アングラー:田渕 雅生


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2022.12.26

ライト落とし込み釣り~長崎・脇岬の第八文丸さんから



長崎県南部エリア・脇岬の第八文丸さんに落とし込み釣りに行ってきました!
こちらでは、北九州、福岡、長崎県北部から玄界灘をフィールドとする落とし込み釣りとは少し違い、2m前後のライトジギングロッドに全長2mちょっと(4本針)のショート仕掛けを使用する、所謂「ライト落とし込み」釣りです。
と言っても、タックルはライトでも釣れる魚はブリをメインとした「ヘビー級」の魚だから面白くない訳がありません。

この仕掛けが滅茶苦茶「良い仕事」をしてくれました。(ハリス16号を使用しました)

釣行日は北西強風で(関東エリアは南西強風)、全国的に出船している船は殆どないような荒れた天気でしたが、この脇岬は北西風に滅法強い地形で、完全に風裏になるため、何の問題もなく出船できました。
冬場には嬉しい環境ですね!


使用下タックルは
リール:シーボーグ500JP
ロッド:サンプル品

この日のベイトはアジでした!
時期によりウルメイワシ、サッパ、アジ等がベイトのようです。
風裏での釣りということで、航程10分の湾内の漁礁周りがこの日のポイントでした。
水深75m前後。
60mを過ぎた辺りでベイトが付き、サミングしながら仕掛けを着底させ、大型魚からのアタリを待ちます。
アタリがないとデッドスローで数mm巻上げてまたゆっくり再着底の繰り返し。
ベイトが全く暴れなくなったら、一旦中層まで仕掛けを巻き上げて、ベイトの付け直しをします。

ほどなく、ベイトが大きく暴れてから一気に引ったくっていくような強烈なアタリ。リールのスプールをしっかり親指で押さえながらしっかりあわせを入れます。ドラグはかなりきつめに設定していて、それでもあわせた瞬間はドラグを出されないようにスプールを押さえ、漁礁に回られないように「ガチンコファイト」します。主導権を相手に渡さないことが肝心。
5m程度巻上げられれば「底を剥がした」状態ですので、ここで巻上げ速度を少し弱め、ドラグも少し弱めて針外れを防ぎます。(最初の攻防で針掛かりした部分の穴が広がっているため) 
リールの巻上げも、一定速ではなく一定テンションを心掛けます。



良いサイズのブリ。引きも強烈でした!

また行きたい港が増えました!