アングラー:宮澤 幸則


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2013.12.24

シーボーグ150Jで広がる電動ライトゲーム

2013年、今年やはり自分が一番よく使ったリールはもちろん『シーボーグ150JーDH』です。

■0.6〜1号200m→マルイカ、カワハギ、カットウ、ライトアマダイ、ライト系タチウオ 、東北カレイ、タイラバ…
■2号200m、3号150m→ライトヒラメ、真鯛、アマダイ、タチウオ、イナワラ、イサキなどコマセ五目
自分は2台を上記ターゲットに使い分けてます。

【開発秘話】
もともとダイワにはレオブリッツ150というリールがあったのだが、自分の中ではやはりそのリールの改善不満ポイントは軽さよりパワー不足にがあった。50
号以上のオモリやビシを使う釣りにはかなり回収に時間がかかるのでかったるさはいなめなかった。


企画開発当初から、このシーボーグ150Jのコンセプトメイク時、意見が別れた。
アンダー400gか、はたまた自重は460g据え置きで我慢しその代わり、巻き上げ力をレオブリッツ300のパワーに近づけるか?


二者択一の選択肢があったが私はもちろん迷わず上記理由により後者に一票入れさせていただき、できたのが今大人気の「シーボーグ150J」です。

そういう意味でいうとこの『シーボーグ150J』の使用範囲は「カワハギ」以上「ヤリイカ」未満の電動リールと言えます。

電動カワハギはシーズン通してカワハギ釣り全体からすると、そのメリットを出せるのはごく一時です。


【電動カワハギ】
■メリット
①水深30m以上、オモリも30号となると手巻きはしんどい・・・。回収が楽ちん
②電動ならではの「誘い」や「巻き合わせ」ができる。

③一気に巻き上げるとデカハギでも暴れないから意外な大物まですんなり獲れる。

■デメリット
①バッテリーが必要(・・・BM2300なら大抵1本でまずOKですが50枚以上の時は・・・。)

②電動だからもちろんリール自体は重く、手巻きリールが170gとドンドン軽量化される中、電動は高々400g台・・・。
手持ちで一日誘いを続けるカワハギ釣りではこの250gの自重差は手首、体力的にも実にしんどい。回収、巻き上げの楽さと、タックルが重くなることは疲労度合い・・・。難しいところです。

コードがやっぱりじゃまですね。

 

『シーボーグ150Jの電動カワハギのオススメポイント』

①ジョグダイヤルがパネルセンターにあり、クラッチONOFF→合わせ→巻き上げまでワンハンド操作可能

②電動の瞬動レスポンスが良いから、タイムラグ無くジョグ合わせができ、素早い巻き取りができる

③左巻きがある

④軽量ライトコードがある

⑤仕掛け回収が早いので手返し抜群

電動カワハギにメインターゲットを合わせてリールを選択するのか?いろんな釣り物に幅広く快適に使える電動リールを選択するのか?悩みどころですね。