和歌山県栖原港/カワハギ終盤戦

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2016.5.7

和歌山県栖原港/カワハギ終盤戦

新しくメンバーとなりました、大阪在住の清水です。
関西の船釣り情報をお届けしたいと思います。
宜しくお願い致します。
今回は、シーズン終盤を迎えた和歌山県中紀のカワハギ釣り。

大人の遠足メンバー/芳山さん、鈴木さん、清水、拓ちゃん

和歌山県湯浅町栖原港/かるも丸さんを訪問しました。

かるも丸/佐藤船長

関西エリアのカワハギ乗合船は、9月中旬から5月連休までがシーズンです。
例年この時期は、50枚以上を狙う好シーズンなのですが、今シーズンは冬期の高水温が影響してまとまった群れが少なく、小さな群れを拾っていくような釣り方をしなくてはなりません。派手な誘いより丁寧な誘いでアタリを出す釣り方となります。
それと今シーズンは、潮が動かないんですよね。
そうなると船長は船を突き気味に操船するので、潮切れ抵抗が大きく集寄を入れると仕掛けのコントロールが出来ない状況に陥ります。集寄を利用する私には、本当に苦しいシーズンでした。

で、昨シーズンから恒例行事になりそうな『関西カワハギ大人の遠足/栖原港』。

大会では一緒の船になりたくない方々、今回もよろしくお願い致します。

定刻に出船した船は、型を釣らせたいとの佐藤船長の思いで『日ノ岬沖』に向かいます。

今日も、うねりが…

水深は45m、定番の『極鋭カワハギAGS MHー175F』に二枚集寄、中錘4号を打って様子を見ます。
予想通り仕掛けが動きません、中錘を重くしても集寄枚数を減らしても制御不能…
右舷の方は、胴付仕掛けの下に天秤仕掛けを付けマムシ(関東では本虫でしょうか)をカットしたエサで、ぽつぽつ拾ってます。かなりうねりが大きいので、天秤仕掛けの方が仕掛けが安定するのかもしれません。
右舷胴付チームは、ほぼアタリがない中『極鋭カワハギAIR1455』に中錘だけの仕掛けで、鈴木さんがカワハギを拾っています。
今日も、日ノ岬沖は我慢の釣り…
思いっきり集寄を振れないストレスとの闘いです。
ここで、私も『極鋭カワハギレッドチューンAGSボトム』にロッドを変更しました。

仕掛けをダイレクトに動かしたい。
中錘3号だけで、底を切った上下の誘いを絶えず入れながら、着底での一瞬のフォールでアタリをとっていきます。
鈎は、スピード7.5号からワイドフック4.5号へと変更。居食い状態で鈎を飲み込まないカワハギ、鈎先を口に入れ掛けてやろうという魂胆です。

日ノ岬沖の大型カワハギ

うねりの中、掛けバラしも多かったのですが、日ノ岬沖で数を稼げないまでも5枚のカワハギをキープ出来ました。
そして、日ノ岬沖に見切りをつけた船長は11時をまわる頃、白崎沖への移動を決断します。

初秋・初春の好ポイント、白崎沖

白崎沖の水深は28m。集寄3枚に中錘2.5号、集寄から上部ハリスまで35cmの仕掛けで挑みます。
そして鈎はスピード7.5号、いつものセッティングです。
はたして、自分の得意のパターンで勝負が出来るのか?
底を2m切ったところから誘い下げゼロテンション、かるくテンションを入れマイナステンションに持っていきます。すると、面白いようにアタリが連発しました。
ただ、水深が浅いので引きが強く、海面までカワハギが暴れまわります。
鈎が伸ばされる不安が脳裏を横切り、パワースピード7.5号に変更し不安要素を取り除きました。
パターンがはまり、良型連発です‼️

カメラを向けた瞬間にヒット、ロッドは極鋭レッドチューンAGSSF