アングラー:山口 武久


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2018.11.3

大阪湾 テンヤタチウオ【棚の変化とアタリの変化】

今回も大好きで大好きで仕方ない大阪湾 テンヤタチウオへ・・・・・。

今日は、最近大人気のダイワスタッフの西村さんと若手のホープNさんと私の3人。

兵庫須磨の仙正丸さんへ伺いました。

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薄っすらと赤みがかる朝日と、水面に映る船の照明が凄く幻想的でした。

今日は月齢でいう所の24の潮。大阪湾タチウオテンヤにとっては潮周りはGOODです。

出船前から3人で爆釣祈願。

そして、一路神戸沖へ向けて出船。

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朝一番は、今日初めてのタチウオテンヤをする若手のホープN氏に西村氏からのレクチャーが始まります。

私も西村氏が今日初めての彼にどんな手ほどきをするのか興味津々。聞いてないふりをしながら耳はダンボ状態・・・・笑。

私もこのテンヤタチウオを始めて約6年。そして、時折若輩者ながらレクチャーをさせて頂いたりしますが、実は自分自身で簡単に出来る事でも、人に言葉で伝えて理解して頂くのは本当に難しいと思っており、難題なのです。

彼はどうやら彼お得意の「ジャーク&スロー」をレクチャーしている様子ですww。私は心の中で想いました「西村さん、そっち系か・・・笑」と。何がそっち系かは、ここではあえて伏せておきます(笑)

確かに彼の提唱するこの方法は、手元に大きくアタリが伝わり、フッキングのタイミングを掴みやすい特徴が有ります。そしてこのポイントは水深も50~60mと初めての方に取ってはかなり釣りがし易く、良い感じです。

「ジャーク&スロー」とは、シーボーグのジョグパワーレバーの2~8ぐらいまでを常に入れながら、時折ジャークをしてタチウオに食わせるきっかけを作る方法です。

何よりラインテンションをキツメに保つ事が出来るために、当たった瞬間にロッドを通して手に大きく伝わる。そして即フッキンング。

そして、直ぐに若手のホープの彼にも答えが見つかった様子でしたww。お見事でした。

朝一番はアタリも有りますが、相当浮いている様子。水深60mの35m~50mぐらいで当たります。

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ロッド: 極鋭タチウオテンヤSP EX AGS 178 

リール: シーボーグ200J

私も今回は色んな事を考えながらの釣り。誘いを大きくしてみたり、ジャークは封印して直線的な釣りをしてみたりと。

しかし、アタリは徐々に減り始め 当初の想いとは裏腹に難易度が高くなります。

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テンヤ:船快適タチウオテンヤSS 早掛けSP

 快適船タチウオテンヤSS

この2種類をローテーション。また、スナップを付ける位置【ノーマルモード、バトルモード】を変えてみたりしながら今日の釣りの答えをさがしてゆきます。

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私的には、アタリの少ない厳しい時間は後ろ側のアイのノーマルモードを多用する事が多いです。誘いを掛けて時に尻尾のふり幅が大きくアピール度が高いです。

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もちろん、何を釣らせてもスゴ腕の西村氏は着々と釣果を重ねてゆきます。

今日の神戸沖・・・・最近のトレンド、小型が多くフッキング率が凄く低めです。あまりのフッキング率の低さから、苦笑いが止まりません(笑)

そうこう言いながらも、後半戦は底付近で当たり始めると容易にフッキングも決まり出します。

アタリ棚が変化するという事は、海中で何かしらの状況が変わった事を表し、そして今回は私が感じた事は水質の変化でした。明らかに水色が良くなっていました。この明石海峡付近、そしてテンヤタチウオのポイントは底質は泥、砂利、砂です。そしてすり鉢状に空いた大きな穴のようなポイントで釣りをしている為に、潮が走り始めると底の物質を潮が巻き上げながら濁って行きます。

もちろんそれだけでなく、私が感じ取れない変化ももっと海中で起こっているかと思いますが、まだまだテンヤタチウオ道が道半ばという事でお許し下さいませ。

そして、棚が急に変化した時はチャンスtimeに入る時も多いです。特に底付近で釣れ出すと当たりも大きく掛けやすい場合も多いので私も集中して頑張りました。

 

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私の最終釣果は26尾。終わってみれば、結構な数も上がり、そして気温も上がり楽しい一日になりました。

約2週間ほど前から、大阪湾テンヤタチウオは活況で、各地の船宿さんは週末などは予約が取りにくい状況になっています。

有る場所では大型乱舞。そして有る所ではアタリ連発。

あまり聞く事もない凄い釣果が飛び出す事も多く、是非皆様も大阪湾テンヤタチウオを是非ご堪能下さい。