広島発瀬戸内カワハギ RT AGS N-MC / 呉市安浦三津口港広島遊漁船豊和丸

アングラー：

さんの記事

2023.11.29

広島発瀬戸内カワハギ RT AGS N-MC / 呉市安浦三津口港広島遊漁船豊和丸

荒天により前回確認が出来なかった「極鋭カワハギ RT AGS N-MC」を呉市安浦三津口港/広島遊漁船豊和丸さんに再度持ち込み、瀬戸内エリアカワハギ釣りにおけるマッチング等をリサーチしてきました。当日の乗船者は、旧知の岡山広島カワハギマニアの混成メンバーです。

当日のタックルは、

ロッド : 極鋭カワハギ RT AGS N-MC

リール : ADMIRA 100XHL

ライン : UVF PEデュラセンサーX8+Si2 0.8号

その他 : 快適カワハギピラピラ集寄R、カワハギ船シンカーSK、快適船シンカーSN

日和も良く、前回入れなかった本命ポイントに到着。仕掛けセッティングは、瀬戸内カワハギ定番のデッドスローフォールを中心に誘いを組み立てながらボトムの釣りも意識したショートバージョンとしました。

魚礁周りのポイントで、バンバン当たってきます。そして、全てが型揃い。

その後数枚を取り込み、諸事情にてポイントを移動しました。

ここからは、カワハギの付場を探して移動を繰り返しながらの我慢の釣りとなりました。そして昼前、待望のピカポイントを発見。水深25メートル、島周りに軽いシモリ根が広く点在するカワハギとゲストが混在するポイントです。

カワハギの活性も高いが、それ以上にゲストの活性も高い。ボトムに錘を置くと一瞬でゲストの餌食となります。

関西東海在住で旧知の皆さんはご存知ですが、私はこのシチュエーションが大好きです。錘を海底から切って激しく上下に動かした後、エサの動きに同調したカワハギだけをボトムに導いて選別して釣っていく。自分の中では「バイブレーション」と名付けていましたが、畑口テスターが真似をしたらとんでもない事になるという事で「ペテン師ダンス」と新しいネーミングを提案してくれました(爆)。最終的には、「しみちゃんダンス」にというネーミングで許していただきさました😆。

私が普段メインロッドとして使用するのはZERO系(1245)に近い調子の「極鋭カワハギ AIR ボトム」ですので、使い始めは「N-MC」の調子に多少の違和感を感じていました。

◉極鋭カワハギ AIR ボトム

デッドスローフォール以外の誘いにおける初動レスポンスの遅れや、誘い幅の管理の難しさに馴染めませんでした。

しかし、使っていくほどにこのロッドの良さが分かってきます。瀬戸内エリアのカワハギは、大判が中心で幅広く重量級の個体を狙って釣行する船宿が大半です。カワハギを掛けた後の安心感、バラさない調子という意味においてこのロッドは最適だと感じました。

またしなやかな調子とは言え、派手に仕掛けを動かす「シミちゃんダンス」に対応出来るということは、ロッド特性さえ理解して使用すれば動き速い誘いにもこのロッドはついてきてくれるということです。この「極鋭カワハギ RT AGS N-MC」は、敢えて「極鋭カワハギ EX AGS MC」の尖った部分をデチューンし、多くの方が扱いやすいと感じとれる調子に仕上がっていると感じました。

◉極鋭カワハギ RT AGS N-MC

◉極鋭カワハギ EX AGS MC