アングラー:林 良一


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2012.8.20

〈林〉湘南エリア・カワハギ試し釣り

8月19日(日)、カワハギ・マルイカ教室でお世話になっているC.S.Cナオミさんの旦那さんの宿、神奈川県茅ヶ崎の一俊丸さん http://kazutoshimaru.net/ より、湘南エリアのカワハギの試し釣りに行ってきました。前日はかやごんさんが同宿で一日早い試し釣りに行かれていて、その模様をアップされています。その日の夕方彼が連絡をくれ、それによると「外道は活発ながら潮色は濁りで、カワハギからのアタリはあまり無かった」とのことでした。

当日は早朝の宿にて持参のアサリ剥き。この釣り談義をしながらのアサリ剥きもカワハギ釣りの楽しみの一つでもあります!

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22名を乗せたカワハギ船は、港から数分走ったエボシ岩の西、水深10mのポイントから始めます。

今回のタックルは極鋭カワハギAIR 1454 + チューンバット、ジリオンPEスペシャル + カーボンクランクハンドル、PE0.8号、鉤はパワースピード7.5号を使いました。

船長の合図と共にチョイ投げしての第一投! オモリを1m切って手前にカーブフォールさせている最中にアタリがあり、オモリが着底しないように竿をユックリと立てながら、次に竿を倒しながらリールを巻きながら船下までほぼ一定の水深を保ちながら仕掛けを横に移動させ、仕掛けが止まったときに若干送り込み、モタレでアワセに行くと小気味宵引き! 開始1分足らずで20cmのカワハギGET!! 幸先の良いスタートに心逸ります。

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ところが、船長が水深7~25m、岩礁帯の駆け上がりや根が点在する砂地の移動を繰り返すも、船中数枚上がるとカワハギのアタリは途絶えてしまいます。途中クリアな潮が入っているエリアでもしばらく釣りますが、どうも潮色による食いの変化はないようです・・・

仕掛けを動かしていると外道はある程度避けられますがカワハギは食ってこない、止めていると外道のオンパレードだが、時折カワハギからのシグナルがあるようです。

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では、と、1m位の宙から探り、宙まで泳ぐキタマクラ、スズメダイ?などの外道が食ってこないときはFD(Fixed-depth 固定水深)を50cmとしユラユラさせていると、「チクッ」というアタリ! すかさず掛けに行くとカワハギで、その後も同じパターンで連荘しますが痛恨の水面バラシでした・・・

そして同じパターンを試すも後は続かず、底の釣りに戻したりしながらカワハギの機嫌を窺いますが、中々鉤を飲み込むような食い方はしてくれず、小さなアタリの初動で掛けに行くと唇の皮一枚という数枚もありました。

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エサのアサリの剥き身ですが、暑い時期ほどクーラーから小分けにして船縁トレイに置いていき、いつでも新鮮な状態を心掛けています。クーラー内で余った剥き身は塩着けにした後タッパーに均して入れ、さらに表面に薄く塩をしておきます。こうすることによって空気からアサリを遮断し、アサリが好気性発酵をして塩辛のようになってしまうのを防ぎ冷蔵しています。粒や身の入り方にもよりますが、2キロのアサリを剥いて塩漬けにすると450mlのタッパーに一杯になり、次回の釣行でこれから使っていきます。

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今回初めて湘南エリアの夏カワハギを試し釣りとして体験。水温は27℃と高く、茅ヶ崎港の隣では海水浴真っ只中! 沿岸付近の潮は濁っていてまだ群れも固まっていないようでした。

でも、釣り教室を通してお知り合いになった方々との楽しい釣行だったことは間違いなく、今後9月にまた試し釣りをしてみましょうねナオミさん、皆さん!