縦と横・・・
12/6(火) 松輪港瀬戸丸(http://www.gyo.ne.jp/rep_tsuri_view%7CCID-sedo.htm)より剣崎エリアの
カワハギを狙って出船。
前日は朝から宙で良型が好釣とのこと。
期待しちゃいます。
天候曇り、北よりの風強く冬本番を思わせる寒さです。
定刻の7:30に河岸を離れ剣崎沖20m立ちのポイントから実釣スタート!
用意したタックルは、宙釣り用に極鋭レンジマスター+NEW SMAK100H-L にPE0.8号。
ボトムの釣り用には極鋭レッドチューンボトム+SMAK100H-L にPE1.5号。
仕掛けは共に快適カワハギMV幹糸仕掛け3本針。
まずはレンジマスターに30号のオモリをセットし宙を探ります。
ボトムから2m。そこから誘い下げて1mで静かに待つとカサカサっと糸ずれするような感触。
この感じが前アタリで、スッと穂先を下げてから聞き合わせるとガッガガ・ガと小気味良い引きで
顔を見せたのは、小ぶりながら嬉しい本命カワハギ。
2、3投目も同じパターンで3連釣。
幸先の良いスタートです。
潮回りしてのふた流し目。
宙での気配はなくなり、ボトムでポツポツ拾う展開に。
レッドチューンボトムにチェンジします。
何回目かの流しで、ピラピラ集寄を使って仕掛けをゆらゆらさせると、穂先がもたれるような
アタリ!
スッと合わせるとグイングイン。底に張り付くような大物の引き!
フッキングはバッチリ。余裕を持って竿のバットパワーを生かして自然に魚が浮かせることに。
と、突如魚が走っってボトムへ突っ込み根の中に入られ万事休す・・・。
仕掛けを回収すると下段にセットしたパワーフック4.5号の2.5号ハリスがビーズのハリス止め
からプッツリ。
大事にしすぎてバラシてしまいました。
このショックが後を引き、3連発で良型をバラシ。
根掛かりでピラピラ集寄ごと高ギレで仕掛けをロスト。
この頃から氷雨がポツポツ。間もなく本降りに・・・
隣で友達の増山さんが連釣するのを見て気が焦り、高ギレしたPEでラインシステムを組む時間を
惜しくなり、レンジマスターを使って、ボトムの釣りをすることにしましたが、(普段は割と得意にし
ているのですが・・・)、どうも、PE0.8号で浅場だと潮切れが良すぎてしまうようで弾いてしまいヒッ
トまで持ち込めません。
まさに、まさに、負のスパイラル~・・・・・。
カワハギ釣りって本当にメンタル面が如実に表れる釣りですねえ。
気を取り直そうにも氷雨で手がかじかみ、テンションも上がらず苦戦モードに。
それでも何とか食いつきながら集寄への反応が落ちたのを察知して、中オモリで仕掛けをゆっくり
寝かして行く釣り方で追い上げますが、増山さんもスグにアジャストして差が埋まりません。
(別に競争してる訳じゃないんですが、並んで競る形となると・・・。カワハギ釣り師なら分かりますよね~)
右舷には他に常連のニワセさんとナカネさん。皆さん横一線で一歩遅れて私が追う展開。
ニワセさんやナカネさんが釣るのを横目に(どうやって釣ってるんだろう?)(なんでー??)
なーんてカワハギに対峙するよりも人が気になっちゃって、集中を欠いてるなあオレ。と頭では分
かっていてもちぐはぐな釣りを続けます。
そして最後の流し。
ナカネさんは既に道具を片づけています。
ここでフッと水中の様子が頭の中でイメージとして浮かび上がりました。
宙で誘ってゆっくり仕掛けを下げてゆくその周りにカワハギが寄ってきている。
オモリがボトムに着底。
ピラピラ集寄をゆら~っと送りこんで行くとカワハギが餌をついばみにきます。
イメージに沿ってス~ッと聞き上げると、ドド・ドン・ゴツゴツ。っとまぎれもない本命のアタリ!
なんだこりゃ?初めての感触!
パワースピード7.5号サクサスが文字通りサックリ貫通しタイミングぴったりなのが分かります。
半信半疑ながら、同じパターンでもう1枚。
さらに1枚。そしてもう1枚。
来た来た来た~!!!
残り10分で連釣モード突入です。
7連釣か8連釣か?夢中で釣って、最後皆さんに追いつき、船長の終了の合図。
カワハギの気配を感じて一呼吸置いて聞き上げるとがっちりフッキング。
(ラスト、ややマナー違反。スミマセン!)
中盤連釣を見せた増山さん
大型ゲットのニワセさん
この疑惑の1枚で26-25-25-25枚の竿頭。
ごめんなさい。今日は勘弁してください。
ってみんな笑ってくれています。
疑惑の一枚が!
沖上がり後に瀬戸丸で頂いた暖かいそばが、ひと際美味しかったです!
カワハギ釣りを始めて以来、縦の釣りを基軸にやってきましたが、どうしても対処しきれない
状況があり、その打開策として今期からチャレンジしている横の釣り。
友人には「(釣りを基本から変えるとなると)1シーズン棒に振るかも知れないよ」と言われ
迷っていましたが、今回の釣行で、その一端の感触を得ることができたように思います。
そんな気づきの多い1日となりました。