アングラー:田渕 雅生


BLOG TOP 田渕 雅生の記事一覧
田渕 雅生さんの記事
2018.10.29

ゆるハギのつもりが熱くさせられ。。。

釣友にお誘いいただき、伊東のよしゆき丸さんのカワハギ仕立てに同船させていただきました!

よしゆき2

船長、ご無沙汰しておりました。 約5年振りに伺いました。

よしゆき7

よしゆき8

6時出船。伊東の街を海上から臨みながら川奈方面に南下。航程約20分でポイント到着です。

よしゆき6

よしゆき5

出船前に船長から、

①「このところバラシが多い」

②「ワイドフック系の針よりスピード系が良い」

③「デカハギばかりなので軸の太いパワー系が良い」

④「宙より弛ませが有利な傾向」

とアドバイスをいただき、選択した針はパワースピード7.5号とパワーフック5.0号

タックルは、オールマイティな釣り方に対応しやすい極鋭カワハギEX ZERO とエアドRT。

水深25m前後のポイントで釣り開始!

朝一の1投目、着底直後からカワハギが仕掛けの周りにまとわりついてくるのが分ります!!!

3~4回竿を上下させて一瞬止めて利きあげると、いきなり「ゴッゴッゴッ!」と鈍重な衝撃がロッドから手元に伝わってきました。

よしゆき4

針掛かりした直後の首振り~身体全体を使って針を外そうと全力で平打ち。竿がビビビビビッと叩かれるのは、この平打ちしている時ですね。

そして頭を上に上げると、それまでの必死の抵抗が嘘のように大人しくなります。こうなれば本命カワハギだと確信が持てますね!

サバフグやウマヅラだとずっと暴れっぱなしなんです。

大人しくなったら一気に高速で巻上げた方がかえってバレ難いです。 テンションを緩めると、また頭を下げ必死の抵抗をするからです。 カワハギが水面まできたら巻上げ速度を落とさず、一気に抜き上げます。

大型カワハギをバラす殆どが水面でです。 余程の小針、細ハリスを使わない限り、タモ入れを待っているより、カワハギが暴れる前に一気に抜きあげたほうが獲れる確立が高いですよ。

さて、朝の「モーニング・サービス」では、ちょい宙でバリバリあたってきましたが、それも僅か30分足らずで終了。

その後は「待ちの誘い???」的な釣法でした。

どういうことかと言うと、仕掛け着底後、フワフワっと誘いを入れ、その後マイナス1~2程度のテンションに抜重し、あたりを待つ。10秒前後待ってあたらなければ一旦底を切りやり直し。

よしゆき1

コッコッ!と明らかなカワハギのあたりにいつものタイミングで利き上げると、首を振るとこまではしっかりと重量感も感じながら手応えがあるのですが、竿先が一番上にいったところでフッと。。。。。。。ここでバレるかぁ~???って感じです。

仕掛けを弛ませた状態でしっかりとした本あたりの手応えを感じるまで待たないときちんと針掛かりさせられませんでした。。。

ならばと吸い込みやすい小針に変えてみると、今度はカワハギの口に吸い込まれた感覚が手元に伝わってくるもののそのまま吐き出されてしまいフッキングしない。。。 アサリも付いたまま。。。相手がデカイ証拠ですね。

また大きめの針に戻すと、次第にフッキング率が上がってきました。

よしゆき3

12時ジャストの沖上がりまでこまめに流し替えてくれる度にポツポツと釣れました。

特大こそ居ない(私には釣れなかっただけです)ものの、平均して良型揃いで29枚の釣果でした。

朝の船長のアドバイスのお陰です!

よしゆき丸船長、お世話になりました!