タチウオKINGバトル 決勝大会に参戦!
12/11(日)に加太三邦丸にて行われた名光通信社主催のタチウオKINGバトル決勝大会に参戦してきました!
今回はその模様をお届けしたいと思います。
11/8にアップした準決勝参戦記でも触れましたが、そもそもタチウオキングバトルとはこんな大会です。
よければ前回の記事もご覧ください。
”前回のブログから引用”
この大阪湾タチウオKINGバトルはおおまかにいうと「大阪湾のテンヤタチウオNO1を決めよう」という大会です。
この大会は9月~11月に各船宿にて予選大会が行われ、各予選大会で1位(竿頭)のみの1名抜けという狭き門、
その狭き門を通過した腕利きのテンヤタチウオ師で準決勝、決勝大会が行われます。
関西の各船宿にて約50回の予選大会が行われますので、ざっくり計算しただけでも参加者600~700名規模の大会ですね!
以前より興味はありましたが、私は今年から参戦、はじめてのテンヤタチウオの大会となります。
そしてこの日、狭き門である予選、準決勝を抜けた24名/700名での決勝大会が開催されました。
当日は朝早くから熱気ムンムン!!
私は受付開始直前に三邦丸さんに到着しましたが、すでに皆さん着替えて戦闘体勢バッチリでした!
急いで私もこの日のために用意したNEWウェアに着替え、受付となります。
ちなみにこの日着用したDW3106ですが、生地が柔らかくめちゃくちゃ動きやすかったです!
いつもゴアテックスのウェアが多いですが、正直それ以外の生地も悪くないな と感じるウェアとなりましたね。
寒かったのもあるかもしれませんが、ぜんぜん蒸れないし一日快適に釣りを続けることができました!
今年の冬はこの青いウェアでブルーマンになりますw
早速受け付けからの抽選です!
(バナナが気になるw)
受付に行ってびっくり、なんとこの日の抽選は2回とのこと!
なぜ船座を決めるのに2回も抽選があるかというと、
- → 抽選の順番を決める抽選
- → 釣り座を決める抽選
当日聞いた時は「マジか!?」と思いましたが、まぁそれぐらい気合の入った厳正な大会だ!ということですね!
ちなみに抽選を決める抽選では20番!w
ほぼケツですねw
20番で抽選すると左舷トモ4番の席となりました・・・
まぁ、いわゆる、「胴の間」、です!!w
今年はホンマにクジ運が・・・ 泣
まぁ運も実力のうち、トモ4番でやるだけやりましょう!!と気持ちを切り替えました。
その後、定刻で伊丹さん、阪口さん、蒼井さんの進行で開会式となります。
前年優勝カップの返還や改めてのルール説明など手短に行われ、いざ出航です!
当日のタックルです!
感度NO1!で、今の私の釣りからこの竿はなしでは語れません!
私のこの躍進も腕じゃなく、この竿のおかげというウワサも・・・w
→ ロッド同様、ジョグパワーレバーができてテンヤタチウオの釣りは変わりましたね!
ちなみに手元を見ずに釣りをするなら断然ダブルハンドルがお勧めです!!
→ ホントは12ブレイドが使いたいけど、タチウオは高切れが多いし・・・
テンヤ : H社 タチウオ用テンヤ
ちなみにこの日は竿に一工夫!
極鋭タチウオをSLPワークスのロングフォアナットでカスタムしました!
おやおや、なかなかカッコイイじゃありませんか!!
ありがたいことに「船の上が極鋭だらけ」なんて日もありますが、このカスタムでちょっと背伸びができますw
見た目だけでなく、リールの脱着も大変楽になり、アルミパーツなのに非常に軽く、なかなか良くできたカスタムパーツですね!
私は極鋭カラーのブルーにしましたが、レッドもあるので、ぜひ人と差をつけたい!という人にはおススメです!
出船後約40分でエンジンがスローになり、戦場となるポイントに到着です。
ポイントは現在好調の洲本沖のポイント。
水深は60~90mが多く、船団もできておりタチウオの気配ムンムンといった様相!
おのずと選手は無口になり、スタートフィッシングとなりました!!
(すいません、ここからマジメに釣りをして写真がありません 汗)
伊丹さんのMCで一斉に釣り開始!
落としてすぐに桜井選手が1匹目を釣り、戦場が華やぎます。
私も落ち着いて、いつもの釣り方で釣りをスタート!
前情報から棚は底付近と考え、底から15~20mを狙います。
電動のスロー巻き(表示は2~3)にハーフピッチのジャークを組み合わせた釣り方です。
活性が高ければ
→ スロー巻きを早くする(表示4~5) または ジャークの回数を増やす+間隔を短くする
活性が低ければ
→ スロー巻きを遅くする(表示2で固定) または ジャーク回数を減らす+間隔を長くする
のパターンです。
当日は釣れている前評判に反して活性が低く、スローな展開に。
アタリがあっても食い込まない、かからない、バレる、となかなか苦しみ(楽しみ)ましたw
他の選手の皆様も同様で、バラシや掛け損ねが散見され、スローな展開になります。
9時の時点で中間発表がありました。
各選手にスタッフが釣果を聞いてまわります!
正直そこそこ上位かな、と内心思っていましたが。。。
伊丹さんのMCでアナウンスが
「トップの選手が11匹、平均6~7匹でしょうか。がんばってください!」
と入ります。
え、西村は何尾かって?
必死で釣りをしながらも6匹で馬群真っ只中でしたw
まぁトップとの差は5匹、終了の11時半までにまだまだ捲れる!!と信じ、後半戦に突入しました!
前半戦はややミヨシ流れだった船が、後半はややトモ流れになったように感じ、胴の間ながらトモ寄りの私はチャンスとなります。
徐々に活性も上がってきて、船上がにぎやかになってきました!!
私も相変わらずバラシが目立ちながらも、数を重ねていきます。
途中大きな締め込みとともに107cmの大型も釣ることができました。
大会特有の緊張感が船を包み、団子状態の釣果に1匹1匹一喜一憂、しびれながらの釣りができました!
この緊張感と高揚感が大会の最大の楽しみですよね!
最終的に数も分からないまま、11時半を迎えストップフィッシング、帰港となりました。
その後も不正が行われないようにクーラーにガムテープを張る、審判員がクーラーを検量まで運ぶなど、決勝大会特有の雰囲気を楽しませていただきました。
大会が終われば選手の皆様と談笑、あーでもない、こーでもないと私も含め選手の皆様、反省ばかりでしたねw
お互いの健闘を称え合います!
陸上がり後は本部前で1名ずつ検量していきます。
私は19匹、最大は107cmでした!
他の選手も順番に呼ばれ検量、結果発表と表彰式となりました。
結果からいうと、残念ながら私は 「4位」 という結果に終わりました。
正直、今の自分のテンヤタチウオの実力を思えば出来過ぎかな、とも思いますが、もっとできたのでは、という気持ちにもなりました。
優勝は23匹の河崎選手、おめでとうございます!!
2位~6位は同数や1匹差としびれる内容でした!
それでもあと1匹足りなかった私はまだまだだな、一から出直しだな、と強く感じる大会となるとともに、
今後もテンヤタチウオに向き合っていこうと思える大会となりました。
最後になりましたが、予選準決勝を含めこの大会に参加された選手の皆様、船宿様、主催されました名光通信社の皆様、このすばらしい大会をありがとうござました!
またこの大会を通して知り合うことのできた皆様、ありがとうございました!
特に、この大会委員長でもある可児さんには「お疲れ様でした」と頭が下がります!
本当にありがとうございました!
「タチウオKINGバトル」は、またチャンスがあればこの決勝大会に出たい!と思えるすばらしい大会です!
大の大人が真剣に取り組める大会だと思います。
きっと来年も開催されるこの大会、機会があればぜひ出場されてみてはいかがでしょうか。
(もちろんタックルは「ダイワ!」で) ← ここ重要!
夢中になること間違いなしですよ!!!