アングラー:石塚 広行


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2019.8.28

夏休み釣行!石廊崎スルメに銭州カンパチ

夏休み釣行!まずは8月14日石廊崎スルメイカ釣り!

この日は台風の影響でウネリは有りますが、出船可能との確認が取れ集合時間の3時30分に間に合う様に深夜に自宅を出発。西伊豆土肥港を目指します。予定通り3時30分前に港に到着しクーラーボックスに氷を入れて船へ!第18とび島丸さん鈴木健司船長の操船で船はゆっくり石廊崎へ向かいます。外はムシムシ暑いですがベッドルームはクーラーで涼しい!毎回思うのですが、隅々まで掃除が出来ていてシーツカバー 枕カバーなど全て綺麗で室内もピカピカです。勿論、嫌な臭いなど全くありません!

今回もポイントまで快適に寝かせて頂きました。ポイントに近づくとアナウンスで起こしてくれるので寝過ごす事は無いと思います。

ポイントに入り健司船長は念入りに反応を探してくれていますが中々反応が出ない様です。浅場から深場をスローで反応を探してくれて9時30分投入!1投目にスルメ8点掛け。この日の石廊崎スルメは朝寝坊?その後は投入する度にスルメが上がって来ます。船上干し作ったり イカ釣りしたりと忙しくなって来ました(笑)

速い潮も止まって連続で釣りが出来る状態もあり水深280メートルから多点掛け!前回の石廊崎スルメイカ釣りでも余裕のパワーと巻き上げ力を見せてくれたシーボーグ500MJ、今回は前回以上の過酷な条件でも余裕で多点掛け重量級スルメイカを巻き上げてくれます。スルメイカ釣りの際、良く聞く話しですがスルメイカの多点掛けをして深場から電動リールを巻くと途中でリールのブレーカーが作動してしまい手巻きで巻きました!と、聞きますが!シーボーグ500MJは、モーターが出す熱を常に放出してくれています。モーターを包むアルミハウジングは素晴らしい構造だといつも実感しています。反応も海底から盛り上がる高い反応が出て今回一緒に釣行したダイワSFA大島君もバリバリ掛けています。

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スルメイカ釣りは、ロッドの強度も調子も重要でしっかり誘いが出来て多点掛けした際はかなりの重さがロッドに掛かり、また乗り渋りの際は繊細な当たりを掛けないと行けません。

アナリスターイカ直結H155は、ビックリするほどリーズナブルな価格ですが強度も調子もスルメイカ釣りにはマッチするオススメの1本です。

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後半は、潮が速くなってしまいオマツリで上がって来るスルメイカは少なくなってしまいましたが船上干しも出来て、生のスルメイカもキープ出来て13時に納竿!シャワールームでさっぱりシャワーを浴び帰港まで熟睡しました。

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この日の使用タックル

リール シーボーグ500MJ

道糸  メガセンサー12ブレイド4号

ロッド アナリスターイカ直結H155

ツノ  MD.スティック18センチ

オモリ 180~200号

そして後日8月17日今期絶好調の銭州カンパチ狙いへ!この日は、11号とび島丸 鈴木忠文船長の船は1泊遠征へ銭州 イナンバ 銭州と釣行の為を自分は日帰りで18号とび島丸健司船長の船で銭州へ!台風が通過し吹き返しの風がそよそよ吹く中、銭州へ向けて出船!銭州に到着するまではちょっと揺れましたが、いつも通りよく寝れました(笑)

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6時45分銭州到着!まずは、餌のムロアジを専用サビキで釣ります。

ムロアジタックルは、リーディングスリルゲームMH73-195 リールはシーボーグ200J ムロアジ専用サビキを使用

海面でムロアジがバリバリ釣れます。実は、このムロアジ釣りをしっかり釣らないと泳がせる餌が無くなり!7時の泳がせ開始時間までにムロアジを30匹近く釣って餌はバッチリ確保出来ました。

はい!泳がせ餌付けて!と健司船長

7時だ!入れてとワクワクの1投目!トモよりのお客さんにヒット!またヒット!あれ?当たらない(笑)朝一の地合逃してしまった!

銭州ネープルス(島周り)では、自分はカンパチに出逢えず、ダルマへ移動!はい!餌付けて!水深は比較的浅めです。今回一緒に行ったS君に待望の当たりが到来し見事ゲット!

餌のムロアジは沢山確保出来ているので、常に元気いっぱいのムロアジを泳がせます。9時過ぎいよいよ自分にも当たりが来ました。しっかり食わせるタイミングを与えて引き込み様な当たりが来たら思いっ切りアワセます。ふわっと!アワセのでは無くガツンと!泳がせ釣りのベテランさん達のアワセはいつも勉強させて頂いています。ガツンとしっかりアワセないとバレます!

しっかりアワセを入れたら、魚の強い引きに負けず一生懸命海底から10メートル巻きます!なぜ?海底は起伏の激しい岩礁地帯です!10メートル巻けば鋭い根からハリス切れは防げます。そうです!リールのドラグの設定もガチガチまで締め込んで道糸が出されない様にします。大型な魚程、強烈な引きになりますが頑張って巻きましょうね!

海底から10メートル巻いたら、ドラグ設定を少し緩めて口切れを防止します。特に電動リールでのやり取りは注意が必要です。電動リールは巻き上げ力も強くどなたでも扱えるリールですが釣り人が操作してあげないと常に巻き続けます!10メートル巻いたらドラグを少し緩めてやり取りしましょうね。

この日は泳がせタックルを2セット準備し銭州カンパチ釣行を楽しもうと心に決め望みました。

普段は、電動リールをメインで楽しんでましたが手巻きリールでカンパチを釣りたいと!

シーボーグ800Jマッドバイパーファング170の電動泳がせタックル

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シーラインLD50ⅡSPゴウインブルGS HH175.Yの手巻き泳がせタックル

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スタート時は、電動泳がせタックルで価値有る1本を釣らせて頂いた。そして、次の流しも電動泳がせタックルで2本目のカンパチゲット!

ムロアジは、鼻掛け 背掛け 上顎掛けと様々有りますが、ムロアジを弱ませない様に針を刺す事が大事です。

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ヨシ!手巻きでやってみようとタックルチェンジ!

釣り方は電動リールの時でも同じです。素早い餌付け ムロアジを弱らせない餌付け 合図後の素早い投入!

オモリが着底したらオモリを置いてムロアジの動きを確認してカンパチはこの瞬間が多い様な気がします。

前当たりか無ければ、リールのハンドルをゆっくり巻いて棚を探って当たりをみます!

手巻き泳がせタックルにチェンジ直ぐに当たりが来ました!アワセは綺麗に入りカンパチの強い引きが来ます。ドラグはガチ締めでロッドグリップを左手で包み込む様に持ちポンピングをしてシーラインLD50のハンドルを巻きます。オマツリもせず良型カンパチが上がって来ました。手巻きリールで釣り上げた価値有る1本です!

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今が地合だと感じ取り、直ぐさま餌を付けて投入!

しっかり手巻きリールを覚えなさいとカンパチが言っているかの様にカンパチが釣れて釣れ続きます。手巻きリールでカンパチ5本 電動リールでカンパチ2本と今回の銭州カンパチは色々な事を学ばせてくれた価値有るカンパチでした。ツムブリも当たり楽しい釣行でした。

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土肥港『とび島丸』さん 鈴木健司船長 高山さんスタッフの皆さん 同船した皆さんありがとうございました。

次回も価値有る1本を求めて釣行予定です。

石廊崎スルメイカも銭洲カンパチも依然好調です。皆さんも是非釣行してみて下さい。