アングラー:西村 豪太


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2017.8.22

大阪湾テンヤタチウオ 夏の複雑な潮を攻略!

盆休みを利用して関西に帰省中の8/16(木)、盆休みは家族サービスのつもりががまんできずにテンヤタチウオに行ってきました!

毎度おなじみ泉佐野 上丸さんで、メンバーは同じく帰省中の宮澤師匠と田渕さんです!

ほかにも西野さんをはじめ、仲良くしていただいているメンバーも多数ご一緒させていただきました!

もちろんタチウオフリークの皆さん、慣れたものでサクサクと準備を済ませ、定刻には出航、一路ポイントに向かいます!

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まず向かったポイントは神戸方面、今シーズン初期から釣れているポイントですね。

水深70mほどで釣りスタートです!

 

さて早速この日のタックル!

ロッド : 極鋭タチウオテンヤSP170AGS

+ SLPワークス ロングフォアナットレッド

 

リール : シーボーグ200J-L

 

バッテリー : スーパーリチウム11000

 

道糸 : メガセンサー12ブレイド 2号-300m

 

リーダー : Dフロン船ハリス 8号-1ヒロ

 

テンヤ : 快適船タチウオテンヤSS 40号

 

【快適船タチウオテンヤSSの詳しい解説はこちら】

 

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まずはセオリー通り底から20mを「ジャーク&スロー釣法」で探っていきます。

大きなアタリはできませんが、底から10m前後でサワリや気配は感じます。

1匹目がなかなか取れずに悩みましたが、1時間ほどたって「本アタリ」でやっとこさゲットです!

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さて上記した本アタリ、テンヤタチウオ釣りの「本アタリ」とは何なのか?

私は大きく分けて3つあると考えており、以下の通りです。

 

①穂先が持ち上がる(跳ね上がる) = 食い上げアタリ

⇒これはタチウオがテンヤにバイトし、勢い余ってテンヤを持ち上げている状態だと考えています。

当然、テンヤを持ち上げるほど深くバイトしているためフッキング率が高いですね!

ちなみに私は一番このアタリが好きです!!

 

②穂先が入ったままになる = 押さえ込むアタリ

⇒これはタチウオがテンヤにバイトし、そのまま食っている、または針先やイワシを巻いた針金が引っかかってい状態だと考えています。

いずれの状態でもタチウオと針先が近い状況、または既に針先が掛かっている状況ですので即あわせですね。

一般的なアタリとしてもっとも分かりやすいアタリかもしれません。

 

③穂先が止まる、または震える = 居食いアタリ

⇒これはタチウオがテンヤにバイトし、テンヤの動きについてきている状態、つまり居食いしている状況だと考えています。

ステイや一定速度での巻き中に起こりやすく、また凪の日ほど起きやすいですね。

じつはこのアタリが一番気付きにくく、合わせられていない方が多いように考えています。

 

私はこの3つのアタリを感じると基本的には即合わせをしています。

逆にそれ以外のアタリはがまんしていますよ。

(そのまま待つか、追い誘いをいれるかはその日のパターンによりますが)

とくに穂先が「チョン!」と一瞬叩くようなアタリでは合わせません。

 

というのもフッキングしなければ2度、3度とチャンスがあるタチウオも一度フッキングしてバラしてしまうと当然追ってこなくなります。

しっかりと掛ける=しっかりと取り込むことが釣果を伸ばすコツだと考えています。

 

そしてその「本アタリ」を判断できる竿が極鋭タチウオ テンヤSP170です!

特にSMT特有の居食いアタリの判別は秀逸で、メタル中毒間違いなしですよw

 

さて、1匹目から気を良くして同じパターンで2匹、3匹と数を伸ばしていきますが、だんだんと潮が早くなり夏特有の強烈な2枚潮になってきました。

おまつりも多く、底立ちもわかりにくくなっていきます。

ポイントを洲本方面に変わるとさらに潮は複雑になりました。

 

そこで底を釣るのではなく、タナを釣る作戦に変更!

釣り方もジャークは少なめで、電動スロー巻きメインで誘っていきます。

するとここから4連釣、しかも大型ばっかり!

まさにパターンにはまった楽しい釣りとなりました。

 

もちろん宮澤師匠、田渕さんも連続ヒット!

宮澤師匠、119cmのほぼほぼドラゴンをゲット!

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私も地合でダブルヒット!!

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田渕さんもよく釣ってましたね、く、黒いwww

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後半戦はまた潮が落ち着き、いつもの釣り方でタチウオを追加し、終了となりました。

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沖上がり後はいつものワイワイタイムで、楽しい時間を過ごし解散となりました。

同じ魚を同じ道具で狙うのに、毎回違った顔を見せてくれるこの釣りは本当に魅力的ですね!

次回のテンヤタチウオも直近に計画しているため今からワクワクが止まりません!

はやく次にいきたい!

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