アングラー:田渕 雅生


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2022.3.22

東京湾マゴチ釣り開幕!

今年も東京湾のマゴチ釣りが開幕しました!
早速金沢八景の一之瀬丸さんに伺ってきました。


マゴチはやはり人気ありますね!
平日にも関わらず、13人のマゴチフリークが集まっていました!(内1人はルアーマゴチです)


仕掛けや中オモリを受付けで購入できるのも有難いですね!


渡辺直人船長の出船前のレクチャーは必見です。
初心者は勿論、経験者の方々もこのレクチャーを聞くと出船前から「釣れる気」しかしなくなりますよ!(笑)

私の使用したタックルは
リール:バサラIC150
ロッド:極鋭コンセプトゲームL H-225
    マゴチX
中オモリはアオリイカ用の15号と20号(当日は船長の指示で20号を使用)

ポイントは金沢八景沖。この日は29m~20mと若干深場のポイント数か所を攻めました。

渡辺船長に教わったこの釣りの肝は、大きく分けて3点。
①エサ付け
②タナ取り
③あわせ

①のエサ付けは、サイマキ(車エビの幼魚)の口より数ミリ前寄りに針先がスッと入る所があり、そこから針を刺して針先を角に隠すようなイメージで止める。(事前に角の先端1/3程度を折っておく)
針に刺したサイマキが海中で元気に足を搔いて泳がなければエサが付いていないのと同じ。

②仕掛けを投入したら軽くサミングしながら着底させ、竿先が海面ピッタリの位置でしっかり糸ふけを取り、そこから竿先を1m上げる。
仕掛け全長1.5mに対して、底上1mに中オモリを置くのが基本的なタナ。

③アタリの出方はいろいろ。。。
いきなりひったくる様に持っていくアタリもあれば、ちょっとした「もたれ」のようなアタリ、根掛かりか?と思うようなアタリ。。。etc.
私が一番多いと思うアタリは、
・先ず竿先にコンッコンッとシャープだけど軽いタッチのアタリ・・・サイマキの尻尾の方を咥えた状態。
⇒竿先をゆっくりと50㎝送り込む・・・
a 7~8秒待って、アタリが竿先の軽いタッチから穂持ちに重みのあるタッチに変わったら即あわせ!
b 何も反応が無ければゆっくりと50cm竿先を上げて元の位置に戻す。この途中で重みのあるアタリに発展することが多い。       
c ゆっくりと竿先を上げても重みのあるアタリが来なければ、今度はリールを巻きながらゆっくりと竿先を50㎝下げてまた7~8秒待ってまたゆっくりと竿先を上げる。
要は、軽いタッチのアタリは併せても針掛かりしないので、重みのあるタッチのアタリであわせること。

向こうあわせで針掛かりする魚ではないので、重みが乗った瞬間の「ここ!!!」というところで、渾身の力を込めて一気に思いっきりあわせを入れるのが重要なんです!

あわせが決まったら、一切テンションを抜かないようにリールを一定の速度で巻く。竿はできるだけ起こした状態でリーリングした方がバレ難いです。

50cm代後半の良型マゴチ!

今シーズンもロングランで楽しめそうですよ!

この時期のマゴチは食味も抜群です!
是非ご賞味あれ!