アングラー:高槻 慧


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2018.7.18

伊東発アカハタ&カサゴ五目の根魚パラダイス!キャスティングブラクリとは?

3連休7/16(月)は東伊豆の伊東にある達丸さんからアカハタ&カサゴ五目!

前々回前回と今年もう3回目のアカハタ&カサゴ五目、正直ハマってます!

その理由というのが…タイトルにもある通り、「キャスティングブラクリ」の釣り方が浅場の根魚釣りでとても活躍してくれて、その釣趣にハマってしまっているのです。

 

今回はSFA大島くん、やまぴー、浅居くん、井ノ内さん&娘さんの6人で出船!

気心の知れた同世代釣り仲間との久々の釣り、楽しくないわけがない♪

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5:00集合で5時半前には出船、南下し赤沢方面へ向かいます。

このポイントの水深は15〜20mとかなり浅いのですが、連日アカハタ40UPやカサゴ大漁などまさに根魚パラダイス!

ワームやルアーで狙うロックフィッシュスタイルも人気なんですよ!

私達は餌釣りで、「胴突き」と「キャスティングブラクリ」の2つの釣りで楽しみました。

 

■胴突き

根魚五目の一般的な仕掛けと同様、胴突き2本バリ仕掛け、オモリは30号。

自作している胴突き2本バリ仕掛けのレシピはこちら。

全長1.6mの仕掛け:上から5号40cm、5号80cm、4号40cm、枝スとの連結は親子サルカン、枝スは4号30cmのハリはムツバリや根魚バリ16〜18号(替えバリは結びシロ含め40cmで作る)

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とにかく根掛かりとの戦いでもあるので、仕掛け、替えバリ、オモリと予備はたっぷり作って持っていきましょう!

 

タックルは汎用的なライトゲームタックル。

竿は、柔らかいとフッキングが決まりにくかったり根に潜られやすく、硬いとアタリを弾いてしまい違和感を与えてしまうと思うので、7:3調子がちょうど良いかなと思います。

リールは、小型の両軸リールで大丈夫。PEも1号で今のところ問題はないです。

今回はこんなタックルを使ってみました。

ロッド:リーディング73MH-185MT リール:スパルタン MX IC150HL ライン:メガセンサー12ブレイド1号

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■キャスティングブラクリ

SFA大島くんが以前から試して好釣果を上げているこの釣り方。

簡単に言ってしまうと「軽いオモリのブラクリ風仕掛けで、スピニングでキャストして広範囲を探り、ゼロテンでしっかり食わせる釣り」と言った感じ。

餌テキサスリグや誘導テンヤとも呼べそうな釣り方ですが、根がかりにくいナツメオモリとネムリバリを使っているところがキモ。

 

仕掛けはシンプルで、ハリス4号20cmに中通しナツメオモリ8〜12号を通し、ビーズやソフトビーズでハリを真っ直ぐにしてあげて、ハリはムツバリや根魚バリ16〜18号。

誘導の長さは長くする必要はなく、キャスト時に絡まない程度に。

このナツメオモリは大島くん自作ペイント、無垢でもいいですが、やはり目立って寄せてなんぼのところもあってこの色付きナツメオモリはかなり良さそう!

エサ取りが多い時は無垢に換えるのが良いかもしれません。

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ここにサバやコノシロ、サンマなどの切り身餌を付けて使用します。

替えバリも餌も胴突き仕掛けと共通して使えるのもいいところだなぁと感じます。

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現地作りでもいいですが、交換の手間も考えて何個か作っておくといいと思いますよ。

私は湾フグ仕掛けの収納よろしく、こんな感じで収納してみました。

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タックルはスピニングタックル。

竿は理想を言うと、

・1.8〜2m→キャスト性能良し

・かなり硬いバット→しっかりとフッキングしたい、根に潜られる前に剥がしたい

・かなり柔らかい穂先→8号と軽いオモリの着底察知、細かいアタリを取ってゼロテンで食い込ませる

・スピニング→8号を遠投するとなると…

というのことで「スピニングの湾フグ竿」なんですが、他にもテンヤ竿でも可能かなと思います。

今のところ極鋭ゲームMC-180AGSがかなりばっちり。

リールは2500〜3000番で、PE1〜1.5号、リーダーは5号を2ヒロは入れておきます。(根は高い所で1m以上、しかもキャストで斜めになるので太いリーダー長めに入れないとすぐに切れます)

ドラグもフッキング時は硬めに、根から剥がしてからのやり取りで緩めるようにします。

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かなり楽しい釣り方なので、根魚の釣りで浅ければ色々なフィールドで試してみたいですね!

例えば東京湾カサゴや日立ムラソイなんかにも効きそう!

 

胴突きもブラクリでも共通しているのは、「ボトムをしっかり感じて根周りを攻める」こと。

砂地のところにはいないので、根を探して良い根だったらしっかり誘ったり止めてアプローチ。

また、アカハタは浮き気味、カサゴは底付近なので、アカハタを狙うなら「ボトムよりちょい上を探る」こと。

そして、「食いの間をしっかり入れる」こと。

餌はアピールのため幅広で長めの切り身餌が方がアタリ数は多いのですが、大きい餌は食い込んでハリが口に入るまで食いの間をしっかり入れないとすっぽ抜けます。

でも、待ち過ぎると…根に潜られてしまうので注意。

 

餌はサバやコノシロやサンマなどの切り身餌がキャスティングブラクリではエサ持ちが良くていいと思います。

胴突きの場合は切り身餌の他、実績が高いのはマイワシやシコイワシやキビナゴなど。

写真はサバ短をアミノソルト激旨で着色。

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さて、当日の釣りの方はというと…

35〜37cnの本命アカハタ、尺カサゴ大漁、尺メバルも数匹出て大漁!と言うことなし!

朝一の赤沢方面から、北上してきて川奈の方でもかなり良かったですよ!

初挑戦の浅居くんもこの通り、胴突きとブラクリの両方で楽しんでました!

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やまぴーは湾フグ竿のブラクリオンリーで!

湾フグ竿で震えるアタリを取って上がってきたのがこんな良型アカハタなんですから、楽しいに決まってる!

やっぱりベイトだとやや遠投が厳しいかな、ハマっちゃったらしいので次回はスピニングで♪

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大島くんはいつも通りブラクリでお見事!!

アカハタ7カサゴ24と大漁♪極鋭ゲームMC-180AGSがいい仕事してくれたとのこと!

この釣り興味ある方は彼にも聞いてみてください^_^

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ゆうこさんは娘さんと一緒にアカハタ連発!

ゆうこさんもブラクリの釣りにハマったみたい!?

娘さんは胴突きのイワシ餌で良型を連発してましたよ!

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私もブラクリと胴突きで!

カーブフォール中の「コツッ」というアタリの後、ボトムに置いてゼロテンすると…コッ、コン、ゴン、ゴゴン!とどんどん力強くなるアタリに興奮!

フッキングした瞬間に首を強烈に振って抵抗する引きは「これは良型のアカハタに間違いない!」という感じ。

上がってきたのは36cm、この模様と色合、アカハタって美人だなぁ〜♪

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根魚三目も達成!!

こんな良型が揃っちゃうんだから、東伊豆の海に感謝です。

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達丸さん、渡辺船長、同船の皆様、楽しい一日をありがとうございました!

みなさんもこの釣り方、めっちゃ面白いので是非チャレンジしてみてくださいね♪