アングラー:前田 俊


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2010.6.19

剣崎沖に新群れ!型が良く数も上々です!

  昨日、松輪の瀬戸丸からマルイカ釣りに行ってきました。

片舷8名、平日ながらも多くのマルイカファンで賑わっています。
上手な常連さんも数人みえていましたので、埋没しないように頑張ろうと気を引き締めました。

そんな思いを乗せた21号船を大船長が操船し、前日好釣果をマークした剣崎沖へ。

どうやら剣崎沖の深場に新群れが入ったようで、ここ数日当エリアを攻めたマルイカ船の釣果は上々。
ベンケイ混じりの大型が中心で、中には束釣りをマークした船宿もありました。

潮流れが速く直結は不向き(苦戦)、ブランコ有利との直前情報を得ていたので、直結2+直ブラ5の直結ブラ仕掛けを準備。

【タックル】
竿:極鋭ゲーム・センサー165 (メインロッド極鋭ゲームセンサーRTは骨折入院中)
リール:小型両軸リール(深場対策のため高ギア比のもの)
PE: 1.0号
オモリ:トップガン50号~40号
仕掛け:直結2 + 直ブラ5 (直結ブラ)
 トップにミッドスッテ45SZ 直ブラ部分はミッドスッテ48、70m/m浮きスッテを中心とした配列。

 

ひと流し目から着乗り!評判どおり型も良く、グイングインと竿を引き込む手応え。
「来て良かった!」と、心躍ります。

しかし、2回目は間に合わず流し替えます。

ポイントの水深が50~60mと、深いことに加えてオマツリ回避のために毎回投入器へセット
して潮上へオモリを投入したこともあり、巻き上げて再投入に時間が掛かる間に群れが移動してしまうようです。

このパターンが多く、できて2~3回。
上げては移動の繰り返しです。船長は全員に釣らせてあげたいとの思いから、大きめの反
応を探してくれたために移動時間が長くなりました。

06123.jpg

10:00頃、潮止まりを機に糸が立つようになりましたので、オモリをトップガン50号から40号へチェンジ。
さらに移動式チチワの位置をカンナにずらして、直結4+直ブラ3に変更。
スッテもいつもの直結仕様・・・ミッドスッテ ハダカ系を中心に組み替えます。

着底後のステイから軽く叩いて誘い~ゼロ・テンション~ステイ。のパターンでアタリを待ちます。
穂先に違和感を感じて合わせますが乗らないため、小刻みなシェイクを入れ、止めた後の最初の“微かな触れ”で合わせ。このパターンで合いました!

この時、誘い後に訪れる触りまでのステイ時間を若干長いように感じました。
お客さんが多いので仕掛けを嫌っているのかも知れません。

そこで、オマツリ回避を兼ねて毎回、投入器を使ってオモリを沖目へ投入。
これが功を奏して連釣できるようになりました。
まあ、それでも3~4回毎に移動なのですが、ポツポツ掛けて行きます。
この時合いは釣れて来るイカのサイズが、やや小さくなりました。

正午を回ると潮が効き始めたので、オモリを50号に戻し、38杯でフィニッシュ!

06125.jpg

2番手が20杯と船中の釣果は低調で、皆さんやや苦戦気味。
そんな難しい状況でパターンを掴めた(?)ことに大満足でしたが、帰宅後にチェックすると
僚船はトップ60~80杯。初心者の方が50超えた船もあり、結構釣っていたようです。

06124.jpg

なかなか思うように行かないマルイカ釣りなのでした。

剣崎沖の新群れは相当な数が入っていると思われます。
型も申し分なく、来週のマルイカ・ペアバトルが楽しみです。

そろそろ7月に入りますが、今シーズンはまだまだ楽しめそうですよ!