アングラー:堀江 晴夫


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2014.3.2

2014横浜皮研2月例会&バラシ激減法

今シーズンの冬はとても寒いですね(^_^;)

公園のハトも丸いです

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2月23日、横浜皮研2月例会に行って来ました。

1月の例会は荒天で中止になったので、一か月ぶりの皮研例会、個人的な釣りも週末に天候が荒れる日が多く久しぶりの釣行でした。

今回の参加者は27名、2隻(A船、B船)に分かれて出船です。

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出船前の情報では、いまだに小型が多く、時折大型が顔を出すとの事。

最近の丸十丸の釣果情報では、この時期にしては良い釣果が上がっていますが、やはりカワハギ釣り厳冬期、あまり期待はせずにスタートしました。

ポイントは小網代沖水深30M

スタートタックルは久しぶりに使う極鋭カワハギRTボトム&スマックRT100SH

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底中心の展開を考え、ゼロテンで良く動く極細メタルトップを持ち、穂持ちから後ろのパワーでしっかり掛ける、そんなイメージでこのロッドを選択しました。

ハリは序盤、以前はこのハリ一辺倒だったフック、3号 4号 パワー4.5号 ロングハリスも使用。

一投目で小型を釣り上げ、イケるかな!?と思ったのですが、その後アタリはあるのですが、掛けられず(T_T)

暫く粘りますが…

スタート1時間ほどは、横浜皮研大長老 内藤さんに5対2の差をつけられてしまいました(^_^;)

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もう少しアタリは遠く、単発かと思っていたのですが、以外にもアタリは多く、フックに拘っていては答えが出ないと判断し、1時間程で見切りを付け、ハリをスピードに交換してからイイ感じ!

喰いは浅いのですが、適度な誘いから喰わせの間、極丁寧な合わせ、巻き上げ時のリーリングを工夫すれば実にテクニカルで面白い!

喰いが浅く、合わせが非常に繊細なので極鋭カワハギAGS-Fが良いのではと考え、暫く悩んで悩んでロッドチェンジ!(このロッドチェンジが正解だったのかは判断できませんでした)

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その後ある程度の活性を掴み、バラシなく19枚を釣る事が出来ました!

序盤の獲りこぼしが悔やまれますが、極低活性と思われた状況とは違い、非常にテクニカルで面白い展開でした!

私の乗るB船では高橋さんが24枚を釣り上げB船トップ!

A船では後半、良いポイントを見つけ、一人感覚を掴み釣っていた赤坂さんが29枚を釣りダントツトップ!

皮研入会以来初優勝を飾りました!

おめでとうございました(^O^)/ (左 赤坂さん 右 高橋さん)

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今回の例会、また最近のカワハギ釣りの様子で多く耳にするのが「バラシ」

水温低下に伴って、カワハギのエサの喰い方も非常に浅く、掛けるのにはとても苦労します。

優勝した赤坂さんの話では、アサリの水管を取り、アサリをコンパクトに、アサリの肝をハリ先に丁寧に付けるなどの工夫をしていたようです。

それでも「バラシ」は多くあったと聞きました。

そんな状況で、私の実践している「バラシ激減法」を紹介します。

この方法は2013DKO2次予選、ファイナルでも実践してきた方法で、ほぼバラシなく釣果を伸ばす事が出来ました!

DKOの開催時期なら高活性なのでは?

と言う方もいらっしゃると思いますが、潮が動かない時など、様々な場面でカワハギが掛かった後に「首振り」が非常に弱い状況が多々あります。

ハリをフッキングさせる為には鋭いハリ先、パワーのあるロッドと思われがちですが、私はカワハギの「首振り」がフッキングを促す一番の要因と考えています。

通常カワハギ釣りでは、掛けた後 大きくロッドを持ち上げ、首振りをした後にリーリングを開始するのですが、この方法では合わせの為に大きくロッドを持ち上げる事はせず、アタリの後は最大でもオモリが立つ程度の合わせで、その後でる「本アタリ」
ゆっくりリーリングを開始します。

と同時にほぼ真下に竿先を下げゆっくりリーリング、スマックRTSHのようなギア比の高いリールで、2秒で1回転ぐらいの巻き上げ。

ゆっくりリーリングするとカワハギは途中、何度か首振りをします。

通常のように早いリーリングでは、低活性時のカワハギは上を向いてしまい、首振りをせずに、ハリ先は歯の上に乗ったまま、ハリ先のベクトルはフッキング方向には働かず、もう一つのフッキングさせる為の要因、オモリを背負わせる事が出来ずに巻き上げ途中にバレてしまいます。

如何にフッキングを促す為のパワーを無駄なくハリ先に働かせるか!これが「バラシ激減法」の目的。

特に私の様に穂先の柔らかいロッドを好む人間には、時にその柔軟さがデメリットに働いてしまう事があります。

それを補う為に本アタリ後にロッドのクッション性を出来るだけ殺すために ロッドを真下に向けリーリングする!

この方法はファーストコンタクトで唇に刺さってしまった時にはあまり効果がありません

しかし、「バラシ」=「口切れ」と思ってしまいますが、実はフッキングを促せなかった為にハリ先が刺さらずにバレてしまう状況もかなりあると考えています。

それを確認するには、バラシた後はハリ先は必ずチェックします。

ハリ先が甘くなっていれば口切れでは無く、フッキングを促せなかったと判断できます。

 

少々難しい事を書いてしまいましたが、この方法を文字で説明すると、こんな感じになってしまう事をお許しください。

 

・餌付けは丁寧に、時に水管を取ってしまうなどの工夫も必要

・合わせは丁寧に、大きく持ち上げるような合わせは避ける

・ロッドの特性を生かし掛ける

・リーリングは極ゆっくり(2秒で1回転)低活性時のカワハギに出来るだけ首振りをさせる(最低でも1カラー10メートル)

 

この時期まだまだカワハギ釣りを楽しんでいる「本当のカワハギ釣り師」の皆さん!

堀江晴夫はウソはつきません!

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