大阪発ひとつテンヤREPORT12 / 大阪府泉佐野北中通漁港釣船上丸

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2024.3.1

大阪発ひとつテンヤREPORT12 / 大阪府泉佐野北中通漁港釣船上丸

2月11日、泉佐野北中通漁港/釣船上丸さんの新たなプロジェクト「ひとつテンヤ五目釣りチャレンジ便」に乗船してきました。

乗船日は、2月11日。前日には良いサイズの白甘鯛も上がっており期待が膨らみます。村上、佳世両船長も気合いバリバリで、この時期に入手困難な活エビを仕入れて待ち構えてくれています😄。

私自身、上丸さんに乗船するのが初めてですので簡単に注意事項等をお伝えします。　　　　　　　　　　　　　　*詳細は、上丸さんhpをご覧ください。

◉朝早く到着しても港には入らず誘導をお待ちください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◉車を駐車したら乗船名簿に記入をし、料金を支払い釣座を確認して乗船してください。　　　　　　　　　　　　◉持ち込めるクーラーボックスは、35ℓまでとなります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ◉船上でのナイフ使用は禁止です。　　　　　　　　　　どうしても使いたい方は、まな板を持参してください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◉キャビンは、喫煙者用と禁煙者用に分煙されています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◉電子レンジ、ポットが、禁煙キャビンに設置されています。

当日は、この釣りを始めるにあたってのチャレンジ便ですので、いろんなポイントを巡りました。

当日のタックルは、　　　　　　　　　　　　　　　　　ロッド : 紅牙テンヤゲームEX AGS H-235、紅牙テンヤゲームエア AGS H/XH-220SMT、紅牙テンヤゲーム XH-230

リール : スイッチヒッターLBD(2024年廃番)

ライン : UVF PEデュラセンサー×8+Si2 0.8号、ディープフロン船ハリス3号

仕掛け : 紅牙タイカブラTGSS+エビロック15号、紅牙誘動テンヤSSラトルダンス15号

その他 : D-MAXマダイクワセSS、RCSパワーライトノブ L、フィッシュグリップST225

テンヤ(カブラ)号数は、私のデフォルトである15号からスタートしました。　仕掛けを落とて一振り。直ぐに「紅牙テンヤゲーム EX AGS H-235」から「紅牙テンヤゲームエア AGS H/XH-220」にロッドをチェンジをします。前回の明石釣行と同じく潮流が強い状況下(今回も明石釣行時と同じく大潮回り)では、「紅牙テンヤゲームエア AGS H/XH-220」の操作性が光ります。　◆紅牙テンヤゲームエア AGS H/XH-220SMT

女性や非力な方は、H/XH調子よりH調子やMH調子を選定した方が手首の普段が軽減されロッドを立てやすくなります。ロッドを立てることによりロッドが持つ調子を最大限に活かせますので、バラしの軽減にも効果があります。

　◆紅牙テンヤゲーム EX MH-235

◆紅牙テンヤゲーム H-235

同タイミングで、ついに…　　　　　　　マハタ、登場しました。もうこの一匹で満足です。

ここで漁礁やきつい根での釣り方や注意点をお伝えします。

私の釣り方は、ボトムバンプ中心にテンションフォールを織り混ぜた組み立てを基本としています。今回のポイントは、釣れている魚種で判断出来る通り漁礁やきつい根を中心に船を流していました。いつものようについついボトムを取りにいくと、着底した瞬間に根がかりをしてテンヤ(カブラ)をロストしてしまいます。今釣行では、三個のカブラをロストしてしまいました。

きつい根や漁礁が近づくと船長が事前にアナウンスをしてくれますので、仕掛けをある程度巻き上げる方が無難だと感じます。釣り上げたマハタもボトムを1メートル程度切っている時にヒットしました。根魚を狙うにしても、ボトムを執拗に攻める必要は無いような気がします。

次に2024年3月発売となった入門用ロッドとしても最適な「紅牙テンヤゲーム」のご紹介です。　　　　　　　　◆紅牙テンヤゲーム　※画像 : 紅牙テンヤゲーム XH-230

明石エリアを含め関西エリアでお勧めなのは、　　　　　◆紅牙テンヤゲーム XH-230　　　　　　　　　　　　潮流が速く押しの強い場面で快適なテンヤコントロール性能を求めるならこのロッド。リズミカルなボトムバンプやキレのあるスプラッシュ&フォールに最適な調子となっています。最初の一本として幅広いシチュエーションに対応が出来る調子に仕上がっています。

◆紅牙テンヤゲーム H-235 テンションフォールを中心に釣りを組み立てるのならこのロッド。フッキング時における荷重移動の立ち上がりがビビッドに反応するので、しなやかながらもシャープなフィーリングを持ったロッドに仕上がっています。　　　　　DYFCでコーチをされている川中さんにインプレッションをお聞きすると、　　　　　　　　　　　　　　　　　　しなやかでありながらも適度に張りを持たせた先調子になっており、テンヤのコントロール性能も上々で手感度もかなり良かったとの評価をいただきました。そして、その調子から受けるイメージを払拭するような、アタリを感じて即掛けを実現出来る側面をこのロッドは持っています。魚を掛けた後は、ロッド綺麗に曲がり込んで魚をいなしながらも強力なバットパワーで魚を浮かせてくれるので安心して魚とのやり取りを楽しめましたのとコメントをいただきました。

そして、到着が間に合わず当日試釣出来なかった楽しみな調子のロッドがあります。　　　　　　　　　　　　　　◆紅牙テンヤゲーム MH-215　ショートレングス仕様のこのロッド。カタログ表記は『215』ですが、「紅牙テンヤゲームエア AGS H/XH220SMT」と比較するとグリップエンド部を80ミリ伸ばしているので『207』を実寸と考えた方が良いのかもしれません。ショートレングスによる操作性の向上とダイレクトな掛け感。この全長を考えると『MH調子』という設定も考え抜かれた末に出した結論なのだと思います。バットエンドの延長は、梃子の原理を利用した素早いフッキングと大型魚とのやり取り時に効果を発揮しそうです。二週間後の次回釣行が楽しみです。