのは大変ですが、美味しかったですよ~

161214-c

翌日は冷蔵庫に在る野菜をごちゃごちゃ入れた水炊きにしました。これも美味しく、身体が温まりました~

 

平塚フィッシャリーナミニボートクラブ(HiFiMBC)では今後も環境保全を意識しながら、ボートフィッシングを
楽しんでいきたいと思っています。

平塚フィッシャリーナの利用方法につきましては、当方のホームページ内の
コンテンツ「平塚フィッシャリーナ」に記載してありますので宜しかったらご覧ください。

 

◆今回、使用したタックル&仕掛け類は以下のとおりです。

ロッド: リーディング 73 MH-200・W

リール: シーボーグ200J -DH

バッテリー: コードレス・スーパーリチウム BM2600

ライン: 棚センサーブライト+Si 2号 300メートル

テンビン: 快適天秤 スピード Φ1.4-250

オモリ: 快適船シンカーS 50号

仕掛け: 市販のアマダイ仕掛け 幹糸・ハリス4号 2本バリ 全長2メートル

エサ: オキアミ

なお、ボートフィッシングにおけるアマダイのポイント探しについては以下のサイトにて紹介しています。

魚探メーカー・古野電気 Furuno Style
「アマダイを追う vol;.3」  「同 vol;.2」  「同 vol;.1」 宜しかったらご覧ください。

 

—————————————————————————————-

ライフジャケットを着用し、安全で楽しい釣りを (^o^)/

—————————————————————————————-

2016年12月 平塚沖のアマダイ 葉山アマダイ
2016年11月 外房ヒラマサ 三浦アラ 三浦アオリ ハギマスター 東京湾マダイ 剣崎カワハギ 駿河湾シロアマ
2016年10月 東京湾マダイ  剣崎カワハギ  外房ヤリ・スルメ・鯛
2016年09月 南房・館山の五目 南房総のイサキ 城ヶ島アジ 東京湾マダイ 外房泳がせ釣り 富浦・水中カワハギ
2016年08月 秋田男鹿マダイ 剣崎・水中カワハギ
2016年07月 城ヶ島夏スルメ 東京湾タチウオ 茅ヶ崎沖深場五目
2016年06月 南房イサキ 城ヶ島サビキ釣り 外房マダイ 北陸五目釣り
2016年05月 木更津シロギス 外房ヒラマサ 大磯深場五目 館山キス&ヒラメ 大磯深場五目
2016年04月 南房クロムツ・ヒラメ 平塚~茅ヶ崎シロギス 西伊豆桜鯛
2016年03月 葉山シロギス 西伊豆マダイ
2016年02月 館山クロムツ 外房タイラバ 西伊豆マダイ→イサキ 南房イサキ
2016年01月 外房(小)アラ 平塚アカムツ 外房マダイ→ヒラメ 館山クロムツ 久里浜マダイ
2015年12月 駿河湾白アマ 外房ヒラメ 葉山アマダイ・マダイ 平塚アマダイ 平塚アマダイ 勝浦マダイ→ブリ
2015年11月 富山湾五目 ハギマスター 富津イイダコ 城ヶ島マダイ 茅ヶ崎アマダイ 小名浜アイナメ
2015年10月 外房ヒラメ 平塚アマダイ 外房カマス
2015年09月 北海道 室蘭 根魚  館山カワハギ 館山オニカサゴ 南房総イサキ 北海道(カレイ&ブリ)
2015年08月 青森ワラサ 十三湖ワラサ&マダイ  平舘沖マダイ
2015年07月 城ヶ島スルメ 茅ヶ崎スルメ 四国マダイ
2015年06月 剣崎アジ 外房イサキ 茅ヶ崎シロギス 明石タイ&タコ
2015年05月 館山マゴチ 剣崎カタクチイワシ 西伊豆コマセ五目 平塚キス&ギス
2015年04月 剣崎アジ 西伊豆マダイ 外房ヤリイカ Boat Show 西伊豆マダイ 西伊豆タイラバ 平塚シロギス
2015年03月 桜鯛を求めて 城ヶ島メバル 初めまして