兵庫発 ハス(石鯛:サンバソウ)釣りREPORT 2 / 兵庫県洲本市由良港 釣り船山照丸
2025年1月24日、試したい事案もあり兵庫県県淡路島のハス(石鯛)釣りに再釣行をしました。乗船したのは、前回と同じく由良港から出船の『釣り船山照丸』さんです。
ハス(石鯛:サンバソウ)の釣り方は、下記投稿に記載していますのでこちらをご覧ください。
◆兵庫発 ハス(石鯛:サンバソウ)釣りREPORT 1 / 兵庫県洲本市由良港釣り船山照丸
使用したタックルは、
ロッド: 極鋭エギタコ S-176、極鋭タチウオテンヤSP 197 AGS(旧モデル)
リール : フネXT 150PL-OP、スパルタン TW100HL(廃番)
ライン : UVF PEデュラセンサー×8+Si2 2号、 リーダー : ディープフロン船ハリス7号
自作MV三本針仕掛け(当日おまつりにより2セット使用) ◉幹糸 : ディープフロン船ハリス5号の場合 ハリス止め :快適D-ビーズ マーキング M ハリス : ディープフロン船ハリス4号 (50センチ) 捨て糸 : ディープフロン船ハリス4号(50センチ / 25センチの位置にコブをつくる) スナップサルカン : Dスイベル SS セーフティスナップ付 ローリング 2
◉幹糸 : ディープフロン船ハリス6号の場合 ハリス止め :快適D-ビーズ マーキング L ハリス : ディープフロン船ハリス5号 (50センチ) 捨て糸 : ディープフロン船ハリス5号
錘 : 60号錘(当日ロスト無し)
その他 : フィッシュグリップST225、ライトトランクα ZSS 2400
乗船すると、エサ入れバケツが海水循環システムになっていました。エサ付けは、エビの大きさに応じて尻尾の切る位置を変えます。向かって左側のガラエビの付け方はNGの例。エビの尻尾が曲がらず真っ直ぐになるようエサ付けをしてください。
小さなエビの場合は、針を口から入れ頭に抜くウタセ真鯛釣りと同じエサの付け方をしています。
ポイントに到着し釣りを開始しますが、アタリも無くエサが残ってきます。おそらく一月中旬に到来した寒波の影響で、海が荒れ水温低下がかなり低下したようです。 とはいえ少ないチャンスをものにするため、丁寧にしもり根をトレースしながらアタリを探します。
二時間を過ぎた頃、根に沿って30センチほど仕掛けを落とし込んでからのステイで待望の初アタリが訪れます。穂先を上下に1ミリ程度震わせるアタリを四、五回繰り返した後、1センチほど抑え込むアタリでフッキング。重量感もあり、まずまずのサイズ(40センチ以上)のハスの引きでした。しかし、15メートル程度巻き上げたところでバレて(バラして)しまいました。
仕掛けを巻き上げチェックをすると、ビーズからハリスがすっぽ抜けていました。原因は、ビーズに通したハリスを止め結びにしていたこと。自分自身のミスで魚を逃してしまった形です。
このミスで集中力を十五分ほど欠いていましたが、気を取り直して再度丁寧な誘いに徹しますがエサを取られない時間が続きます。 打開策としてビーズの間隔を60センチから50センチに詰め、ボトムから浮かない低活性のターゲットに対応する作戦をとりました。しかし、状況が変わることはなく船長から『残り二十分』のアナウンスが告げられます。
この時点でリリースを含め船中四匹の釣果。この厳しい状況の中、「自分は、持っている」と信じて諦めることなく丁寧にボトムトレースを続けました。
しばらくして穂先を上下に0.5ミリ程度動かすだけの微細なアタリが竿先に表れます。魚ぬ違和感を与えぬようラインテンションを一定に保ち食いこみを待ちますが、アタリの出方に変化はありません。この状態が断続的に四、五回続いた後、埒があかないので軽く聞き上げ操作で魚の乗りを確認すると…。 穂先がプラステンションに変わり荷重を感じた瞬間。 ロッド全体に重みが加わり魚が走り出しました。 根をかわすためリールを五回転ほど巻き、いつもは緩めるのことのないドラグを早めに緩めた結果、魚が走り根の中に潜られてしまい万事休す。ラインを引っ張っても根から魚が出る気配はありませを。 一匹目をバラした弱気が、ここにきて裏目に出てしまいました。 最後に打った一手は、ラインテンションを抜き魚の動き出しを待つこと。この操作が功を奏して、魚が動き出す気配を感じました。この機を逃さずロッドを持ち上げ、再びリーリングを開始。取り込んだのは、縞の消えた49センチの立派な石鯛。 後から聞いた話によると、根から魚が出やすい方向に船長が船をまわしてくていたようです。言葉を発する事なく抜群のタッグワークで魚を取り込めました。 とは言うものの、自分の状況判断ミスが起因のトラブルであり船長にフォローしていただいた事に感謝しかありません。ありがとうございました。 根ズレをした幹糸は、最下部ハリスビーズと中間部ビーズの間が傷んでいました。
そしてこのままでは終われないダンディ濱中氏は、1月28日に再度単独釣行をされ四匹の釣果。 今シーズンを無事終えたられたそうです😆。
このエキサイティングでヒリヒリと刺激的なハス(石鯛)釣り。資源保護の観点から来シーズンより少し期間が短くなり、11月18日〜1月18日までの二ヶ月間が釣期となります。
この釣りを通して感じたのは、現在のハス釣りは非常に船タコ釣りの黎明期に酷似しているということです。私自身、この釣りの専用ロッドの発売(当然スーパーメタルトップを搭載した極鋭シリーズ)を切望していますし、タックルも今以上にライト化が可能だと感じています。 この釣りの一番の魅力は、ハス(石鯛)の強烈な引き。ライトタックルでその強烈な引きを経験した瞬間から、この釣りの虜になってしまいます。
来シーズン、この釣りが出来る期間を短く設定したこともついても賛成です。この釣りを長く楽しむ為にも、資源保護は重要な課題となります。現地関係者の素晴らしい英断に賛同します。
ここで、現状でのお薦めのロッドを紹介します。 ◆極鋭エギタコ S-176 ハス(石鯛)のアタリは、思った以上に微細なものです。この微細なアタリをとるには、「スーパーメタルトップ」を搭載したロッドが必須。鋭敏な感度としなやかに動く穂先を備えた「極鋭エギタコ S-176」がベストマッチです。◆スーパーメタルトップ スーパーメタルトップの利点 ◉感度 ・ボトムの状態を細かく察知出来るので、ポイントをタイ トに攻めることが出来る。 ◉しなやかさ ・ハス(石鯛)の微細なアタリを察知出来る。 ・他素材と比較して錘の着底を判別しやすいしなやかな 穂先を備えている。
※着座しての釣りスタイルの場合、有効ロッド長(穂先からリールシート先端までの長さ)が多少短いため、魚がヒットした後のやり取りに支障が出る場合があります。 魚がヒットした後は、立ち上がってハス(石鯛)の強烈な引きを堪能してください。
【DOCUMENTS 】
⭐︎S-sense Report (対談記事:魚種マーク赤地)
2024年7月 金森聡:大阪湾テンヤタチウオゲームパーフェクトレクチャー
2023年10月 藤原幸:岡山エリアひとつテンヤ真鯛釣り
2023年1月 西村豪太:極鋭エギタコMH-172 DEBUT
2022年8月 西村豪太:2022エギタコパーフェクトセミナー
2022年7月 西村豪太:極鋭エギタコS-176開発秘話
2022年6月 渕上拓矢:広島エリアひとつテンヤ真鯛釣り
2022年5月 清水恭仁:エギタコSタイプ
⭐︎製品インプレッション (魚種マーク白地)
2023年1月 カワハギX、アナリスターカワハギ
2022年4月 極鋭エギタコS-176
2022年1月 極鋭エギタコS-176
2021年2月 アナリスターエギタコMH-175
2020年7月 アナリスターエギタコS-185(広島)
2016年5月 タコX アナリスターエギタコ
⭐︎フィールド
【船タコ】
2023年7月 明石丸松乗合船
2022年7月 明石丸松乗合船
2019年8月 広島遊漁船Credo 明石丸松乗合船
2019年7月 明石丸松乗合船
2018年5月 明石魚英
2017年6月 明石丸松乗合船
2016年8月 明石丸松乗合船
2016年7月 明石丸松乗合船
【ひとつテンヤ真鯛&五目】
2024年9月 鳴門釣船はらまる
2024年7月 鳴門釣船はらまる
2024年2月 泉佐野釣船上丸
2023年11月 明石丸松乗合船
2023年10月 広島愛裕南丸
2021年7月 広島愛裕南丸
2021年2月 広島慶丸
2019年10月 岡山テンリュウ
2019年6月 広島慶丸
【カワハギ】
2024年9月 和歌山遊漁船Fish On
2023年12月 岡山遊漁船黒崎観光&エターナル
2023年11月 広島豊和丸
2023年10月 広島豊和丸
2022年11月 和歌山かるも丸
2021年12月 広島慶丸
2020年12月 広島倉橋島
2019年12月 徳島阿南極鋭西日本例会(極鋭四国)
2019年11月 和歌山三邦丸第二回ダイワカワハギパーティー
2018年9月 高知フィッシング今井ロマン号
2018年6月 和歌山加太カワハギクラブ
2017年12月 和歌山加太カワハギクラブ
2017年10月 2016KANSAI PRIDE FINAL
2017年5月 和歌山加太カワハギクラブ
2017年3月 和歌山栖原おいしんぼCUP
2016年10月 2015KANSAI PRIDE FINAL
2016年9月 和歌山三邦丸 和歌山加太カワハギクラブ
2016年7月 2015KANSAI PRIDE
2016年5月 加太KAWAHAGI FESTA 和歌山かるも丸
【その他魚種】
2025年1月 兵庫県淡路島由良山照丸ハス(石鯛:サンバソウ)釣り
2024年12月 兵庫淡路島由良山照丸ハス(石鯛:サンバソウ)釣り
2020年3月 広島Credヒラメ釣り
2019年7月 島根浜田莉恭丸イカメタル
2018年8月 島根浜田莉恭丸イカメタル
2017年9月 明石丸松乗合船のませ釣り
2016年8月 兵庫みなみ淡路海伸丸落とし込み
⭐︎イベント
2019年2月 フィッシングショー大阪
2018年2月 フィッシングショー大阪