夏タチウオ大漁!船中1000本オーバーの夏タチ祭り
7/6(土)は千葉県の富津港「ひらの丸」さんから、今季も絶好調の夏タチウオに行ってきました!
今回は釣り仲間の大石さん主催「夏を待ちきれなくてinひらの丸」と題して、タチウオフリーク16名と乗り合いのお客さんの計25名を乗せて出船。
集合から生憎の天気でしたが、予報ほどは降らず!?
大石さんの開会式、今年でもう3回目になる恒例行事となっているイベントなんです。
釣り座の抽選を終え、いざ乗船!
私は左舷前から3番目、この日は風もなかなか吹いていてウネリもあったので丁度良い席といった感じです。
出船前はひらの丸さん名物の哲ちゃん船長のレクチャー!
これを聞くのと聞かないのは本当に大きい差がでるので、ご乗船の方はしっかりレクチャーを受けてくださいね。
出船までの時間で仕掛けを現地作り。
仕掛けはハリス2mにタチウオバリ1本バリのシンプルな教科書通りの仕掛け。
ハリスはしなやかさが売りのディーフロン船ハリス200FXの8号、ハリはいつものサクサスタチウオの1/0を4組、2/oを1組結び準備完了。
タチウオバリにはハリスを外掛け結びするのですが、私はカンには通さずカンはミミとして使うだけ、外掛けも3回巻くだけで結びコブは小さく、しっかり締め込んでやればこれで十分とまりますよ。
重要な締め込みは、私はタチウオで使うオモリのアイにハリを引っ掛けて締め込んでいます。※これオススメ
ひらの丸さんの餌はコノシロの切り身。
嬉しいことに!ハリを刺す腹側の白い部分が垂直カット済み!!
「手間かからず付けやすく誰でも簡単に餌付け出来るように」という船長の配慮を感じますね♪
天秤は快適天秤マルチ Φ1.6-300、指定オモリの60号は快適船シンカーSのケイムラ紫/ゼブラ!
最近のお決まりコンビです。
数人から質問があったので「オモリのカラー」について私の見解は…まだよくわかりません!w
メリットデメリットはあると思っていて、メリットは水中ライトと一緒で寄せには一役買ってる(かも)、デメリットはタチウオがオモリに当たってくることもあるしサバも寄せちゃう(かも)、うーん、まだまだ研究が必要です。
でも、好きな道具を使う、そんなおまじないが効いてるのかもしれませんね。
6時出船、目指すはこのところ好調な第二海堡周り!
ここは水深30〜40m、指示ダナは底からだったり、中層からだったり。
二海堡の潮裏なら緩いんですが、航路沿いになると潮も速くなるので、指定オモリは60号。
こういう状況ではこのタックルセッティングが私のお気に入り↓
ロッド:極鋭タチウオゲームAGS MH-180 リール:シーボーグ200J ライン:メガセンサー12ブレイド1号
もしかしたらもっと浅場も時期的に可能性あるかな?と思って、こちらの手巻きタックルも準備。
ロッド:メタリアタチウオゲームM-175 リール:スパルタン MX IC150HL ライン:メガセンサー12ブレイド1号
朝一から船中順調に釣れ出し、私もコンスタントに拾うことができました。
シャクリは最近巷で話題のノーテーションフリーフォール。
竿を下に構えて斜め45度くらいまでシャクルのではなくて、斜め45度くらいから水平までシャクって、竿を下げると同時にオモリをストンと落とす感じ。
餌&ハリがキビッと動いた後にフワッとなびく、そんなイメージでやっています。
群れの濃いタナが狭かったので、こういう時は若干止めの間を長めに入れてみるのが良かったなぁ。
名手やタチウオフリークの方も多く、どんどん釣り上げていきます。
シャクリや掛け方は人それぞれ、情報交換や技の盗み合い!?も仲間内の釣りでの面白いところですよね。
サイズは指2〜3本がほとんど、まぁこの時期の平均サイズなのですが、夏タチでもいきなりメーターオーバーのドラゴンサイズが上がることもしばしば。
今回も指2〜3本の金太郎飴状態の中、まずは伊藤さんがメーターオーバーをキャッチ!
その後、今度は120cmのドラゴンが!
こんな怪物も混ざることがあるんだからやめられませんね、マコさんおめでとうございます!
しかもこのドラゴン…なんと口から…タチウオのしっぽが!!
腹もボコボコしていたんで、きっと胃袋の中は折れ曲がったタチウオが入っているんだと思います。
中盤になると一旦中だるみになって、船団も散り散りに。
南の方で反応があったようで新しい船団ができていたのですが、ここは哲さんの勘が冴えて同じ場所に留まっていると…これが好判断だったよう!
いきなり始まった怒涛のバリバリ入れ食いタイム!!
潮もとろっとしてクラゲも流れてきて、入れる度当たる状態に!
こういう時は手返しと打率が命。
一番早くアタリが出て、一番早く掛けられるシャクリ、いわゆる「仕事の早いシャクリ」に調整していって、連チャンモードに!
いつものシャクリの4つの要素で言うと、
・シャクリの幅:40cmくらい
・シャクリのスピード:シャキッと速め
・ハンドルの巻取り量:1/2〜1/3
・止の間:やや長め、でも時々イレギュラーに短い間も作る
難しい時の攻略性も、バリバリの時に更に短縮する工夫も、こういうPDCAサイクルがタチウオには多く詰まってるなぁと感じます、そこが本当に魅力的!
気づくと周りも船団だらけ、夏の浅場シーズンって感じがしますね。
いつもより30分早めの納竿で12時に沖上がり。
それでも最後までバリバリタイムは続き、84本と大漁!!
ひらの丸さんの常連さんタチウオガールことアキさんも大漁♪
周りの方も60本台や50本台が多数いて、船中総数はなんと1,111本!これはひらの丸さんのレコードとのこと^_^
良い日に当たり、タチウオフリークも多く、そして船長の判断と操船のおかげで!ばっちり楽しめた一日になりました。
今年も当たり年で間違いないですから、これから8月までの夏タチシーズンを存分に楽しみましょう!
ひらの丸さん、哲さん、幹事の大石さん、同船の皆様、楽しい一日をありがとうございました!