アングラー:田渕 雅生


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田渕 雅生さんの記事
2019.9.13

ホームで獲れた嬉しい1本

相模湾キハダ・カツオ釣り。

上州屋様の研修会に講師でお招きいただき、松輪港の成銀丸さんに伺ってきました。

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成銀丸1号船。大型船です!

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平日にも関わらず、松輪港は賑わっていますね!

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お隣の一義丸さんには、我らが「ユリちゃん」、晴山由梨さんがキャスティングさんの動画ロケで来ていて、「ハイ、ポーズ!」

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6時出船!城ヶ島を回り込み、相模湾へと船を走らせます!

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コマセチームはコマセの解凍、付けエサの準備。

エビングチームはドラグテンションチェックに余念がありません。

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ゆっくりと1時間程走ってスローダウン。

小さな船団に合流して釣り開始です。

程なく、他船の警告灯が回りました! キハダがヒットした証しです。(キハダがヒットするとやりとりに時間が掛かり、直ぐには船を動かせないので、近くの船に注意を促すため警告灯を回します)

もう1隻、またもう1隻と警告灯が回り始め、否応なしに我々もテンションが上がります!

2~3度流し替えた時、我が船にも「その時」がやってきました!

左舷艫2番でヒット! 慎重にやり取りして無事にタモ入れ成功!

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初キハダとおっしゃっていましたが、流石、落ち着いたやり取りはお見事でした!おめでとうございます!

さぁ皆も後に続こう!!!と気合が入ったのですが、この日のモーニングサービスはここまで。

暫くして、カツオの模様が良いとの情報を得て、相模湾1番ブイの方に船を向けました。

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9時頃到着。 カツオがあちこちで跳ねています!

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船長からの指示タナは、「カツオは10~15m、マグロは35~40m」(何れも海面からビシまでの位置です)

私は、フロロカーボン24号×8mの仕掛けをセットしていたので、迷わず35mのタナを選択。

*今期の傾向として

・カツオの群れと一緒に泳いでいるマグロの棚はカツオの直ぐ下。(10~15m下)

・10時を過ぎ、マグロだけの反応の時は45~60mの深いタナ。

・ハリスは長めが良く当たっている。(6~8m)但し、長ハリスは「たわみ」ができやすく、たわんだ時にマグロが食うと瞬殺で切れるリスクも。 (例年は浅いタナは短ハリス(3~4・5m)、深いタナは長ハリス(6~8m)有効)

・今期は、10~15kgの「メ坊」が少ない。

・当たれば「デカ」! ドラグテンションは強めが有利。今期の傾向として、あまり走らない。強めのドラグで速い勝負をした方が歩が良い。(もちろんハリスの号数にあわせて!)

 

但し、これからどんどん水温が下がってカツオの群れが抜けていくと深いタナメインになってきます!

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置き竿にしていたのですが、いきなりズッドーンっときました!!!

マッドバイパー スティング185 (昨年の175より食い込み重視で10cm長くしたモデルがまんまと当たりました!)

斜め前にいた利一丸さんとおまつりしましたが、利一丸船長が迅速且つ丁寧に対応してくれて無事にキハダとのやり取りに入れました。

あまり強烈な走りはみせなかったのですが、お祭りを解く間にジリジリ出され、140mからのファイト!

ドラグテンションは3kg程度。(ラインを両手で引っ張って出る程度。コマセ釣りでは強めな方です)

最初だけ一進一退でしたが、じきに頭を上に向けたので一気に高速(スピードモードの25位)で巻いて間合いを詰めます。70m付近まで一気に巻上げたところでまた「重み」が掛かりスローダウン。(スピード15位)

走り出さない限り、巻き上げを止めてはいけません。ゆっくりでも巻き続け、相手にプレッシャーを与え続けます。できるだけ相手の頭を下げさせないようにここが踏ん張りどころです!

(上方にサメの気配を感じたりするとキハダが一気に走り出すことがあります。そんなときは電動巻上げは一旦ストップさせましょう)

ぐんぐんぐんと首を振りながら下を向きたいキハダ。ここで下を向かせるとまた一気に100m程走られてしまいます。 時間を掛けても良いやり取りなら、何度でも走らせて完全に弱らせてからゆっくり上げてくるのも手ですが、サメお被害に合う率が高くなってしまいます。

残り30mでまた抵抗しましたが、運よく再び走られることなく水面まできて、同船の皆さんのご協力で無事にネットイン!

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破顔一笑! 35kgの立派なキハダでした!

その後、派手な食いっぷりではないものの、時折キハダがあたり、

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ズドン!!!

そして、

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今日イチのあたり!

ここまでのとは違って、100m超まで一気に走り、そこからもグングングンとなかなか止まりません。

160mを超えたところでようやく止まり、暫く待ってから巻上げ開始。

100mを切るまではなかなかしぶとく、そこからは順調に巻上げてきたのですが、残り30mの最後の抵抗で針が外れてしまいました。残念。

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カツオは皆様順調に釣れていました!

船中3本のキハダが上がり、研修会としては良かったとおっしゃっていただき溜飲を下げることができました。

ご参加の皆様有難うございました。

季節は秋めいてきますが、まだまだ今後も期待できる相模湾のキハダ・カツオ釣り。

皆さんも是非チャレンジしてみては如何ですか?

成銀丸さん、山田真一社長、お世話になり有難うございました!

朝、港でお会いした「ユリちゃん」の結果はキャスティングさんHPに追ってアップされると思いますのでチェックしてみてください!

 

使用タックル

リール:シーボーグ800MJ

ロッド:マッドバイパー スティング185

ライン:UVFメガセンサー12ブレイドEX+Si 10号

ハリス:ディーフロン船ハリス16号、24号  (カツオ用16号×2m、キハダ用24号×8m)