アングラー:堀江 晴夫


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2013.1.20

<堀>私のリールメンテナンス

2013年 数年ぶりに本格的に寒さが厳しい冬を迎えています。

気の早い方は既にマルイカ釣りにシフトされている方もいるようです。

水深が浅くなればカワハギ釣り同様、小型ベイトリールを使いますが、まだまだ100m前後の水深、電動リールは必須。

今シーズンは150番クラスにジョグレバーの搭載されたモデルも!

そこで、やっと一休みできるベイトリールのメンテナンス。

 

私は釣行後、リールをロッドから外し、こんな巾着袋に入れて持ち帰ります(ドラグは締めたまま)

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家に帰り弱い水流のぬるま湯シャワーでよく洗います(ドラグは締めたまま)

船釣りでリールに起こるトラブルの殆どは海水による塩ガミ、腐食。

これを防ぐ為にきっちり海水(塩)を洗い流す!

これによって洗い流されてしまう油分はありますが気にせず、とにかく塩分を洗い流す!

その後サイドプレートを外し、スプールを抜いて改めて良く洗います。

スプールを抜いて改めて洗うのは糸に入った塩分を抜く為でもあります。

スプールをお湯に浸けてしまってもかまいません。

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サイドプレートを外しスプールを抜いた際、遠心ブレーキ用のカラーを無くさないように気を付けて下さい。

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洗浄後、ザルにタオルを敷き室内で乾かします。

 

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 2日ほど乾かして注油、組み立て。

主な注油箇所は同梱している取扱説明書を見て注油して下さい。PAP_k0222.JPGPAP_k0223.JPG

その他 指している場所もダイワ純正グリスをシュッシュッ。

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ここにはダイワ純正リールオイルⅡをスマックレバーを動かしながら左右注油します。

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その後 組み立て、動作を確認してドラグを緩めて巾着袋にしまいます。

 こんなメンテで10年以上全てのリールでトラブルはゼロです!(^^)v

沖揚がり後に、かなり強い水流でジャバジャバ洗っている方をよく見かけますが、あのやり方はお勧めできません。

流す方向を考え、水分を良く取り(乾いたタオルで拭くなど)後に注油を行っているなら良いのですが、

そうでなければ、塩分をより奥に押し込んでしまうので、トラブルが起きた時は少し厄介なものになってしまいます。

「異音がする」「動作がおかしい」等のトラブルが出たら、早急に釣具店などで相談、修理する事をお勧めします。

ご自身で分解が出来る方は良いのですが、そうでなければ普段から構造を考え、まめな手入れをする事が、

いつでも道具を快適に使う方法です。

 連日釣行等で上記のような手入れ、特に洗浄後の乾燥が出来ない時もその他のメンテ(注油等)は出来るだけ行うように心がけています。 

道具をいつでも快適に使い、長持ちさせる為に、御参考になれば幸いです(^^)v