アングラー:田渕 雅生


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2022.3.3

鬼ヶ島にはタコもアラも居ましたよ!

西伊豆・土肥港のとび島丸さんから石花海(せのうみ)のオニカサゴ釣りに行ってきました!
早朝の暗い海をゆっくりと航行し6時半頃にポイント到着。 ゆっくりと準備をしながら7時の釣り開始時間を待ちます。

タックルは
リール:シーボーグ500JS
ロッド:極鋭コンセプトゲームPHHH-205
仕掛けは自作の3本針仕掛け(針ムツ19~20号、ハリス8号、幹10号、全長1.8~2.2m)

水深150m前後のポイントからスタート。
私のオニカサゴ釣りの釣り方は、仕掛け着底後糸ふけを取りながら海底を3~4回小突き、50cm程オモリを底から上げたおころでユサユサと揺すります。根がきついところでは1m上げます。7~8回揺すったら止めてゆっくり聞き上げてアタリをみます。竿を持ち上げて直ぐにアタリを感じれば上針に魚が掛かっているということ。この時は更に50cm上げて誘い続け追い食いを狙います。
下針に先に魚が掛かった場合はあまり追い食いを狙い過ぎると根掛かりのリスクが高まります。

底潮が速そうなら長目の仕掛けに長くて重いエサを付け、逆に底潮が緩いようなら短めの仕掛けで軽めのエサをチョイスします。この時小さいエサにしてしまうと、エサ取りの魚や、リリースサイズの魚が針掛かりしやすくなるので、軽くても長さがあるエサがお勧めです。

さて、この日の私の1投目ですが、底を少し切って揺すってから聞き上げると、何やら鈍い重量感が伝わってきました。明らかに魚の引きではありません。過去の経験から①岩若しくはサンゴ②ロープ③水タコと予想。
上がってきたのは予想3種の中で最も有難い4kg超の水タコでした。

この水タコがこの日の「鬼ヶ島」への水先案内人だったようで、この後船中ポツポツと本命オニカサゴが上がり始めました。






船長が「あまり大きくないオニカサゴのアタリなら1匹で上げてきちゃ勿体無いよ!」とアナウンス。
皆さんその言葉通り、アタリがあっても少し待って誘い続けてダブル掛けに成功!
正にここは「鬼ヶ島」ならぬオニカサゴパラダイス!

そして時合いには更に凄い食いっぷりに!


私の釣り座の生簀がオニカサゴで埋め尽くされました。
そして潮止まり直前には水深200m前後の深場を狙い、3.4kgのアラが登場!

とび島丸さんの規定の27㎝以下のオニカサゴはリリースして

47㎝を筆頭に45㎝超のオニカサゴが5匹も釣れました!