アングラー:高槻 慧


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2020.3.4

東京湾タチウオ!テンヤで大爆釣!

2/29(土)は浦安の吉野屋さんから東京湾のテンヤタチウオへ!

アキさんや大石さん、浅田さんと一緒に「テンヤオンリー」でチャレンジしてきました。

アキさんは数日前にもテンヤで41本と良い釣りをしていたようで、この日も期待大!

 

7:00出船、舵を握るのは裕介船長!

吉野屋さんの常連さんと一緒にタチウオ談義をしながらポイントに向かいます。

皆さんテンヤに興味津々!

※吉野屋さんはテンヤOKではありますが、テンヤをやってみたい方は必ず予約時に船宿さんへ、当日も船長へテンヤでやる旨と確認をお願いします!

 

テンビンはオモリ60号の指定だったので、テンヤは快適船タチウオテンヤSSの50号をメインに。

この号数であれば特にテンビン↔テンヤのお祭りは無く快適に共存出来ましたよ!(多分40号でも平気!)

テンビンの指定オモリや糸の立ち方に合わせて、テンヤの号数やエサの大きさなどを調整していくということは、テンビン&テンヤの共存→今後の東京湾テンヤタチウオの発展には欠かせない要素なので、船全体で万遍なく釣れてトラブルなく出来るにはどうすれば良いかをしっかり見極めながらジャッジしていきたいですね。

今後もこの辺りについては色々なフィールドや船宿さんで試してみて、皆さんにお伝えできるように努めます!

 

エサのイワシはアキさんに準備していただいたものを使用しました。

この日もそうだったのですが、バリバリの時間帯は毎回エサを巻いていると時合を逃してしまうので、3個ほどエサを巻いてある状態のテンヤを常に用意しておいて、次の投入はスナップで交換するのが手返しアップのコツ。

ヘッドのカラーは定番の紫ゼブラや夜光、マイワシの他にも赤金やケイムラ白夜光など数種類あって、ジグと一緒でその日その時にアタリが良いカラーってあるんですよね。

エサ巻き済みのストック、カラーローテーション、高切れによるロストも考えると、同じ号数で3カラー×2の6個以上は持っておくと安心して楽しめると思います。

 

テンヤはマルチストッカーに収納、私は40号用、50号用、その他の号数用の3つに分けています。

上記したように同じ号数を6個以上は持っておきたいところなので、8個入るこのケースはちょうどいいんですよね。

水抜き穴があるので、使い終わったら真水でガシャガシャしてから乾かすだけで塩抜き出来るので便利!

 

タックルはテンヤタチウオ専用のこちら↓

ロッド:極鋭タチウオ テンヤSP 197AGS  リール:フネXT150PL ライン:メガセンサー12ブレイド2号

フネXTはコスパに優れたエントリーモデルなのですが、最近の船用両軸リールでは珍しい5.6:1のローギア。

いつもテンヤでは電動のシーボーグ(ギア比は4.8:1)を使っているので、なるべく糸の巻取り量の感覚が近いこのローギアのリールをチョイスしてみました。

ローギア≒パワーギアなので、ボディは金属のスーパーメタルフレームで剛性もあり、今時期のドラゴン相手でもゴリゴリ手巻きで楽しみながらファイト出来るところも気に入っています。

(ローギアかノーマルギアの両軸リール、もうちょっと増えてくれるといいな…)

 

数日前まで船団ができていた八景沖を南に下り、この日のポイントは走水の台船〜猿島沖にかけての水深50〜60m前後。

さてさて、今のタチウオにテンヤはどうでしょうか?

1投目の流しで早速ヒット!前評判通り朝一からテンヤに好反応です。

 

アキさんも朝一から絶好調!

型もF4〜5が多く、時には軽くメーター超えのF6サイズまで!

 

時折来る時合にはバリバリ状態へ!

こういう時のためにやはり「替えエサの準備」と「エサ巻き済のテンヤの準備」はしっかりやっておきたいところですね。

しかも全て型が良く、すぐに35Lクーラーはパンパン…

50m前後のラインでこういう活性になってくると、テンビンよりテンヤの方が早くアタリが出せれば、手返しが少し悪くてもテンヤに分がある状態になってくるんですよね。

(この前行った駿河湾の夜タチウオの時もそうだった!)

シルエットなのか動きなのかはたまた…!?ニヤリ

この日の猿島周りの良型だから効いたのかもしれませんが、今後の東京湾テンヤタチウオも期待できそうですよ!

 

アタリがあまり出ない時間帯でも、当たりダナを見つけるために指示ダナを広〜く探ることが重要。

テンビンと同じく、下の方でアタリが出なくてもかなり上の方で頻繁にアタる、というのはテンヤでも同じなので、アタリを見失ったらアグレッシブにガンガン動かしてサーチしていくことが大事だと感じます。

この日のタチウオはテンヤにしつこく追ってきてくれたので、1発目のアタリさえ出せてしまえば次の本アタリまで繋げやすく、即掛け系よりは深追い掛け系の方が私には合っていたかな。

また、アタリを出すのに有効だったのはシェイク!

当たりダナを見つけたら、そこで5〜10回シェイクしてピタッと止めると…3秒しない内に超いいアタリが!(しかもかなりの食い上げ、一気に巻けば勝手に掛かるアレです)

本場関西でもセオリーとなっているように、東京湾でも下記のようなポイントに注意してやれば毎投連チャン状態へ!

・ストップ&ゴーやジャークで上に上にサーチして当たりダナを見つける

・当たりダナでは特に1発目のアタリを感じて、追わせて追わせて次の本アタリに集中

・即掛け系/乗せ系/深追い掛け系か、掛け方はその時の状況によって

 

裕介船長に終日バッチリ当てていただいてので、納竿までコンスタントに釣れ続き47本!(申告後、数え直したら51本だった…)

アキさんは42本!大石さんはドラゴン連発!

テンビンの方は30本強だったので、テンヤの威力炸裂!といったところでしょうか。

状況によっては「数のテンビン、型のテンヤ」ではなく、「型も数も釣れるテンヤ」になり得ますね!

 

見てくださいこのメタボボディ♪

F6サイズが数本混ざりましたよ!(長さは短足で寸足らず…)

このサイズになるとアタリもファイトも強烈!テンビンとはまた一味違った釣趣が癖になりますよ。

やってみたい方、是非チャレンジしてみてくださいね。

 

吉野屋さん、裕介船長、同船の皆様、楽しい一日をありがとうございました!

冬の良型タチウオは脂が美味い!