明石発ひとつテンヤ真鯛REPORT11 / 兵庫県明石港丸松乗合船

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2023.12.21

明石発ひとつテンヤ真鯛REPORT11 / 兵庫県明石港丸松乗合船

今秋関西エリア初となる『ひとつテンヤ便』を出船した兵庫県明石港/丸松乗合船さん。

以前からカワハギ、タコ釣りでお世話になっおり、今年中に『ひとつテンヤ真鯛釣り』で訪問したいと考えていました。今回は、『明石ひとつテンヤ真鯛釣り』に関するシステムや特色をお伝えします。

先ずは、予約から乗船までの流れと特徴をご説明します。

1️⃣丸松乗合船ブログ内、【これからの釣り物の予約状況】で予約状況を確認し予約の電話を入れます。電話番号は、丸松乗合船ブログより確認してください。『ひとつテンヤ真鯛釣り』は、乗船人数を少なくしている事と人気が高いので早めのご予約をお勧めします。

活エビ希望の場合は、予約時にお伝えください。活エビの方が餌持ちが良く、アクションを入れた時にエビの頭が取れにくいので、冷凍エビと比較して格段にアタリが増えます。これから寒さが増しエビが取れなくなると必然的に冷凍エビになると思われますが、活エビが入手出来る時期は活エビの使用がお勧めです。　　　　　　　　※活エビ代金 : 2,500円(2023年12月現在)

◆丸松乗合船ブログ

2️⃣エビ活かしクーラーは不要です。

3️⃣釣行日前日にブログ内、【これからの釣り物の予約状況】で出船の可否を確認。

4️⃣ブログ内項目【明日◯月◯日(曜日)は…】で駐車位置を確認します。釣り物によって帰港時間が違いますので、指定の場所に駐車をしてください。

5️⃣受付と乗船。　　　　　　　　　　　　　　　　　　受付が開いたら乗船名簿に氏名等を記載をします。乗船料(活エビ予約の場合は、エサ代金も一緒に)を支払い、釣座を確認します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※丸松乗合船では、前日夕刻受付に釣座マグネットが付いたホワイトボードが置かれています。前日訪問出来る方は、釣座マグネットを取り釣座を確定します。前日訪問出来ない場合は、釣行当日受付で申し出て釣座を確定してください。

釣行日は、11月26日。予約のタイミングが遅く久しぶりの単独釣行のつもりでしたが、港に着くと旧知の関西カワハギメンバーと遭遇。一緒に「ひとつテンヤ真鯛釣り」を楽しむ事となりました。

エビは、ランドリーバスケット(各釣座に船宿が用意)に入れて活かし、必要分をカゴに分けて使用します。

本日のタックルは、

ロッド : 紅牙テンヤゲームEX AGS H-235、紅牙テンヤゲームエア AGS H/XH-220SMT

リール : スイッチヒッターLBD

ライン : UVF PEデュラセンサー×8+Si2 0.8号、ディープフロン船ハリス3号

仕掛け : 紅牙タイカブラTGSS+エビロック15号

その他 : D-MAXマダイクワセSS、RCSパワーライトノブ L、フィッシュグリップST225、ちょい置きホルダーライト

初めての『明石ひとつテンヤ真鯛釣り』。

一投目は、「紅牙テンヤゲームEX AGS H-235」に「紅牙タイカブラTGSS+エビロック15号」をセット。カラーは、「ビビットピンク/JJラメ」としました。

水深は、50メートル前後。広島エリアと比較すると水深は浅めです。いつものように軽くキャストをしてカブラ(テンヤ)が着底。海底から2メートルスプラッシュして、その位置からのデッドスローテンションフォールで様子を見ますが反応は有りません。

数投して状況に変化が無いため、ボトムバンプを誘いに織り混ぜて当たりパターンを探っていきます。リサーチする中で見えてきたのは、上層にターゲットの気配は無く海底付近でしかアタリが出ないという事です。ここで「紅牙テンヤゲームエア AGS H/XH-220SMT」にロッドをチェンジして、ボトムバンプ主体に誘いを組み立て直しました。

そして、四枚目に待望の『ゴーマル明石真鯛』‼️。

「紅牙テンヤゲームエア AGS H/XH-220SMT」は、岡山県笠岡エリアのリアクション釣法や広島エリアのスーパーディープポイントを視野に入れ開発を行なっています。日本でも有数の潮流が激しい明石エリアの『ひとつテンヤ真鯛釣り』でも、抜群のテンヤ(カブラ)コントロール性能を有します。

ボトムバンプを主体に誘うレンジを更に狭め、海底から60センチ区間を中心に反応を確かめます。そして、エビの咥えを感じてフッキング。『ゴーマル真鯛』を確信します。

が、痛恨の途中バラし。ちょっと、アワセのタイミングが遅れました…。

この後、小型真鯛のアタリが増え、掛け損ねも増えたので孫針の付け方を変えて見ました。

正解かどうかは不明ですが、小型化真鯛を無事取り込(んでリリース)む事が出来ました。

カワハギ名手の平田さんは、「紅牙テンヤゲームエア AGS H-235SMT」ぶち曲げて青物ゲット❗️

釣行後に平田さんにお聞きしたところ、やはりアタリが出るのはボトムから60センチ位のレンジらしく、そのレンジをテンションフォールで攻め、手に伝わる違和感からフッキングに持ち込んでいたそうです。型の良い真鯛も数匹取り込んでおられました。

関西カワハギメンバーが最近「ひとつテンヤ真鯛釣り」にハマり出しており(カワハギメンバーが紅牙EXとかAIR持ってるんやから、そりゃそやな(笑))、丸松乗合船さんにはかなり通っているそうです。

当日の釣果は、真鯛14枚(内リリース4枚)良いサイズのイネゴチとカサゴでした。

同船者の方の釣り上げたゲストを紹介すると、広島でもお馴染みのサメ。そして、明石エリアに多く生息するコフダイ(良いサイズ多し)が多数上がってました。

明石真鯛(船上にて神経締め)を帰宅後一切れ刺身で食べたのですが、コリコリしてちょっと硬い。明石鯛は、かなりの筋肉質ですので、個人的には数日寝かせた方が旨味も増して良いのでは?という感想です。

☆さてここからは、明石エリアでのタックルセレクトポイントです。

★ロッド　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明石海峡は、日本でも有数の潮流が激しいエリアです。夏場、小さな潮回りでタコ釣りをしていも、50号仕掛けが潮に飛ばされる事も日常茶飯事。テンヤ(カブラ)を効果的に動かすのには、強めの調子のロッドがお勧めです。「H調子」表記でも『ひとつテンヤロッド』の全長は235センチ程度ありますので、思ったより曲がり込みます。潮流の強弱を考慮して最初の一本を選ぶのであれば、下記ロッドをお選びください

◉紅牙テンヤゲームエア AGS H/XH-220SMT

★リール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ロッドの項で述べたように、明石エリアは潮流が激しい事が特長です。頻繁な底取り(ラインを出す)が必要ですので多少重量は増しますが、LBD搭載リールをお勧めします。私が使用しているのは、下記機種です。あまり高価なリールは使っていません。

◉スイッチヒッターLBD

◉シグナス

★テンヤ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　船宿hpには、8号〜15号(メインは、10号、12号)と記載されています。慣れないうちは、なるべく重めの15号を使用するのが無難だと思います。今回の釣行では、15号カブラをメインで使用しましたが、釣果が落ちると感じる事はありませんでした。その時々の潮の強弱やアタリが出るレンジ、テンヤ(カブラ)を適切に動かす事が重要ではないかと感じます。軽いテンヤ(カブラ)の方がアタリが多いという話もありますが、それはあくまでテンヤ(カブラ)を適切にコントロール出来た上での話であり、コントロールし切れなければアタリは逆に現象し途中バレが多発します。