2018.2.27
NEWアナリスターカワハギ91‐172ロッドインプレ動画撮影
7月某日、8月にデビューするカワハギNEWロッドのインプレ動画撮影に腰越 池田丸さんに行って来ました。
今回発売になるカワハギロッドは計4本。
最高機種の極鋭カワハギEX AGS F1、アナリスターカワハギシリーズから73‐175、82-175、91-172の3本。
私が担当させて頂いたのはアナリスターカワハギ91-172。
アナリスターカワハギシリーズに今まで無かったかなり張りの強い穂先、パワーを持ったブランクを持つ操作性重視のロッドです。
インプレ釣行前にイメージしていたのは、操作性を活かし如何に釣果に結び付く動画を皆さんにお伝え出来るか!
ただ、若干の不安を持ちながらの出船でした。
出船前に船長に近況を尋ねたところ「キタマクラ、ベラ等のゲストが煩い中、一日釣って10枚強との事」
私の使った91-172の様な張りの強いロッドを使う際に難しいのは、
この時期特有の捕食スピードが遅いカワハギを如何に違和感なくエサを喰わせ、
そのアタリを掛けるのに可能な「本アタリ」口の中に針先が入るまでカワハギに違和感なく喰わせるかに掛かってくるが、
正直対応できない状況もまま有り、極鋭SFやAIR1234などの柔軟なロッドに解決策を見出す場面が多々あります。
ただし今回は91-172を担当している以上、他のロッドに逃げる訳にはいかない。
しかし、そんな不安満載の状況下で釣れたカワハギは91-172に打って付けの活性!
私の以前書かせて頂いた「活性を考える」に当て嵌めれば活性3~4、これにかなり五月蝿いキタマクラやベラが邪魔をする。
そこで必要なのが「手感度」
カワハギなのか、キタマクラなのか、ベラなのか、これらを嗅ぎ分ける手感度が必要になる。
近年は殆どの釣行をスーパーメタルトップ搭載のロッドを使用してカワハギ釣りを楽しんでいるが、
それにAGSガイドやナノテクノロジー搭載のブランクが採用され、更にその信頼性を高めている中、
今回使ったアナリスターカワハギはカーボントップ(メガトップ)が採用されている。
しかし、その感度がどれほどのモノなのかを見極めるのに多くの時間は必要なかった。
更にこのロッドが違和感なく使えたもう一つの要素がリールシート、
アナリスターカワハギシリーズに新たに採用されたエアセンサ-シートだ。
極鋭シーリーズと同様の形状、素材なので極鋭カワハギから持ち替えても全く違和感が無い上、
以前のアナリスターカワハギよりリールシートから伝わる手感度も上がっているようだ。
今回の動画撮影では、ある程度の活性のある状況ではあったが、その捕食スピードは遅く数もまだまだ少なく感じた。
たまに訪れる複数の群れが通り過ぎるとその後はキタマクラ等のゲストとの攻防。
しかし、様々な事が確認できた良い釣行、動画撮影会であった。
状況が難しくなればなるほど船長の操船にその結果が委ねられた一日、池田丸船長の丁寧な操船にも助けられた一日でした♪
もっと沢山の事、他のロッドの事、今期発売されるカワハギアイテムの事も書きたいのですが、今回はこれくらいに留めておきます。
詳しくは近日にアップされるロッドインプレッション動画をお楽しみに♪(^^)v
今回使用したタックル&カワハギNEWアイテム
ロッド アナリスターカワハギ91-172
リール スマックレッドチューン100SH