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2020.7.3

ダイワ船最前線MOVIE / 動画では伝えきれなかったあれこれ

先日、ダイワ船最前線MOVIEにて『広島のマダコをエギタコ釣法で攻略』が、公開されました。

収録時間の関係もあり、動画中で伝えきれなかった事をお伝えしたいと思います。

当日使用タックルは、下記となります。

ロッド : アナリスターエギタコ185S

リール : フネ XT150PL

ライン : UVFメガセンサー 8ブレイド+Si

エギ  :快適船タコエギSS

私自身船タコ釣りを始めて十数年が経ちますが、当時船タコ専用ロッドは発売されておらず、メタルトップ穂先搭載のロッドをリスクを承知で使用していました。

グラスソリッドでは表現出来ないメタルトップ独特の調子と、メタルトップでしか表現出来ないタコの触りまでを感じる事が出来る超絶感度。そして、軽量タックルがもたらす圧倒的な操作性。

船タコ釣りに於いてメタルトップ以上の素材はないと当時から断言をしてきました。

確かにその言葉に偽りはない。

では、どうしてそこまで言っていた清水が『アナリスターエギタコS-185』を薦めるのか?

発売前のテストでは、『メタリアエギタコ S-178』、『アナリスターエギタコS-185』、両方のロッドを手にしています。

メタル信奉者の私は、超柔軟穂先でありながら想像以上の手感度を持ち合わせた『メタリアエギタコ S-178』に魅了をされました。

超柔軟穂先を搭載すると、一般的に感度は間違いなく低下をするもの。

そう予測する私の考えは、ものの見事に覆されます。

この穂先にしてこの感度。

「メタリアエギタコ 最強‼︎」、その時の感動は忘れません。

そして、同時にテストした『アナリスターエギタコS-185』プロトタイプの印象はというと?

突出して何かが優れているというものが見つからない。

「取り立てて特徴のない普通のロッドだな」という印象でした。

このロッドが、自分のメインロッドになる事はないが、「初心者から中級者の方とって扱い易く、リーズナブルな入門用ロッドには最適」という判断をしました。

テスト時におけるアナリスターの画像が無い事からも、思い入れの差が見て取れます。

そして昨年春、明石で船タコシーズンを迎える事となりますが、ここで私の考えに大きな変化が訪れます。

明石のシーズン初期は、30メートルから45メートル程度の深場のポイントが主体となります。

『メタリアエギタコ S-178』の使用感に問題はありません。

相変わらずタコの触りを感じて掛けにいける素晴らしいロッドです。

途中何を思ったか『アナリスターエギタコS-185』にロッドチェンジをすると…

いとも簡単に「勝手にタコが掛かってしまう…」のです。

あきらかに『メタリアエギタコ 』より簡単にタコが掛かってしまう。

ここから『アナリスターエギタコS-185』をもっと理解しようとする思いが膨らみました。

先ず『メタリアエギタコ S-178』と『アナリスターエギタコS-185』のコンセプトについて。

柔軟穂先という設定から『メタリアエギタコ S-178』と『アナリスターエギタコS-185』の方向性が全く同じだと理解される事が多いかと思われます。

しかし両ロッドの狙った方向性や性格にはかなりの違いがあります。

『メタリアエギタコS-178』は、超柔軟穂先を新たに採用しながらも従来モデル同様の操作性と感度を維持することが大きな課題でした。

超柔軟調子でありながらも、釣り人が意図する動きを忠実に再現し思う存分攻め込むことが出来るロッドとして『メタリアエギタコ S-178』は誕生しました。

「釣り人の意図する動きを忠実に再現する」。

この言葉を言い換えると、「ロッドワークは、釣り人自身がコントロールしなくてはならない」という意味となります。

『メタリアエギタコ S-178』は、ある意味シビアなロッドワークを釣り人に要求します。

その性能を理解して使い切ることが出来れば、最強のロッド。しかし、使い切れなければその性能を持て余すという事態になる事もありえます。

続いて、『アナリスターS-185』です。

ある意味『メタリアエギタコ シリーズ』は、レーシングカーのように無駄な動きを徹底的に無くしリニアなレスポンスを求めたようなロッドです。

対して『アナリスターエギタコS-185』は、操作性を残しながらも入力した動きに対して多少の逃げを作り誰もが楽しめる調子に仕上げています。

ある意味間口が広く、使えば使うほどその奥行きの深さを感じていただけるロッドです。

初心者の方やテンヤを得意とする方がエギを使うと、エギの動きが大きくなりすぎてしまう。

また硬調のロッドに使い慣れた方が『メタリアエギタコ S-178』のようなロッドをを使うと、エギの動きを操作をする支点がトップに寄りすぎてエギが動ききらないような場合があります。

このようなマイナス要素を総て受け止め、誘い操作におけるムラを補正してくれるのが『アナリスターエギタコS-185』の特徴だと思います。

この動きを補正するロッド特性が、タコが勝手に掛かってしまったと釣り人に思わせるてしまう秘密なのかもしれません。

アナリスターエギタコS-185』は、使い手の技量を見極めロッドが使い手に合わせてくれるのです。

誰もが扱いやすく、使えば使うほど手放せなくなる素性の良さを持ち合わせ価格もリーズナブル。

その扱いやすさは、大きな武器となります。

現在、私のメインロッドです。

メタリアエギタコ 170  (オールシーズン)

メタリアエギタコ S-178(シーズン後半メイン:浅場及び潮が速い時)

アナリスターエギタコS-185(シーズン前半:深場及び困った時)

どのようなシュチュエーションでも、ほぼこの三本のセットで対応が可能だと考えています。

今年の明石は、例年に増してタコが多く盛況です。

広島エリアもタコの成長が遅れ気味でしたが、大型タコシーズンはこれからが本番。

少しシーズン早めの取材で今回苦戦はしましたが、順調に数が伸びてきています。

半夏生も終わり、これからが船タコ盛期リスタートです。

大漁を祈念し、例年通りの楽しい夏を皆様が過ごせる事を広島から祈っています。