岡山発ひとつテンヤREPORT16 25紅牙テンヤゲームMX / 岡山県寄島港釣船テンリュウ

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2025.5.20

岡山発ひとつテンヤREPORT16 25紅牙テンヤゲームMX / 岡山県寄島港釣船テンリュウ

4月27日、関西カワハギメンバーにお誘いをいただき六年ぶりに岡山県寄島港発『釣船テンリュウ』さんに乗船をしました。　◆船最前線ブログひとつテンヤREPORT 2 釣船テンリュウ

懐かしい瀬戸内海の風景を眺めながら一時間ほどクルーズし、ポイントに到着。

当日使用したタックルは、

ロッド:紅牙テンヤゲームMX H-215

リール : スイッチヒッターLBD(2024年廃番)

ライン : UVF PEデュラセンサー×8+Si2 0.8号、ディープフロン船ハリス3号

仕掛け : 紅牙タイカブラTGSS+エビロック6号,8号,10号,12号,15号

その他 : D-MAXマダイクワセSS、RCSパワーライトノブ L、フィッシュグリップST225、ライトトランクZSS 3200

今釣行では、2025年5月発売の「紅牙テンヤゲームMX H-215」を畑口テスターからお借りして一日使い倒してみました。

実は、この「紅牙テンヤゲームMX H-215」。畑口テスターが思い描く理想の調子を実現するため、ロッドテストの段階で何度も設計担当者に修正指示を行い完成したこだわりの逸品です。『ユーザーの皆さまに自分自身が胸を張ってお勧め出来る製品をお届けしたい』という畑口テスターの心意気をロッドを通して感じてみたいと思います。

水深は、20メートル。10号テンヤをセレクトして釣りをスタートしました。

ロッドを持った第一印象は、いつも使用している「紅牙テンヤゲームエア H/XH-220SMT」と比較して『持ち重りがなくむちゃくちゃ軽いロッドだな』という感想です。

◆紅牙テンヤゲームエア H/XH-220SMT　　　　　　　全長 : 220センチ　/ 標準自重 : 98グラム　　　　　　　◆紅牙テンヤゲームMX H-215　　　　　　　　　　　全長 : 215センチ　/ 標準自重 : 93グラム

二本の自重差はたったの5グラムですが、数値以上に軽さを感じます。これは、215センチというショートレングス設定と高弾性メガトップを穂先に採用しているこが大きな理由です。

◆メガトップとは?

最初のポイントではアタリが無かった為、少しポイントを移動して仕掛けを再投入しました。

誘いはボトムから1.2メートルの範囲とし、フリーフォール中に手に伝わる違和感を察知してフッキング動作に移行します。　上顎のど真ん中に親針が貫通する理想的なフッキングで、食べ頃サイズのファーストフィッシュを取り込むことが出来ました。

「紅牙テンヤゲームMX H-215」とスーパーメタルトップ搭載ロッド「紅牙テンヤゲームエア AGS H/XH-220SMT」を比較すると、誘い操作の初期入力に対するロッドレスポンスに微小なラグを感じました。しかし、この微小なラグの存在がロッドの操作性を多少マイルドな方向性に振る役割をしており、初心者の方が使用しても非常に扱いやすい調子に仕上がっています。感度についても想像以上に良好で、真鯛の触りが手に違和感として面白いように伝わってきました。

そして、下画像が当日使用したテンヤとなります。①10号テンヤタイプ : キャストからのカーブフォールを交えたスプラッシュ&フリーフォール。誘い範囲は、ボトムから1.2メートルまでのレンジとした。