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2020.12.31

広島発 カワハギ釣りREPORT /広島県呉市

昨年、機会に恵まれず釣行ができなかった広島県呉市の牡蠣筏でのカワハギ釣りを体験してきました。

情報をいただいたのは、中国エリア唯一のダイワカワハギオープンファイナリストである上田光春さんです。

NBCチャプタートーナメントなどにも参戦していたようで、今回は乗合船はなく上田さんの操船でのカワハギ釣りにお誘いいただきました。

向かった先は、大和や赤城などを建造し日本一の海軍工廟といわれた広島県呉市。

数週間前に「この世界の片隅に」というアニメを見たこともあり、当時に思いを寄せながら車窓に映る風景を眺めていました。

想定外は早朝の渋滞。海岸沿いの道路に出ると、朝6時前から工場の通勤ラッシュが始まっていました。重工業、造船、海自エリアを抜け、一路倉橋島へ。

着いてみると、こんなとこでした。

バスボートに乗りトーナメント出ている上田さんですから、当然船外機付きボートだと家を出た時点から思い込んでいましたが…

置いてある中では大きめのボートやけど、手漕ぎですやん…

しかもこの船、ナイスな加減の「ワンロッドディスタンス!」。

向かいあってのデート気分で出船しましたが、5分も経たずに第一ポイントに到着。

当日のタックルは、

ロッド:極鋭カワハギ レッドチューン AGS N-SF

ロッド:ADMIRA100XHL

ライン:UVFメガセンサー12ブレイドEX+Si

仕掛け:快適カワハギ幹糸仕掛けSS RM

針:D-MAXカワハギ糸付30スペシャルフィニッシュ加工ロング NH5.0

筏の垂下連のカルチには、牡蠣がびっしり。

水温も下がってきているので、海面から手の届きそうなところで牡蠣が養殖されています。

また、底に落としてもトラギスなどのゲストばかりとのこと。カワハギのタナは、約9メートルある垂下連の下端辺り。海面から8メートルから9メートルくらいを攻めてくださいとのことでした。

ちょっと小型でしたが、幸先良く一枚目を取り込みました。

ネオフック、良い仕事してくれます。

上田さんも、無事一枚目を取り込みました。

ここで、上田さんの仕掛けに注目!

フックビーズの上にクッションゴムみたいなものが付いてます。

実はこれ、幹糸にナイロンパイプを通しています。

牡蠣筏では、垂下連の際を攻めるのですが、掛かったカワハギが垂下連の間に逃げ込みます。特に大型はトルクがあり横に走るので、垂下連の牡蠣に擦れて簡単にラインが切れてしまうことが何度もあり悔しい思いをしたそう。そこで、幹糸にナイロンパイプを入れラインブレイクを防いでいるそうです。

アタリが少ないので、第二ポイントに移動!

上田さん、ここで大型カワハギを無事取り込みました。

一瞬でしたが、牡蠣に擦れた仕掛けはご覧の通り。傷が入ってます。フロロなら飛んでいたかも⁉︎

しかし、いつもと目線が違うんですよね。

目の前に障害物があるカワハギ釣りは、初めての体験。

第二ポイントで、待望の大型きましたー!

シーズン序盤は、このサイズばかりだったようです。

基本スローな誘い下げで、フッと重みが消えた一瞬を感じて掛けていくような釣りです。

十数年前に山口県柳井市の乗合船でのカワハギ釣りを思い出してしまいました。

筏の釣りと乗合船との違いは、仕掛けが移動していかないことです。

仕掛けを、自分自身で動かしてアタリを感じ掛けていかなくてはならないのです。

宙の釣りなので触りを感じた後、底に落として喰わす為の小細工をすることも出来ない。

ある意味、かなりシビアな釣りです。

そこにウマヅラハギやコモンフグ入り混じるので、誘いを止めて待っているといつの間にやらツルテンに。

あまりにも楽し過ぎるツルテンです。

あっという間に時間が過ぎていきます。

そして、最終ポイントへ移動!

しかし、潮が止まると如何ともし難いのがこの釣り。

無闇矢鱈と移動しても外す可能性の方が高いので、たまに牡蠣の垂下連の間を回遊してくるカワハギを待つのが良策。

ポツポツは釣れますが、爆発力がない…

見切りをつけ、13時に沖上がりとしました。

当日は、数本持ち込んだものの結局N-SFしか使いませんでした。

このロッド、初めて手にしたのですが、素直な調子という印象を受けました。

宙の釣りなので、穂先にテンションが入った状態でのインプレとなりますが、誘いがギクシャクしないというか非常にスムーズな誘いが演出できます。

特に今回のポイントは、海面から8メートルのタナを10センチハリスで狙いますので、このロッドが絶妙なエサの動きを作り出す一助になったのは間違いありません。

また、今回は目に頼らず手に伝わる違和感のみであわせに持ち込みました。この辺りの感度も抜群で、ロッド操作性と感度のバランスが高次元でとれている。

「ちょい宙から触りを感じて底で獲る」。

誘いのバリエーション拡げたら、明石や加太攻略にドンピシャに嵌りそう。

今シーズン、体調崩して春以降あまりフィールドに立てませんでしたが、最後に日頃の喧騒を離れてのんびりと釣りを楽しめました。 ありがとうございました。

相変わらず、広島カワハギポテンシャルサイコーです!

追記

牡蠣筏ということもあり、タコ狙いでエギ持ち込んだのですが不発でした。

広島エリアでのタコの個体数が元々少ない事を考えると、ピンポイントで船を留めるこの釣りには不向きでした。

キャストして広く探るとしても、範囲が狭すぎ確率が悪い。次回はナシです。

しかし、水面から8メートルで掛けてやり取りする大型カワハギ釣りは面白いですよ。

牡蠣の間に走られたら、ゾクゾクしちゃいます。

また来年、是非チャレンジしてみたい釣りが増えちゃいました。