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2020.3.15
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2020.3.8
この春、新発売されるマルイカAGSの試釣を兼ねて1月27日、松輪瀬戸丸よりマルイカ釣りに出撃しました。
深場のマルイカ釣りに適したロッドを持ってきました。
この時季のマルイカ釣りには60号オモリでアタリが取れて、プラス “ノリ感度”が重要だと思います。
アタリは取れても、乗っているかどうか(イカが掛かっているかどうか?)分からない竿だと、半信半疑で約100m巻き上げてイカがいるかどうかをその都度視認しなくてはなりません。
イカはどんどん移動しますから、その間にチャンスタイムを逸してしまうことになりかねませんし、焦りから思わぬミスやトラブルを誘発することにも・・・。そうなると楽しくなくなっちゃいますね。
※左から極鋭マルイカAGS / 極鋭マルイカレッドチューンMH-147 / リーディングマルイカMH-155
/ 極鋭MCゲーム160 / メタリアゲーム82-160
親方こと鈴木弘船長が操船を担当する瀬戸丸10号船で7:00出船。
前日のシケによるうねりが残る中、まずはこのところ模様が出始めた剣崎沖へ向かいます。
不肖ワタクシの弟子のミホちゃん。グローブを新調してご機嫌です。なかなかイイ感じですね!
タックルは極鋭マルイカAGSにレオブリッツ150 / PE0.8号
仕掛けは快適直ブライカリーダー(間合い120㎝) 7㎝浮スッテを5本。上部のサルカンを外して直結で“ミラクル針11㎝(ケイムラ)”をセット。
さて、肝心のイカの反応ですが・・・剣崎ではシグナルが無く、船長は大きく移動して城ケ島⇒三戸浜沖⇒佐島沖⇒三戸浜沖⇒城ケ島沖・・・と探索してくれましたが、パッとしません。船中ほとんどアタリがありません。
無線や電話でやり取りしている仲間の船の状況もかなり厳しいようです。どうも前日のシケで水温が急低下してしまったためイカの活性が落ちているみたい。
親方は意を決して剣崎のヤリイカ船団の中へ。
せめてヤリイカを釣ってお土産に。そして混じってくるマルイカを狙おうと言う判断です。
11時頃、剣崎沖のヤリイカポイントへ到着。
水深100-120mをマルイカタックルで狙います。
ここでは、ポツリポツリとヤリイカに混じってマルイカが顔を出します。
中には、こんなマイクロマルイカも!
比較のために並べたドラゴンシンカーTG60号(約9㎝)と、ほぼ同寸のマイクロ級です。
うねり残りの水深100mダチ。60号オモリ使用で、こんなマイクロマルイカのアタリをキャッチしたのも凄いことですが、それだけでなく明確なノリ感度を発揮!これには正直びっくりしました。
アタリを取るだけの“感度”なら他にもあるかも知れません。しかし、このノリ感度は初めての体験です。
異次元の感度・・・ワタシはそう感じましたが、けっして言い過ぎではないと思います。
使用感は極鋭マルイカMH-147を1段。いや・・1.5段ほど柔らかくした印象です。
穂持ちからバットにはパワー(張り)を持たせていて、この穂持ち部のパワーでしっかりフッキングでき、ノリ感度を出しているのかな。
水深が浅くなりオモリが軽くなると、穂先がさらに働き場を得て本領発揮しそうな感触。
今まで、使用するオモリに応じて深場用と浅場用の二本を使い分けてきましたが、これ一本でほとんどカバーできちゃうんじゃないでしょうか。
と、思わずテンションが上がっちゃうほどの仕上がりでした。
終始、活性が低い一日で、他の竿を試す余裕はありませんでしたが、ミホちゃんは見事良型マルイカをゲット!
水温が落ち着けばまた好調を取り戻すと思います。
今後のマルイカ釣りが、ますます楽しみになってきました!
この日釣ったイカは船上で〆て持ち帰り、お刺身で頂きました。
身が透き通って最高!これはもう、釣り士ならではの贅沢ですね。