関東でも関西でも絶好調の「エギタコ」を体験!爆釣の東西エギタコ
関西発祥のエギでタコを釣る「エギタコ」
本場の関西はもちろん、今年は東京湾でも30年ぶりくらいの異例の湧き方で大爆釣しているのは船釣りフリークの皆さんはご存知の通りですよね。
今回はそんな「爆湧きの東京湾エギタコ」と「本場関西は明石のタコミーティング」の様子をお伝えできればと思います!
まずは7/13(土)に楽しんだ東京湾のエギタコから。
以前から興味はあったもののエギタコはやったことがなく、でも今年のチャンスを逃すべからず!行ってみたいな〜と思っていたところに知り合いの船長から「伝馬船で遊びに行くけどどう?」とお誘いが!
楽しみにしていたエギタコ、快適船タコエギ SSを各色揃えて準備万端!
マルチストッカーはこれお世辞抜きに便利、エギが8本(1部屋に2つ入れれば16本!)収納出来て、底には水抜き穴があるので使い終わったらジャブジャブ丸洗いして乾かすだけで塩抜きOK!
水深は10m以内で根掛かりも多いところなのでオモリは15号、なーんかジャラジャラいっぱい付けてますねw
初めてな釣り物ほど?色々試したいお年頃なんです。
※なんか効きそ〜??でもこの幻想は後半の明石タコミーティングの際に崩れることに!後半をお楽しみに。
富津から出船し港前付近を探索、噂通りの湧きっぷりのようで一投目から型が出ます!
私も続けと小突いていると…スナップやエギのジャラジャラやガサガサした感触が消えて、穂先がどんどんと抑え込まれていき小突いても穂先が戻らなくなるんです!
これだ、これがみんなが言ってた「乗った」というやつだ!
セオリー通りに5秒くらい小突き続けてタコが仕掛け全体に覆いかぶさっただろうタイミングでエイヤッ!とフッキング!
ドスン!という重みが竿に加わり、竿が曲がった状態でモワ〜っと何かが上がってくるような感触が!
上がってきたのは本命のマダコ!
乗った感触が伝わった時のワクワク感、フッキングが決まった瞬間の興奮、話には聞いていましたが何かこう体中に電撃が走ると言うか脳内物質が出るというか…
この病みつきの感覚をもっと味わいたく「早く次も釣りたい」と思わせる釣り物なんだと体験した次第です。
良く「東京湾のマダコポイントは根掛かりリスクとの闘い」と聞いていたのですが、今回攻めたポイントはその通り。(今年は乗り合い船では平場のポイントも良くやっているとのこと!)
堤防周りの捨て石やガレ場周りだったので、コロンと隙間に落っこちるような感触があった時は要注意。
でもガチャガチャの根掛かりそうな場所より、平場とガチャガチャの境目辺りが良く触ったんです。
そこで平場の方へちょい投げでこういう境目を探しながらやってみると…思った通りの連チャン!
いくつかポイントを回って実釣4時間くらいでしょうか、気づくとネットいっぱいに!
初体験のエギタコをばっちり堪能させていただきました。
さて後半は7/20(土)、極鋭友の会主催の「明石タコミーティング」に参加させていただきました。
本場の明石での開催ということで、関西はもちろん、東海、四国、中国、九州、そして我々関東チームが合流して総勢34名での仕立て船です!
関東からは宮澤さん、豪太くん、大石さん、矢内さん、つり情報加藤さん、私の5名で前日から明石へ前乗り。
なお、この模様は後日発売のつり情報さんでも掲載予定ですので、そちらも是非ご覧ください。
ご協力いただいた船宿は明石タコでとても有名な丸松乗合船さん、私この屋根付きの船初めてだったので感動!
幹事の清水さんと小坂さんが取り纏めてくれている受付を済ませて、いざ乗船です。
心配していた天候も予報が良い方に転んでくれて、雨風なく良い一日になりそう。
港から明石海峡大橋を望み、航程20分程度でポイントへ。
多くのタコ船や底曳船が集まっていて、明石タコの好調っぷりが伺えます!
釣座は右舷の艫寄り胴の間、なんとお隣は豪太くん!
「やるなら豪太くんの隣がいい〜」とか言ってたら、なんと強運♪
エギタコ名手の技をしっかり勉強させていただきます!
九州からは郷原さんも参加!
東京湾でやった時はエギタコ専用竿は持っていず汎用竿やカワハギ竿で楽しみましたが、今回は専用竿で今年5月発売のアナリスターエギタコのSをお借りしてチャレンジ!
ロッド:アナリスターエギタコS-185 リール:ミリオネアバサラ100SH-L ライン:メガセンサー8ブレイド3号
リーダーはフロロ8号、オモリは50号、快適船タコエギ SSを2つ付けてスタート。
この時期このポイントは水深も10〜15mほどで、平場で根掛かりはほぼないとのことだったので、キャストして船下まで探るを繰り返します。
小突き続けていると早速「例の感触」が♪
小突き続けてしっかり乗せて、せーのでドスン!やっぱり堪りませんね。あ〜癖になっちゃう。
朝一からバリバリペースで楽しめるんだから、明石のポテンシャルの高さを感じますね。
そして、アナリスターエギタコの「S」モデルが発売されたことに納得!
小ダコの微妙なノリをいち早く感じるにはやはりしなやかな穂先が良いようで、エギタコ初心者の私でも「あ、これだ」とすぐに分かる手感度と目感度、総じて乗り感の良さ!
8:2調子くらいの汎用竿でももちろん、タチウオテンヤ竿やカワハギ竿も流用出来るのですが、タコをやりこんでいるテスターさんの考えた専用設計はやはり良いなと感じました。
お隣の初挑戦の方々もノリノリ!
船中いたるところで竿が曲がりポンポンとタコが取り込まれていきます。
そんなバリバリの中ですが、更に一人だけ異常なほどハイペースで釣り続けるお方が…
そう、名手西村豪太くん!まるでタコが豪太くんのエギに吸い寄せられているかのようなダントツのスピード感!
取り込みから次の投入までの速さは流石慣れたものといった感じですが、凄いのはタコを寄せるテクニック、タコのノリを感じるまでの速さ、空振りが少なく打率の高い乗せ方、色んな要素がこの速さを生み出しているんだなぁと感じました!
そして、仕掛けはタコエギ2つにタコエギ用スナップにオモリといたってシンプル。
ジャラジャラと装飾パーツを付けなくとも、釣る人は釣るしいつもシンプルなんですよね^_^
お隣で釣りさせてもらってめちゃくちゃ勉強になった♪
豪太くんの船最戦前ブログでもこの日の様子が載っていますので是非!
豪太くんの使っていたメタリアエギタコ S178とフネXT150PL の組み合わせは私もちょっと使わせてもらいましたが、ロッドは「すっげー分かる、何がってスナップのジャラジャラが分かる、スナップのジャラジャラが消えるのが分かる」という感じ、リールは「かっ飛ばせるし、パワータイプでゴリゴリ巻ける!そして安い!」
エギタコ製品も常に進化していて、この釣りの奥深さを感じますね。
沖上がりまでバリバリバリと釣れ続けて、いったいどのくらいタコがいるんだろう?と不思議に思うくらい。
釣果はご想像にお任せしますが、一言「すっっっごい楽しかった」、関西の人気釣り物なのも頷けます。
帰港後は閉会式と表彰式!
九州から参戦のソルトテスターの鳴瀬さんが船中最大の2kgサイズで大物賞をゲット!
丸松乗合船さん、幹事の清水さん小坂さん、ご参加の皆様、楽しい一日をありがとうございました!
全国のエギタコフリークが集まる最高のイベントでした!来年もまた必ず参加させていただきます。