6月はマルイカ最盛期突入!胴の間で釣る秘策とは
6月に入っていよいよマルイカシーズンも最盛期に突入!
各フィールドから中深場でも浅場でも好釣果が聞こえてきて、ウズウズしている方も多いのではないでしょうか。
さて、そんな6/9(日)はちーむ錦の例会で葉山の五エム丸さんから最盛期を迎えたマルイカ!
いつもの香丸船長のマルイカ船は乗合船のため、今回は柳沢船長が舵を握る第一五エム丸が仕立船です。
でっかい第一五エム丸に広々片舷9名の18名を乗せて7時出船!
くじ引きで釣座をいつも決めるのですが、今回は前4名後ろ4名の右舷胴の間、ということで本日のテーマは「胴の間の闘い方」です。
朝一から亀城根の40〜50mライン、オモリ40号です。
日曜日ということもあって沖にはマルイカ船だらけ、最盛期の人気が伺えますね。
しかし、直近の好釣果とは裏腹にこの日はマルイカご機嫌斜めの様子。
前半戦はポツポツ拾うような展開でしたが、こういう時こそ「胴の間の闘い方」の見せ所。
どうやればイカの群れに早く見つけてもらえるか、というところから考えて
・他の人の仕掛けと位置が被らないように、例えばステ糸を高足3mにして上部のスッテを誰も入れていない位置まで上げて1人占めする。
・かっこみの潮の場合、巻き落とし(しっかり10m以上巻く)を頻繁に繰り返して、潮先へ潮先へと仕掛けが入るようにする。
・払い出しの潮の場合、マイナス気味のラインスラッグを利かしたタタキを多め長めで、着地点1点で攻める。(空合わせも小さくあまり移動しないように)
・投入は左右の人のいつも投げ入れる距離を見て、超遠投してみたり、船真下に素早く入れてみたりする。
・(特に潮が無かったり、かっこみ潮の時)一度回収してもう一度遠投で投入する「投げ返し」をする
実際にこの日もこのやり方で潮先方面とそんなに差がないくらい取れていましたから、かなり効く方法だと思いますよ!
スッテは6本、ミキはディーフロン船ハリス200FXの3.5号1m、ステは同ハリスの3号1m、配色はスッテ選びにあまり悩みたくないので下からケイムラ、グリーン、ピンク、ケイムラ、グリーン、ピンクの基本3色のみ構成のスターティングメンバーが私流。
「タナか色か」は昔からのテーマでしたが、私はタナ派、まずはタナがあって、誘いがあって、最後に色だと感じています。
この構成のメリットは
・上のタナか下のタナかがわかりやすい
・3色のうち何がいいかわかりやすい(どこから見ても2.5m以内に3色がある状態だから)
・スッテ選びに悩まなくていい
あくまでもスターティングメンバーなので、上か下か、色は何かが分かってきてから入れ替えていく形です。
船最前線動画の下記「2019マルイカ最前線」でも紹介しているので、こちらも是非ご覧ください。
後半は一路名島へ!群れが速いのか固まらないのか、名島周りの探索の時間が続きます。
止まる度にポツポツ拾えるという状況でしたが…ラスト1時間無いくらいで猛ラッシュがスタート!!
群れが通り過ぎるのは速いですが、良いタイミングでは4連チャン5連チャンと続く状態へ!
かっこみ潮だったので、ここでも上記の「・かっこみの潮の場合、巻き落とし(しっかり10m以上巻く)を頻繁に繰り返して、潮先へ潮先へと仕掛けが入るようにする。」でかなり連チャン出来たのです。
また、15mの超浅場で余計な糸ふけがない分、合わせ方も一工夫。
シュパッと鋭い合わせではなく、短くすくい上げて乗せるようなアワセが良かったのかなぁと思います。
14時の納竿には23杯とラストの猛ラッシュでたっぷり稼げて大満足!
あまりドヤしたくはないですが、この席でトップが取れたのは戦法が効いたのだと思います!
是非皆さんも試してみてください。
この日使ったタックルはこちら↓
ロッド:極鋭マルイカレッドチューンAGS MC リール:レッドチューン TW 100SHL 60th Edition ライン:メガセンサー12ブレイド0.8号
五エム丸さん、メンバーやゲストの皆様、楽しい一日をありがとうございました!
もちろん、帰りは定番の多摩川テナガのダブルヘッダーで♪