アングラー:西村 豪太


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2016.10.24

明石 第五回カワハギGP決勝戦

10月22日(土)に明石は丸松乗合船様で行われた第五回カワハギグランプリ 決勝戦に参戦してきましたので、その模様をお届けしたいと思います!

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先日のザフィッシングでも放送されて今話題の関西のカワハギ!

実は関西のカワハギエリアでは大きく2つに分けることができます。

1つは和歌山エリア(加太や栖原)で、ダイワカワハギオープンをはじめ各社メーカーの大会もよく行われるエリアです。

特徴としては大型の魚が多く、20~50メートルと深場がメインとなり、秋~春までと釣期が長いエリアです。

わりと素直なカワハギが多いイメージで、オーソドックスなカワハギ釣りが楽しめるエリアです。

 

もう1つは今回の大会会場でもある兵庫(明石)エリアです。

特徴としてはワッペンサイズが多く、水深も10~20メートルと浅場がメインフィールドとなります。

釣期は9~11月とさほど長くありませんが、時には100匹オーバーが船中何人も出るような爆発力を秘めたエリアとなります!

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昨年は厳しい模様だった明石エリアですが、今期はワッペンが主体ながらも釣果が良く、多くのカワハギフリークがこの丸松乗合船に通っています!

私も10月9日(日)に行われた予選から参加させて頂きましたが、スピードの早いカワハギにいじめられ、テクニカルなカワハギを堪能させていただきましたw

第五回明石カワハギGPはそんな楽しく、そして難しい2日間の予選を通過した16名で行われます!

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当日のタックルは以下のとおり

ロッド:極鋭カワハギ レッドチューン AGS ボトム

リール:スパルタンRT TW 100SH-L

幹糸:快適カワハギMV幹糸仕掛け 3本針 3号

フック:D-MAXカワハギ糸付き徳用SS ワイドフック4.5

         同         スピード7.0

 

竿は名前のとおり底釣りを意識したボトムを選択。

私の釣りは底でのテンションのゆるい釣りがメインとなるため、柔らかめの竿が中心となります。

底だけを意識すればSFなど、更に柔らかい竿もアリですが、明石エリアの特徴として潮が早く重いといった特徴があります。

時に潮が走れば底で釣りができないほどの潮となるため、ある程度宙の選択肢を残せるボトムとしました。

リールは新製品のスパルタンRT TW!

ダイワだけのTウィングがついた新製品のリールです。

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針は一番錘側(下側)をワイドフック、一番上側をスピードで、真ん中は状況を見ながらどちらかを選んでいきました。

(結果的にはスピードが多かったです)

ワイドフックの狙いは”針全体=針”ではなく、”針の先端=針”として考え、ワッペン対策の選択です。

そのため敢えて大きめ4.5号を選択!

イメージとしては千葉 勝山のワッペン対策のイメージですねw

 

スピードは常に自分の釣りの中心にある針で、特に一番上はどんな時でもスピード系の針がついています。

詳しい理由はこの理由はまた今度のネタにw

ワッペンに的を絞りサイズは7.0としました。

(予備的に7.5も)

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当日は関西カワハギ大会の上位常連の方ばかりで、和気藹々とした雰囲気で抽選となりました。

皆さんと楽しいカワハギ談義に夢中になっている内に他の15名の受付が終わっており、まさかの残り福「左舷ミヨシ」の船座となりました!

座席に着くとミヨシは知っている顔ばかり・・・w

このメンバーではカワハギの取り合い必死だな、と覚悟しましたw

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明石海峡大橋を横目に船は走り、6:45分にはスタートフィッシング。

序盤から小型の猛攻に船のあちこちから「掛けれへん!」「つんつるてんや~!」と悲鳴が聞こえてきますw

(とはいえ、皆さんアタリだらけで楽しそう!)

 

そんな私も類に漏れずでした・・・w

高速ワッペンに手が合わず、気配やアタリは感じるもののなかなか数を伸ばすことができません。

時には宙ですら完全につんつるてんの状態にw

それもそのはず、本日の主役のカワハギは10~15cm!

スピードの4号がほしくなるサイズでしたw(そんなものはありませんが)

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しかも難しいのはたまに20~23cmのいい型のカワハギが混じります。

(実際私も相当数の針をのばされました 泣)

なんと最大は26cm、肝パンの大型も上がっていました!

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そんな中でも釣る人は釣っており、トップの選手とはじわじわ離されていき差をつめることができません。

得意の底釣りではつんつるてん、なれない宙釣りでは手は合わない・・・

12時のストップフィッシングまで、終始そんな1日になってしまいました 泣

 

そんな中でも数を拾えたのはやはり得意とする”キャストからのテンションフォール”でした!

小型主体のスピードのあるカワハギを追わせて追わせて、テンション抜きの短いステイで掛ける、そんな釣りだったように思います。

この釣り方はエリア、時期を問わず自分の中核をなす釣り方で、ぜひ追って紹介していこうと思います。

(関西でもじわじわキャストフリーク増殖中!)

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そんな一日もあっという間に終了!

大会とはいえ、前述した通り和気藹々とした楽しい雰囲気の大会になりました。

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結果からお伝えすると、私は45枚でぎりぎり表彰台の3位!

決勝で3位なら上出来!!・・・ではありませんね!!

自分よりいっぱい釣っている人がいるということは、まだまだ技術が足りないといわざるを得ません!

これからも「楽しく真剣に」カワハギに取り組んでいこうと思える有意義な大会となりました!

(この日は悔し涙で枕を濡らしたことは秘密ですw)

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最後になりましたがこの大会を主催していただきました丸松乗合船様、予選や決勝に参加された選手の皆様、ありがとうございました!

何度も言いますが明石のカワハギは「テクニカルで最高!」です!!

シーズンは11月いっぱい、ぜひ一度足を運んでみてください!

悶絶間違いなしですよ!!

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