超深場タチウオ!シーズン終盤のタチウオ攻略!
1/28(土)は久里浜の平作丸さんからタチウオ!
徐々に水深も深くなり、シーズンもそろそろ終盤。
前日には南風がビュービューの時化後、さらに水温が一気に上昇と状況は一変した日でしたが、タチウオのご機嫌はいかがでしょう?
朝一向かったポイントは金谷沖、指示ダナはいきなり170m!
終日金谷沖だったのですが、深い時は205mまで指示ダナが下がりました、東京湾タチウオでいう最深場、超深場の釣りになりました。
指定オモリは100号、竿は深場の相棒『極鋭ゲームHH-172AGS』
今回使用したタックルはこちら
ロッド:極鋭ゲームHH-172AGS リール:シーボーグ200J ライン:メガセンサー12ブレイド1号
下の写真は100号を背負って200m前後に落としている状態、少しウネッて負荷がかかっている瞬間です。
100号を背負っても負けないこの調子とキレイな曲がり、この日も大活躍してくれました。
60号を背負ったMH表記の竿や、40号を背負ったM表記の竿と同じような曲がり、慣れ親しんだ浅場や中深場の時のアタリの出方やモタレと同じようなシグナルが出るところも大きなポイントです。
天秤は快適天秤マルチ Φ1.6-300、腕の部分にちょっと一工夫…
平作丸さんは2本バリ仕掛けOKなので、2本バリ仕掛けでダブル狙いです!
開始1投目から早速良いアタリが出て、ゆっくり引っ張り合いっこしながら指示ダナを上げていくともう一回強い引き込みが!
1投目からダブルでゲット!両方ともいい所に掛かってるんです。
指示ダナ200m前後なので、とにかく天秤と餌をしっかり動すイメージでいつもより大きめというか幅のある動きで、タチウオにアピールすることがキモだったようです。
幅/スピード/巻取り/止めの間はこんな感じです。
幅:1m程度(竿を斜め下に構えて水平位置まで、マーカー1個分程度)
スピード:大きくシャープに
巻取り:ハンドル1回転半〜2回転
止めの間:2秒ほど待つ
このシャクリがドハマりして、その後も毎投連チャン!
2本バリ仕掛けなので、活性が良ければ毎回しっかりダブル狙い!
1本目がアタって強めに引き込んだら、アワセは脇を締めて竿を立てる程度にしてタチウオのキックバックを耐えて向こうアワセで掛けます。
いきなり電動で巻き合わせしてしまうと2本目を掛けるタナを通り過ぎてしまったり、1本目がかかった時に集まってきた2本目候補のタチウオの射程から外れてしまう気がするのです。
1本目の引きをいなしながら、1本目が掛かっているテンションを一定に保ちつつゆっくり引っ張り合いっこ(ポンピングのイメージ)していくと…2本目がアタってきたり掛かった時の重みやアタリが分かりやすくなります!
これはスーパーメタルトップやAGSなどを搭載した極鋭だからより一層というか、感度の良い竿がだとより分かりやすいと思います。
2本目のアタリや重みが出たら一呼吸置いてグッと聞き上げてあげると、1本目を掛けた時とは明らかに違う+αされたような重みが!
これでダブル成功!慣れてくると、1本だけか2本掛かってるかが重みでわかると思います。
この日ダブルは合計10回以上、良い時はダブル5連チャンもありましたよ!
このダブルの釣り方を教えてくれた平作丸さんエースのせきくん!
この日もバリバリ釣ってましたよ!
せきくんと時々お互いアタリダナを確認し合ってたのですが、共通していたのは「アタリダナの幅は5mくらいで狭いよね」ということ。
185〜190mの間とか、200〜205mの間とか、とにかくコロコロ変わって、アタリダナを外れてしまうとさっぱりという状況でした。
そこで、アタリが出たタナはしっかり覚えておいて、次の投入は入念にそのタナをサーチすること。
アタリダナを見つけてしまえば5シャクリ以内でアタリが出るかなり勝負が早い展開になり、手返しも良く連チャンモードになりました。
後半はやや渋くなったものの、終日この「大きいシャクリとしっかりステイ」「ダブル狙い」「アタリダナを見つける」を徹底して、納竿までに55本と大漁!!
平作丸さん、同船の皆様、楽しい一日をありがとうございました!
タチウオシーズンもそろそろ終盤、でもラストまでまだまだ通って研究するつもりです!
今後も超深場での釣りが予想されます。200m前後ととても深く、オマツリや高切れなどトラブルも多いので、予備の道具や仕掛けはしっかり準備してください!
また、指示ダナに着くまでは周りの人のラインの方向を意識しつつ、必ずサミングしながら落とすとトラブルが減りますよ! 同船の皆さんで意識し合って、深場でも快適なタチウオ釣りを楽しみましょう♪