アマダイ&ティップラン 贅沢仕立リレー船!
11月17日(金)に なんとも豪華な「アマダイ&ティップラン」で長井港 龍義丸さんから仲良しメンバーにて仕立リレー船を楽しんで参りました!
この日は6時に集合ということで4時前に自宅を出発、途中コンビニと餌屋さんにピットインして6時前に現場入りです。
この時期はホントに明るくなるのが遅いですね、出船前でも薄暗くてまだまだこんな感じ、明るくなって出船という感じでした。
仕立てということで船席じゃんけん、幸先よく勝利し左舷艫に席を構えました。
さてちゃちゃっと着替え、積み込みを済ませて早速アマダイに向かいます!
まずはアマダイのタックルのご紹介!
→唯一無二のギア調子、負荷に応じて8:2~6:4まで自在に調子を替えるロッドです!
アマダイは操作性とやり取りの柔軟さの両方が求められますが、この竿はその相反する機能を叶えてくれるロッドですね!
この後でストーリーで出てきますが、今回のMVPロッドです!
→GEARより更に軽量なGAMEシリーズ。
今回はライトでの釣りでしたのでこちらでも余裕の対応でした!
SMTで感度もよく、アマダイのような探り系の釣りからライトなコマセ系まで何でも1本で対応可能です!
シャクリ釣りならこういったライトなタックルがオススメです!
今回わたしはMHを使用しましたが、個人的にはMでも十分な気がします。
→ アマダイといえば100m近い水深でもやりますが、シーボーグのおかげで大変楽をさせていただきましたw
いくらライトアマダイとはいえ、やっぱりハンドル150回近く巻くのは辛いですし、200番クラスのライトさであれば感度面も十分通用します!
ってかもう電動じゃないと嫌です!!www
→ロングターミナル搭載で1台を2人で使用、通称「ラブラブ使い」も可能ですよ!
今回はタックル2本出ししましたが、1本の11000から電源を使用しました。
ちなみに200クラス2台で1日使用してもランプは一ヶ減るだけ、さすがの大容量ですね!
写真みたいに端子にコードを掛けると、不意なコードはずれを防止できて便利ですよ!
さて、港を出港して30分ほどでポイントに到着です。
水深は80mほど、今回は仕立てということで贅沢に2本出しでの釣りとなります!
ライトな極鋭ゲーム73は手持ちメインのシャクリ釣り、誘って掛ける釣りがメインです!
シャクリ釣りとは錘を底から50センチ~1mきって、10~15回錘が跳ねない程度にしっかりと早いペースでシャクリ続けます。
その後数秒ステイしてアタリがなければ底を取り直し、その繰り返しですね。
違和感があれば即アワセ、攻めの釣りです!
対して極鋭ギアは置き竿メインで、どしっと大型狙いです!
誘わないほうが食うときもあるので、こちらはあえて置き竿メインです。
底から錘を1~1.5mきって、ホルダーにドン!のらくらく釣法ですねw
たまにタナを取り直すことは忘れずに!
電動のタイマーで10分程度で餌チェック&仕掛けの入れ替えです。
1流し、2流しと全員にアタリがありませんでしたが、3流し目に私のシャクリ釣りに待望のアタリ!
しゃくっている最中にひったくるような魚信を感じました!
しっかりと乗せるようにあわせ、ドラグを効かせながらアマダイ特有の三段引きを楽しみます!
上がってきたのは35センチほどのまぁまぁサイズ、船中1匹目にメンバーの士気も高まりましたw
その後他のメンバーにもアマダイのアタリが続きます!
自身1匹目のシャクリ釣りをメンバーに伝授、それまでなかったアタリが増えて皆さん驚かれていました!
今日はたまたま誘い系の釣りがよかっただけかもしれませんがwww
アマダイの平均サイズも良く、みんなホクホク顔ですね!
入れ食いとはなりませんが、どの流しも良型中心に誰かしらにアタリが出るようなイメージでした!
ゲストも定番のイトヨリ、オニカサゴ、アカボラなど多彩で船上はにぎやかです!
こらー、そんな横着な釣り方してるやつは誰だ!!!www
それでもアマダイゲット、やりますねw
そしてドラマは突然に!
極鋭ゲーム73で必死に誘っていると置き竿の極鋭ギアがマダイのコマセ釣りのアタリのように突き刺さっています!!
急いで竿を持ち替えてアワセ、やり取り開始です!
大型を確信したのでドラグを緩めてやり取りしましたが、とはいえドラグを滑らせる引きにドキドキしっぱなし、船長も横でタモ入れの準備をして待ってくれています。
アマダイっぽい引きですが、あまりに良くひくので「サメかなぁ?」なんて話ながら上げてくると超大型のアマダイ!!!
いっぱつでタモ入れ成功し、計測してみるとなんと「53cm」!!!
一気に自己記録を10cm以上更新してしまいましたw
置き竿のためがっつり飲み込んでいるかと思いましたが、まさに皮一枚 汗
ATDドラグに助けてもらった感満載でしたし、ゆっくりやり取りしてよかったです!
結局こういった大型は殺気のない置き竿に来るんですよねw
記録と記憶に残る最高のアマダイを釣ることができて大満足となりました!!
アマダイは大・大・大満足ということで、ティップランのポイントへ移動です!
ポイントは港前、港まで10分という距離でしょうか。
ティップランは私が大好きな釣りの一つで、あの穂先に出るアタリは本当にたまりません!
イカメタルやマルイカ同様、メタルトップ中毒系の釣りですねw
ティップランは以下のタックルです!
ロッド : エメラルダスAGS 511M-SMT BOAT
→ マルイカ同様、短い竿が活きる釣りですね!
やっぱりSMTのロッドがオススメです!
リール : EXIST 2506PE-H
→ テンヤマダイで使用しているリールを流用、ラインだけティップラン用のスプールに交換です!
ライン : UVF EMERALDAS 6Braid+Si 0.5号-210m
リーダー : エメラルダスリーダー エクストリーム 2.25号-2ヒロ
シンカー : 仮面シンカーボート 10~30g
→ 今年発売のティップラン用のエギです!
ティップランの釣りの自身の理論はそれほど難しくありません!
大切なのは
- エギウエイトの適正化
- きちんとしたステイ
- アタリに気付くこと
エギのウエイトは風、潮、船の大きさなどで変化するスピードに対応するために細かく調整します。
軽すぎると底立ちが分かりにくくなりNG、重すぎるとステイ時にきれいな姿勢で水平移動できません!
仮面シンカーをうまく使って細かく調整するとGOODです!
三重のティップランの神様である住澤テスターは仮面シンカーのカラーでもアピールが変わるとおっしゃっていましたよー
きちんとしたステイはアタリを貰うためにもっとも必要と考えます!
ステイといっても船が移動するため、要はエギをいかにきれいに水平方向に移動させることができるか、ということです。
穂先をしっかりと安定させ、きれいにエギを動かすことでアオリイカが違和感なくエギを抱いてくれます。
シャクる方ばかりに気をとられがちですが、私はステイの方が大切だと考えています!
そしてアタリに気付くこと関してはマルイカと一緒ですね。
もちろん的確なタイミングでアワセを入れないと乗らない、または乗ってもバレてしまいます。
- 穂先がもどるアタリ
- 穂先が引かれるアタリ
- 穂先が震えるアタリ
がアタリの代表例でしょうか。
ステイ時は息をするのも忘れるくらい集中しましょう!
下の写真はもちろん息してません!(ウソですwww)
さて、ここまで長々と薀蓄を垂れてきましたが、釣果の方は聞かないでくださいwww
おまけとはいえ1時間以上は竿を出しましたが、潮と風が逆で船が流れないティップランに不向きな一日となってしまいました 汗
それでも800gを最大に船中数杯はあがりましたので、実力不足感は否めませんw
ティップランは次回に課題が残る釣行となりましたが、それでもドキドキ楽しむことができました!
その後港に戻り片付け、船宿のおかみさんのトークショーと軽食でほっこりして帰路に着きました!
もちろん帰ってからはアマダイのフルコース!
刺身、昆布締め、湯引き、松かさ揚げ、一夜干しなど、どれも美味しすぎてあっという間に数匹のアマダイがなくなってしまいましたwww
アマダイ釣り、この食味があるからまた行きたくなっちゃうんですよねw
さて、先ほど投稿画面を見て気付きましたが早いものでこの船最前線での自身のブログ投稿が50回を越えていました!
私がこの船最前線ブログに初めて投稿させて頂いたのが2016年10月末ということで計算すると7.7日に一回投降している計算になります!
要は週に1回船釣りに行っている計算になるんですよねw
そう思うと恐ろしくも、ありがたい数字だな、と改めて感じました!
今後も祈念すべき100回、その先に向けて皆様に船釣りの楽しさを伝えていければと思っていますので、宜しくお願い致します!