アングラー:高槻 慧


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2020.10.29

大阪湾タチウオ遠征!タチウオキングバトル予選会2020

10/24(土)、25(日)はタチウオキングバトルの予選会のため大阪遠征!

去年もチャレンジしたタチウオキングバトルの予選会、去年は2日間チャレンジして2日とも2着と涙をのんだので、今年は気合十分!

 

タチウオキングバトルは毎年開催される大阪湾全体のテンヤタチウオのトーナメント。

予選会は9〜10月にかけて90回ほど行われて、各予選日では参加者の中の竿頭1名のみセミファイナルに進める狭き門。

テンヤタチウオ本場の関西で最強を決めるトーナメントなんです!

 

今年は24日(土)に泉佐野の上丸さん、25日(日)に泉佐野の海王神さんからの参加。

前乗りから宿泊まで、上丸さんの村上船長と佳世さんにお世話になり、とても感謝しております!

お世話になった分、結果で返さなければ!

 

今回使用したタックルはこちら↓

ロッド:極鋭タチウオ テンヤSP EX AGS 184 リール:シーボーグ200J ライン:メガセンサー12ブレイド2号

予選会に向けて新調したロッドはEX 184。

8:2調子の先に、5cmほど完全に下を向く穂先が着いていて、棒ウキのようなアタリを表現する特徴的な穂先を持つこの竿。

マルイカやイカメタルのアタリのフィーリングに近いといえば伝わりますでしょうか。

・横揺れの震えアタリはトップガイドがフルフルと大きく

・食い上げの持ち上げアタリはポーンと長く大きく

・抑え込みの下がるアタリは穂先の湾曲に大きな変化が

といった形で、とにかく「アタリが大きく表現される」のがめちゃくちゃワクワクする!

大きく表現されすぎてしまう故に、アタリの種類や出方に慣れていかないとなかなか扱いが難しい竿ではあります。

しかし、使い込めば極小さなアタリでも引っ掛けにいけるし、しかっり咥えて引き込むまでの追い掛けを狙うこともできる、私的に1本あれば色々な状況にマルチに対応できる竿というイメージです。

 

そんな強い相棒を手に挑んだ初日、向かうポイントは洲本沖!

前日も80本以上とかなり釣れ盛っていた洲本沖ですから、相当の手返し勝負になる予感。

また、同船には他メーカーの名手の方々もいて、1回のミスが命取りになるような展開だということ。

 

洲本沖の水深100〜120m、反応は60〜80mで濃いめ。

手返し命の状況で意識したのは、

・なるべく上の層を見つけて上で掛けること

・速い誘いについてくるやる気のあるやつだけ狙うこと

・巻き上げスピードは口切れしないギリギリの速さまで上げちゃうこと

・でもエサ付けはとにかくキレイに、適当にしないこと

逆に出来なかったことは

・ちょっかい出してくるコマに時間取られたこと

・すごい食い上げに対応出来ずロスト2個しちゃったこと

・ラストの深い層を見つけられなかったこと

勝負中は写真撮っている暇もなく、忙しすぎて正直あまり覚えていない…

でもとにかく印象に残っているのは「こんなにバリバリ高活性なタチウオやったことない!!!」というくらいの超絶活性!

流しかえる度に船長にばっちり当てていただいたおかげですね。

ほんと1つのミスが命取りになるので常にヒヤヒヤでしたが、プレッシャーを感じると良くないので、とにかく「この釣行を楽しんで、自分流に」釣りをすることに集中できたので心は穏やかでしたw

 

沖上がり後は検量へ。

私含め3名の方が抜きつ抜かれつの攻防戦だったようで、玉入れ方式でカウント。

 

ちょっと期待しながらも…

まぁ楽しめたからいいやという気持ちで数えていきます。

 

ラストをカウントし終えると91本!

次点の方とは1本差、その次の方とも3本差という超接戦でした!

むー船長も興奮!ww

 

ありがたいことに予選会抜けることが出来ました!

白熱のバトルを一緒に戦えたお二方、移動中にも色々とお話を聞けたりお喋りしてくださって本当に良い方々!

ありがとうございました!

 

テンヤは常に快適船タチウオテンヤSSTG!

カラーは迷わないように夜光のみで通しました。

上丸さん、むー船長、佳世さん、同船の皆様!楽しい一日をありがとうございました!

この日の夜は船長に祝勝会を開いて頂き、たっぷり飲み食い飲み飲みしましたとさw

 

翌日25日(日)はお隣の海王神さんから出船!

もう予選は抜けているので、この日は色々試しながら楽しもう!

 

ポイントは昨日とは違って神戸沖。

水深80m前後、流しかえの度にパタパタっと釣れるような状態だったので、昨日雑になりがちだった掛け方をもう少し丁寧にやってみることに。

誘いは常にストップ&ゴー。竿は固定で、ハンドルの巻取り量や巻取りスピードのみを調整して、タチウオがギリギリついてこれるスピードを探してやります。

そうするとスイッチの入ったタチウオがポーンと穂先を跳ね上げるいいアタリを出してくれる!

そのまま高速でハンドル巻き、穂先が入ったら軽く脇を締めるくらいのフッキング。

とにかく食い上げでずーっと上まで泳いじゃうタチウオが多かったので、ハンドル5回くらい巻かないと追いつかないような状態にもなったくらい。でもこういうやる気あるやつにいかに早くスイッチを入れるかが重要だったりするんでしょうね。

 

結果31本とばっちり!

27本の方が予選抜けたので、この日もエントリーしていれば抜けられたのですが、心穏やかに焦らず色々試せたのも要因の一つだったりもしますしね、だからトーナメントは面白いのですが!

海王神さん、同船の皆様、楽しい一日をありがとうございました!

 

準決勝は11/8(日)三邦丸さんにて行われるので、もうすぐです!

全然自信ないですが、お勉強のつもりでとにかく「楽しむこと」を目標に頑張ってきます。