アングラー:金森 聡


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2023.4.26

極鋭エギタコMH-172デビュー‼︎

早いもので4月も終わりますねー。

太刀魚の道具も片付ける間もなく、タコ釣りの用意を始めてしまい部屋が散乱している( ; ; )金森です!

明石のタコ釣りが5月に解禁となりますが、それに先立ち兵庫県の須磨から出船している
【パイレーツDAIYUMARU】さんにお邪魔して来ました。

大阪湾の中でもとりわけ異様な雰囲気が漂う漆黒の遊漁船。
海の上に浮かぶその光景は威圧的にも感じますが‥。
『カッコいい‼︎』
男の子なら大人でもたまらないハズです⁈
乗船前からワクワクが止まりません‼︎☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
いつか乗りたいと思っていた昨年、どんな怖い船長かとビクビクしながら初めて乗船させていただきましたが(笑)
船長さんもスタッフさんも優しく。子供さんはもちろん女性の方からも人気な理由ですね(^^)

今回使用するロッドは
極鋭エギタコS-176

そして4月新たに発売された
極鋭エギタコM H-172

ハイエンドモデル“極鋭”エギタコを始めて体感して参りました‼︎

ポイントは時期的に淡路島沖の方へはまだ入れないようで須磨周辺の水深10〜20mの浅場が中心です。
船長の開始の合図で少しキャスト。

着底し糸ふけを取り小突きのアクションを数回入れてステイ。
すでにこの時点で極鋭の感度の良さがハッキリと伝わって来ます!
今まで使っていたロッドとは比べ物にはならない、曇った窓ガラスを拭き取った時の様な“クリアー”さを感じました‼︎
海底の地形やストラクチャーなどの情報が極鋭を通して手に伝わって来ます。
「タコ釣りにそこまでの感度は必要?」という自身の疑問はすでに無くなりました。
この疑問を極鋭エギタコの開発に携わられた清水フィールドテスターにも投げかけた事があるんですが。清水さんが仰っていたのは「スーパーメタルトップでしか出せない竿先のしなやかな“しなり”でステイと抱かせの間を作る」との事でした。

■そもそもメタルトップって?
メタルトップとはチタン合金を穂先に採用したものです。
スーパーメタルトップとは、メタルトップに更にカーボンクロス(カーボン繊維)を巻き付けた後に削り出して作った物です。
しなやかさを持ちながら、反発力もあるという相反する動作を可能にしています。
よってスーパーメタルトップの部分の長さを変えたり太さを変えたりセッティングする事によってロッドが色々な顔を持つ事になります。

〜スーパーメタルトップで生まれる余裕

Sに関しては全体的に張りがありながらスーパーメタルトップの部分はMHに比べると長く細くしなやな部分が多く感じました。船が流れている時などに仕掛けをステイして引き釣りの状態にもっていくと、変化が有ればオートマチックに穂先が入っていきます。これが清水さんも仰っていた抱かせの“間”なんですね。その中においてタコのアタリか?否か?
極鋭の感度により確信へ変わります!
Sを使って引き釣りすると、途中でアクション入れるのを忘れるくらい穂先を見ているのが楽しいです^ ^

 

MHはSに比べもっとハリがあり、硬めのロッドに仕上がっています。スーパーメタルトップの穂先はSより短く若干太めに設計されている印象です。
それによりタコのアタリかどうかをより瞬時に判断し次のアクションへと移行して“攻め”のスタイルを可能にします。
深場のポイントや潮流によってエギを動かし辛い時でもMHであればキッチリ仕掛けを思い通りにアクションさせることが出来ます。
自身の釣りスタイルはタコの活性が高いと判断出来ればどんどん小突いてハイアピールし誘いを入れ早い釣りへ展開しますが、そういう時にも間違いなくMHのポテンシャルの高さを感じる事ができると思います。

そしてなんと言っても【軽さ】‼︎
タコを海底から引き離すのに十分なパワーを保ちつつ、ロッドのバランス設計していくのはロッドの制作においても『アンダー100g』は簡単な事ではなかった筈です。
ロッドの軽さは感度とカラダの疲労軽減に繋がります。
皆さんも経験ないですか?釣りが終盤に差し掛かって来ると仕掛けが重くなりアタリだと思ったら自分が疲れてるだけだった時(笑)

S-176とM H-172を今回使ってみて思ったのは、1日釣りをする中で刻々と変わる海のシチュエーションに対しSとMHで対応すれば安定した釣果に繋がるだろう。むしろ安定した釣果を望むなら、SとMHは是非船に持ち込みたいと言う考えに至りました。

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■アミノX+甲殻類フレーバー
通常のワームより、集魚剤のアミノXと甲殻類パウダーを大量に配合。しっかりとタコが抱いて、離しにくい。

大阪湾も5月に入ると本格的にタコ釣りシーズンに突入します!
開幕前に仕掛けとタックルを万全にして挑みましょう(^○^)

西澤船長、しんご君、同船された皆様。

スーパーバッドコンディションの中ありがとうございました♪

ゴリさんにリベンジを誓い、帰路につきました( ̄▽ ̄)