アングラー:前田 俊


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2017.8.13

2017マルイカ攻略のキモ 仕掛け操作編 早潮対策

2017マルイカ攻略のキモ 仕掛け操作編 その② 早潮対策

 

早潮、二枚潮(三枚潮)でPEや仕掛けが潮を受けることでアタリが出せなくなることがあります。

潮受け

★潮に引っ張られて仕掛けにテンションがかかり、ゼロテンション(抱かせの間)が作れない。

★誘いのアクションを入れても潮に引っ張られて仕掛けが動かない(意図したアクションが演出できない)

★魚探の範囲を外れてしまう。 などが考えられます。

対策としては、なるだけ潮受けしないように抵抗を減らす。

オモリを重くして糸が立つように試みる。 などがあげられます。 (細いPEは潮抵抗を軽減できるので有利ですが、耐久性に課題がありますね)

 

以下、早潮対策として私がフィールドで取り入れているアイディアです。

テンションフォールでなるだけ糸が立つよう心がける。

※ツノ数を減らす(潮受け抵抗を軽減)

※仕掛けの幹糸を細くする。

※メタルスッテを使用する。

※なるべく潮上へ投入。

※オモリを重くする。

※細いPE、細いハリスの使用。

 

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メタルスッテはミッドスッテ45SZ、43SZを使用し、一瞬のゼロテンション=抱かせの間を演出できるようにしています。

一番上につける方が多いですが、私は真ん中に入れたり下から2番目に入れたりして、仕掛け全体の動きが出せるように工夫しています。

ポイントは、仕掛けを操作した時に、重い「もっさもっさ感」が無いように調整し、「スッ、ス~ッ」っと軽い感触になるよう心がけています。

「もっさもっさ感」が有るときは糸が潮に引っ張られることで、仕掛けが思うように動いていないのではないかと考えています。

ミッドスッテ45SZ、43SZが、入手できないときはワンタッチシンカーなどを使っても良いですね。

 

「もっさもっさ感」の調整は、カワハギのシンカーの釣り、集寄の釣りと共通する部分でもあります。